東京都杉並区のN様邸にて、屋根塗装・外壁塗装のご報告の続きです!

今回は、付帯部の1つ、笠木の塗装の様子についてお伝えします。

【付帯部って何?】

塗装工事では見積書に「付帯部」と記載されている事がよくあります。

付帯部とは、建物の屋根や外壁以外のパーツを指します。

今回塗装させていただいたベランダの手摺りの他、軒天、雨樋、雨戸、換気フード、シャッターボックス、破風板、鼻隠し、庇、玄関ドア、郵便ポストなど、建物には沢山の付帯部が取り付けられていて、どれも建物や生活をするうえで重要な役割を担っています。

「知っておきたいお住まいの各部位の名前」は、こちらのページです。

その重要である付帯部が1つ破損するだけで、お住まい全体に影響を及ぼす事もあります。

先日お伝えした雨樋塗装工事についてもそうです。

雨樋が破損すれば、高いところから雨水がボタボタと落ち、強く跳ね返った雨水が基礎や外壁を傷めてしまいます。

大きな音も発生するので、雨音が気になって夜眠れない、なんて事もあるでしょう。

「東京都杉並区　N様邸　屋根塗装・外壁塗装　雨樋の役割とは　雨樋の色はどんな色がいい?」は、こちらのページです。

今回塗装をさせていただいた笠木は、ベランダの上に取り付けられていて、笠木の下の躯体を守る役割があります。

笠木は他にも階段の手摺りの上、塀の上にも取り付けられている事があり、どれも主にその下の躯体を守る為です。

この笠木が傷んでしまうとどうなるでしょう。

ベランダ手摺りの上の笠木が鉄部であれば、劣化すると錆びが広がり、手摺りや外壁などに錆びが移る『もらい錆び』という症状を引き起こす可能性があります。

更に笠木が劣化すると強風などで笠木が飛散してしまう恐れがあります。

そうなれば下の躯体はとたんに傷んでしまい、雨漏りに発展する恐れがあります。

また、飛散した笠木が隣近所に当たってトラブルになったり、通行人に当たれば大けがをさせてしまう可能性もあります。

笠木だけでなく、他の付帯部も劣化すれば思わぬトラブルになる可能性があるので、外壁塗装などを行う際には一緒に塗装して保護してあげましょう。

【笠木塗装の工程】

笠木の塗装工程は、まず下地のケレン作業で汚れや古い塗膜、錆びを除去し、塗料の食いつきが良くなるよう目荒らし(わざと微細な傷を付ける作業)をします。

「塗装前のケレン作業の重要性、その役割とは。」は、こちらのページです。

N様邸の笠木は鉄部の為、下塗りに防錆効果を含む下塗り材を塗布しました。

仕上げ塗料を2回重ね塗りしたら完成です。

−N−

中野区、杉並区、世田谷区、新宿区、渋谷区、豊島区、練馬区で、塗装工事、屋根工事のことなら、ホームテックワンへお気軽にご相談ください。