窓や天井から雨漏りが!応急処置の方法や修理業者の選び方とは
2024年11月20日更新
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みなさんこんにちは!
東京都世田谷区・中野区の雨漏り修理・外壁塗装専門店のホームテックワンです。
「家の中にいるのにどこからか雨が降ってくる…。」
「室内なのに水たまりができてしまい危険だ…。」
ただでさえ雨漏りが起こると驚きますが、実は原因となる場所の特定が難しいトラブルでもあります。
そんな時に重要なのは、被害が大きくならないようにするための応急処置や、実際に修理工事を依頼する業者選びなんです。
そこで本記事では、突然の雨漏りトラブルに賢く対処するためのポイントについて解説いたします!
一体どこから?!雨漏りの原因となる場所とは
雨漏りの原因は大きく2つ。
・窓周辺が原因
・天井周辺が原因
雨漏りというと真っ先に天井を想像する方もいらっしゃることかと思いますが、実は天井だけが雨漏りの原因となるわけではありません。
そこでここでは、雨漏りの原因となりやすい場所をご紹介します。
窓周辺から起こる雨漏り
・窓近くの屋根
・窓の上部にある換気扇や配管
・窓サッシの施工ミスや劣化
・窓枠外に使用するシーリングの劣化
・外壁のひびや破損
※シーリングとは…建物の外壁のつなぎ目や外壁と窓サッシの隙間に使用する樹脂由来の接着剤のこと
窓の近くから雨漏りが確認できるケースでは、上記の場所をご確認ください。
この中で特に雨漏りの原因となりやすいのは、窓枠外に使用するシーリングの劣化です。
シーリングと言われても「どれのこと?」と感じる方もいらっしゃることと思います。
実は、シーリングは知らない間に視界に入っている箇所なんです。
まず、窓周辺からの雨漏れの確認のためにはベランダやバルコニーに出てみましょう。
たとえばベランダにつながる窓の場合、外から窓を見た際、壁との隙間をご確認ください。
実際に触ってみると、壁の素材とも窓サッシの素材とも異なる、少し柔らかい弾力のある素材に触れることと思いますが、それがシーリングです。
このシーリングが雨や日光により経年劣化すると、窓と壁の間に隙間が出来てしまい、隙間から雨が侵入してしまうことがあります。
そう、ここで起こるのがシーリングの劣化による窓周辺からの雨漏りということですね。
その他にも、窓の近くにある外壁にひびが入ることで、ご自宅が雨漏れを起こすことも考えられます。
そのため、窓付近からの雨漏れがある場合は、一度外から様子を確認することで、どこから雨漏れが起きているかを確認することができます。
天井から起こる雨漏り
・屋上が防水機能を果たしていない
・屋根材が劣化している
・天窓のシーリングが劣化している
天井から雨漏りが起こる場合、屋根や屋上が原因となっているケースがあります。
この時注意が必要なのは、無理に屋根を確認しようとしないことです。
屋根の確認は修繕工事のプロである業者スタッフであっても、充分な注意が必要な場所となります。
万が一の場合は大きな事故につながることもあるため、ご自身の判断で屋根に上ることや、長い脚立などを使用して確認することはおすすめしません。
屋根が原因となっている場合には、必ず専門の業者にご依頼いただくようお願いいたします。
また、屋根の他に考えられる雨漏れの原因は、屋上の防水機能低下によるものです。
こちらも天井からの雨漏れの原因としてよくある事例となります。
屋上には排水ドレンと呼ばれる雨の通り道がありますが、この排水ドレンが落ち葉や埃により詰まりを起こしてしまうとご自宅の雨漏れに繋がるケースがあります。
もしも排水ドレンの詰まりが原因で雨漏れを起こしている場合、高圧洗浄などを使用した清掃により雨漏れのもとを改善することできます。
また、排水ドレンの詰まりではなく、防水機能そのものを見直す必要があるケースも存在します。
防水機能を施すための工事を行なう場合、ウレタン防水やFRP防水、シート防水やアスファルト防水といった工事を行ないます。
このように、天井からの雨漏れでも原因はひとつとは限りません。
該当となる場所を特定する際は、安全に充分配慮したうえでご確認ください。
エリア別 | 修理までをしのぐ雨漏りの応急処置
雨漏りの原因となる場所により、応急処置の方法は異なります。
