東京都杉並区のN様邸にて、屋根塗装・外壁塗装のご報告の続きです!

今回は、換気フードの塗装の様子についてお伝えします。

【こんな所まで?換気フードの塗装も大切です!】

換気フードとは、換気口に取り付けられている天蓋の事をいいます。

キッチンの換気口や、室内の様々な所に換気口が取り付けられています。

最近のお宅は沢山の換気口が取り付けられているので、塗装の機会も多くなってきました。

換気フードまで塗装するの?というお言葉をよくいただきます。

鉄部は錆びてしまいますので、錆び止め効果のある下塗り材や、換気フード自体を紫外線や雨風から守る為に、新しい塗膜のバリアーが必要です。

ステンレス製の換気フードでも、換気フードを留める為のビスがあります。

ステンレス製は錆びにくい素材ですが、ビスからのもらい錆びなどあり、傷んでしまいますので、塗膜で保護してあげましょう。

また、外壁塗装や屋根塗装をして綺麗になっても、換気フードだけボロボロという事になれば、そこばかりが悪目立ちをしてしまい、結局お住まいが古く見えてしまいます。

換気フードの費用はそれほど高いものではないので、外壁などと一緒に塗装される方がほとんどです。

換気フードだけでなく、傷んだ付帯部も一緒に塗装する事で建物の寿命を延ばす事に繋がります。

「知っておきたいお住まいの各部位の名前」については、こちらのページです。

【下地処理のケレン作業とは?】

塗装工事で『ケレン作業』という言葉は必ずといっていいほど出てくるので、覚えておいて損はありません。

ケレンは英語のcreanからきている言葉で、下地を綺麗にする作業です。

こちらはN様邸のケレン作業の様子です。

下地についている汚れをナイロンタワシを使って除去しています。

汚れを除去するだけでなく、もう1つケレン作業には重要な目的があります。

それは、ナイロンタワシやサンドペーパーなどを使って下地を擦り、微細な傷を付ける事です。

鉄部の塗装というのは、ツルツルとしているのでモルタルなどと違い、塗料が付着しにくいものです。

その為、表面に凹凸を付ける事で、塗料の食いつきを良くし、塗膜を長持ちさせる事ができるのです。

この微細な傷を付ける作業は目粗し、目荒らしといいます。

「塗装工事の下地処理、下塗りの重要性」については、こちらのページです。

換気フードのような場所だと、塗装範囲が狭いので「自分でも塗装できそう」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、目粗しを適当に行ってしまうと、いたずらに下地を傷めてしまうだけになりますので、無理せずプロにお任せください!

「お問合せ」はこちらのページです。

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