東京都杉並区のN様邸にて、屋根塗装・外壁塗装のご報告の続きです!

今回は、雨樋の塗装の様子についてお伝えします。

【雨樋の役割とは】

大抵の建物に取り付けられている雨樋ですが、どんな役割があるかをご存知でしょうか。

雨樋は、屋根に降った雨水を集め、地面や下水に静かに流してくれます。

なぜかというと、屋根という高い所に降った雨水が、屋根から直接落ちると、地面に大きく跳ねかえります。

すると地面を傷め、地盤が歪み、建物が傾いてしまう恐れがあります。

強く跳ねた水が、基礎や外壁を傷めてしまう事も考えられます。

また、屋根から落ちた雨水が威力を増して落ちるので、ボタボタと大きな音を立てます。

夜中にボタボタという音が気になって眠れない、と、建物だけでなく睡眠にも支障をきたす恐れがあるのです。

そんなお住まいや生活にとって大変重要な役割を担っている雨樋ですが、素材によっては塗装による保護が必要です。

銅などのもともと強固な素材の場合は塗装しても耐久性の向上は見込めませんが、塩ビなどの場合には塗膜で保護されているので、定期的に塗装をして保護してあげましょう。

塗膜の劣化を放置してしまうと、雨樋が破損し、上記のように建物を傷める、大きな雨音が発生するなどの事態になりかねません。

「知っておきたいお住まいの各部位の名前」は、こちらのページです。

【雨樋の色はどんな色がいい?】

色決めは屋根や外壁にフォーカスされがちですが、雨樋も建物に長ーく取り付けられているので、色選びは重要です。

雨樋の色によって全体の雰囲気も変わります。

雨樋はホワイト、ブラック、グレー、ベージュなどで塗装をご希望されるお客様が多いです。

アクセントに、と思ってレッドやブルーなどハッキリとした色で塗装すると悪目立ちし、全体を見た時にごちゃごちゃしてしまうかもしれません。

また、色選びのポイントとして『サッシの色と合わせる』か、『外壁の色と同系色にする』かのどちらかにすると、まとまりが出て、失敗も少ないのでオススメです。

「カラーシミュレーター」については、こちらのページです。

N様邸は、外壁の色と合わせて統一感を持たせました!

【雨樋が破損したらどうすればいい?】

雨樋が破損してしまった場合は、基本的にに交換で対応します。

その際、使用されている雨樋の在庫が確保できれば部分交換になりますが、廃盤になっているなど在庫が確保できない場合は全ての雨樋を交換する事となります。

当社は他にも雨樋のつまりの除去や補修なども承っていますので、お困りの際はお気軽にご相談ください!

「雨樋工事(修理・交換)についての工事内容と費用」については、こちらのページです。

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