ここでは、雨漏りに対する応急処置をエリア別にご紹介します。
窓のサッシから雨漏りが起きた際の応急処置
・雑巾を置いて水を拭き取る
・防水テープを使用する
・防水シートを使用する
まず初めにお試しいただきたいのは、窓枠など雨が落ちてくる場所に雑巾を置いて建物内の水分をふき取ることです。
この時、足元が滑りやすくなっている場合が多いため、必ずお足元を確認したうえで作業を行なってください。
次に防水テープを使用し、雨が漏れてしまう隙間などを塞ぎます。
テープを貼った際、「しっかりテープを貼ったのに雨漏りが止まらない」という現象が起こる場合があります。
この時は、雨漏りの原因となっている場所が間違っている可能性をお考え下さい。
単にテープがうまく貼れていないこともありますが、実は別の場所から雨漏りが起こっていることがあるのです。
また、原因となる場所が広範囲の場合に防水テープと合わせてご利用いただきたいのは防水シートです。
シートを貼る際は、ぴったりと対象箇所に密着するよう注意して施工しましょう。
天井から雨漏りが起きた際の応急処置
・バケツに雑巾を入れて水を溜める
・屋根をブルーシートでカバーする
・防水テープを使用する
・天井の裏に吸収シートを敷く
天井から雨漏りが起きた際、最も手軽にできる応急処置は雑巾を入れたバケツで雨を受け止めることです。
バケツをそのまま置くことでも雨を溜めることはできますが、雑巾を入れておくことで周辺への飛び跳ねを防ぐことができます。
そのため、バケツで雨漏りに応急処置をする際はぜひ雑巾を入れた状態で対処しましょう。
また、屋根の劣化や屋根に隙間ができてしまったことで雨漏れが起きている場合は、屋根の対象箇所にブルーシートを広げることで対応が可能です。
ただし屋根の上にあがってシートを広げることは大変危険なため、ご自身ではなくプロに依頼することをおすすめします。
ブルーシートの他、天井からの雨漏りの場合防水テープや吸収シートでも処置が可能です。
特に吸収シートを使用する場合、天井の裏にシートを設置することで一時的に雨漏れを防ぐことができます。
ただし、雨を吸ったシートは重くなるため、こまめな交換が必要です。
重さにより新たな被害がでないよう、充分注意したうえで使用されることをおすすめします。
雨漏り修繕にかかる費用相場
雨漏れを業者に依頼する際、原因となる場所によって修繕費用の相場が異なります。
実際に業者が状況を見て費用は決定されますが、事前に相場を知っていることでイメージが沸きやすくなるのではないでしょうか。
そこで、ここでは雨漏りの修繕にかかる費用相場を場所別にご紹介します。
屋根が原因の場合
屋根が原因で雨漏れを起こしている場合の主な費用相場は以下です。
工事内容 | 費用相場 |
屋根の葺き替え工事 | 120~170万円程度 |
屋根のカバー工法 | 80~110万円程度 |
石膏ボードの交換 | 5~8万円程度 |
天井クロスの張替え | 5~10万円程度 |
屋根が原因となる雨漏れでも、クロスが剥がれるほどに被害が出ている場合があります。
そのような際には、クロスよりも屋根の近くにある石膏ボードの交換+天井クロスの張替えという2つの工事が必要となります。
クロスが剥がれるほどではない場合、クロスの交換のみで完了するケースもあるため、実際の工事内容は業者とご相談ください。
ベランダが原因の場合
ベランダが原因で雨漏れを起こしている場合の主な費用相場は以下です。
工事内容 | 費用相場 |
防水層の保護 / 形成 | 10~15万円程度 |
腰壁の修復 | 1~2万円程度(1m幅あたり) |
笠木(かさぎ)のシーリング修復 | 1,000円程度~(1mあたり) |
ベランダのどの部分をどのように修繕するかによって費用は異なります。
実際に業者が点検し、必要な箇所を特定してからの作業とはなりますが、ぜひ上記の価格ご参考ください。
窓周辺が原因の場合
窓周辺が原因で雨漏れを起こしている場合の主な費用相場は以下です。
工事内容 | 費用相場 |
窓近くの屋根の修繕 | 25~50万円程度 |
窓サッシや窓枠の交換 | 5~25万円程度 |
窓枠のシーリング補強 | 5~10万円程度 |
外壁のひびや破損の修復 | 3~20万円程度 |
