雨漏りを発見した際に「どのくらい費用がかかるのか。」「保険は適応になるのか。」「どの業者に頼むのが正解なのか。」と、不安な要素がたくさんあります。中には自分で直せるのでは？と思っている方も少なく内容ですが、雨漏りの原因によって原因の箇所は様々です。

　屋根、外壁、水回りなど原因によって直し方も違えば、費用感も変わってきます。今回は原因別に、雨漏りの修理にどのくらいかかるのか、雨漏り修理費用についてまとめてお伝えします。

①屋根,天井の雨漏り修理費用

・屋根の雨漏り修理費用：~60万円

・天井の雨漏り修理費用：10~20万円

屋根からの雨漏りに関しては色々な原因が考えられるので、一概にこの金額の範囲内に収まるとは言えません。多くはこの金額になりますが、室内に天井の補修に関しての金額は差が広がることが多いです。雨漏りしたのが和室であれば和室用の天井を張り替える費用がかかります。雨漏りした部屋が洋室であれば、壁紙の貼替で大丈夫な場合もありますので、金額は少しで収まる場合もあります。

②外壁の雨漏り修理費用

・外壁の雨漏り修理費用：~200万円

外壁からの雨漏りの多くはひび割れ、シーリングの割れが原因になることが多いです。ひび割れが少しであれば、少しの補修で完了します。しかし、ひび割れが大きくなると外壁に足場を組んで、左官(コンクリート)による補修を行う必要が出てきます。修理の幅がかなり広いので、内容によって金額の差も大きくなります。

③バルコニーの雨漏り修理費用

・バルコニーの雨漏り修理費用：~30万円

バルコニーの雨漏りの多くは、バルコニー防水に原因があります。防水の仕様にもよりますが、基本的に防水工事をしてから15年ほどたつと防水の効果はほとんど切れています。外壁塗装の際に、バルコニーの防水施工も一緒に考えた方がいいかなと思います。雨漏りしてしまった際には、すぐバルコニーの防水のみでも行ってください。

④窓サッシ・天窓等の雨漏り修理費用

・窓サッシの雨漏り修理費用：~60万円

窓サッシ、天窓からの雨漏りもかなり多い原因の1つです。サッシ関係からの雨漏りのほとんどは、シーリング剤の効果が切れていることからきます。2階サッシが原因の場合は、足場を組んでの作業が必要になることが多いです。本当に小部分であれば、はしごのみでの作業も可能ですが、多くの場合は足場が必要になります。

雨漏り業者の見分け方も併せて確認

雨漏り修理の業者を選ぶ際の見分け方を知っておくことは大切です。

業者の中にはしっかりとした修理をしてくれないとこなどもございます。

こちらの記事で業者の見分け方について解説していますので、是非確認してみて下さい。

選んではいけない雨漏り修理業者の見分け方

まとめ

　雨漏りは原因によって、修理の費用が大きく変わってきます。屋根や2階部分からの雨漏りの場合は、修理の際に足場が必要になるかと思います。はしごでできる範囲は限られていますので、雨漏り専門業者に確認してください。

　全部はしごで直しますよ、という直し方では完全に雨漏りを防げないこともありますので、費用はかかりますが、足場が必要な際には必ず準備してもらうようにしてください。

ホームテックワンでは、雨漏りの点検や修理の作業、お見積りを承っております。”雨漏りの修理をお考えでしたらコチラ“をご覧ください。