窓周辺を修復する場合、最も安価で済む修繕はシーリング(コーキング)の打ち直しです。
窓枠や外換気扇の設置時など、いたるところで使用されている素材で、雨や日光で劣化してしまうこともある箇所となります。
屋上が原因の場合
屋上が原因で雨漏れを起こしている場合の主な費用相場は以下です。
工事内容 | 費用相場 |
排水溝の修復 | 8~20万円程度 |
ウレタン防水工事 | 90~120万円程度 |
シート防水工事 | 110~130万円程度 |
他の雨漏り工事と比べ、屋上の工事は全体的に費用が高くなる傾向があります。
特に防水機能がなくなった屋上への工事は範囲も広く、その分工事費の相場が高くなっています。
そのため、実際に業者と相談し、どの範囲の工事が必要かをしっかりとご検討ください。
雨漏り工事を依頼する修理業者の選び方と注意点
雨漏り工事を業者に依頼する際、いくつもの業者がヒットすることからどこに頼めばいいかわからない…と感じている方もいらっしゃることでしょう。
そこでここでは、業者選びに失敗しないための選び方と注意点を解説します。
【選び方】施工実績が豊富な業者を選ぶ
雨漏りの工事は、経験が豊富な業者を選ぶことがおすすめです。
雨漏り工事を頻繁に行っている業者の場合、過去の施工実績例を掲載したり、雨漏りのことだけを記載した特設ページを作成していることがあります。
そのため、雨漏り工事の施工実績が豊富な業者を見分けるには、まずは気になる業者のホームページを確認しましょう。
【選び方】ご自宅近くの業者を選ぶ
応急処置こそできるものの、雨漏りは放置しておける問題ではありません。
状態によっては今この瞬間よりも被害が拡大し、雨漏りに対する工事だけでは状態が収まらない場合もあります。
そのため、雨漏りを依頼する業者は、ご自宅から近い業者に依頼すると良いでしょう。
なるべく早く現場に駆けつけてもらうことで、これ以上被害を大きくすることなく問題を解決できます。
【注意点】無理な営業をしてくる業者に注意
雨漏り工事を取り扱っている業者の中には、問い合わせに対し無理な営業をしてくる企業があります。
「強く推されると断れない」と感じることもあるかもしれませんが、不快に感じた場合はきっぱりと断りましょう。
たとえば、”今日までキャンペーン中なんですよ!早く決めないと価格が上がりますよ!”と無理やり営業してくるような営業マンのことです。
恐らく、上記のような不快に感じるほどの営業をしてくる業者であれば、1度断られたくらいでは引き下がらないことと思います。
その場合は、「不要なので結構だ。」と態度を変えずに再度断りましょう。
営業により気分を害す業者は、実際の施工にも納得できない可能性が考えられます。
金額や施工内容についてトラブルになる前に、始めから依頼しない選択をおすすめします。
【注意点】点検をおろそかにする業者に注意
中には手を抜いた点検を行い、正しいとは言えない点検結果をもとに施工を行なう業者がいます。
一般的な雨漏り調査の際に行なう点検は以下です。
・目視による点検
・散水試験による点検
・赤外線サーモグラフィーカメラによる点検
まずは目視で場所を特定し、それでもわからない場合はサーモグラフィーカメラで対象箇所を探ります。
また、本当に原因となる場所が正しいかを確認するため、ホースなどを使用して散水して点検を行なうこともあります。
しかし、きちんと点検を行っていない業者はサッと目視をしただけで原因となる場所を決めつける場合があります。
そのような点検により行われる施工は正しいはずもなく、雨漏れの原因が解決しないことも考えられます。
そのため、点検の時点で怪しいと感じた業者には依頼しないことをおすすめします。
窓や天井からの雨漏り工事はホームテックワンへ!
雨漏れをそのまま放置すると、被害はさらに拡大します。
これ以上雨漏りの被害が大きくなる前に、ぜひ雨漏り工事をご依頼ください。
私たちホームテックワンで施工した雨漏りの解決率は99%となります。
また、東京・中野区、杉並区・世田谷区・目黒区・渋谷区・練馬区の建物に関しては最短即日から工事を受け付けています。
雨漏れでお困りの際は、ぜひ一度ホームテックワンにお問合せください!
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