「雨漏りしている穴を見つけた。業者に頼まずに自分で穴埋めする方法はないかな？」といった悩みをお持ちではないでしょうか。

この記事では、雨漏りの際の穴埋めの方法と必要な道具を紹介していきます。

雨漏りの穴を自力でなんとか埋めたいと考えている方はぜひ読んでみてください。

防水テープを使った雨漏りの穴埋め方法

防水テープで窓の冊子や壁のひび割れ、天井の穴などをカンタンに穴埋めすることができます。

防水テープは「アルミ製」や「ゴム製」など、種類によって使える場所と使えない場所があるので、選ぶ際には注意が必要です。

1000円ほどで購入可能です。

用意するもの

・防水テープ

・ぞうきん

やり方

1.埋めたい穴の周囲にあるゴミ、水分をぞうきんでふきとる

2.防水テープを適切な長さにカットして貼る

ルーフィングを使った雨漏りの穴埋め方法

ルーフィングとは、屋根材の下に敷く防水シートのことです。

雨漏りの穴が屋根にある場合はルーフィングを使って穴埋めするのがおすすめです。

ただし、高いところでの作業は大変危険なので注意が必要です。

とても耐久性が高く、10年ほどもちます。

値段は5000円ほどです。

用意するもの

・ルーフィング

・ぞうきん

・タッカー

・防水テープ

タッカーとは、建築用のホッチキスのことです。

スタンプのように押して針を刺します。

やり方

1.雨漏りしている穴の周辺の屋根材をはがす

2.穴周辺のゴミ・水分をぞうきんでふきとる

3.穴の大きさに合ったルーフィングを敷く

4.タッカーを使ってルーフィングを屋根に固定する

5.ルーフィングの境目のすき間を防水テープでふさぐ

6.屋根材をもとに戻す

コーキング材を使った雨漏りの穴埋め方法

コーキング材とは、建築で使用する接着剤のようなものです。

外壁や窓のサッシにある、ブニブニしたゴムっぽいあれがコーキング材です。

コーキング材は、外壁などのひび割れを補修することができます。

防水テープと違ってコーキング材は目立ちにくいのが特徴です。

1本500円前後で購入可能です。

用意するもの

・コーキング材

・コーキングガン

・ぞうきん

・マスキングテープ

・プライマー

・ヘラ

コーキング材は、コーキングガンというものに装着して使用します。

プライマーとは、コーキング材をくっつきやすくするためのスプレーのことです。

やり方

1.ひび周辺の汚れ、ホコリをぞうきんで拭きとる

2.補修したいひびの周囲にマスキングテープを貼る

3.プライマーを吹きかける

4.コーキング材をひびに塗る

5.ヘラで平らになるようにならしてマスキングテープをはがす

コーキング材は1日程度で乾燥して固まります。

パテを使った雨漏りの穴埋め方法

パテは、ペースト状のセメントのことです。

コーキング材と同じく、ひび割れなどの凹凸を埋めるために使用します。

乾燥した時にゴムのような感触になるコーキング材に対して、パテの場合は乾燥するとカチカチに固まります。

30mlのチューブタイプであれば300円程度で購入することが出来ます。

用意するもの

・パテ

・ぞうきん

やり方

1.ひび周辺の汚れ、ホコリをぞうきんで拭きとる

2.パテをひびに塗る

防水塗料を使った雨漏りの穴埋め方法

防水塗料は、コンクリート製の陸屋根やベランダの床に塗りこんで、1mmほどのひび割れを埋めることができます。

用意するもの

・防水塗料

・水性シーラー

・ローラー

・マスキングテープ

・ぞうきん

・掃除機

水性シーラーは、防水塗料の前に塗っておくものです。

やり方

1.ぞうきん、掃除機を使って床を掃除します。

2.防水塗料がつくと困る場所にマスキングテープを貼る

3.水性シーラー、ローラーを使って下塗りをする

4.5時間ほどおいて乾燥させる

5.防水塗料をローラーを使って塗る

防水塗料は乾燥に2～3日ほどの時間が必要です。

雨漏りの穴埋めに使える道具を紹介

雨漏りの穴埋めをする時に必要となる道具を併せて確認しておくことをおすすめします。

こちらの情報を併せて知ることで雨漏りの応急処置が可能となります。

以下の記事で雨漏りの穴埋めに必要な道具をまとめましたので、確認してみて下さい。

雨漏りの穴埋めに使える道具の紹介

まとめ

今回は、雨漏りの際の穴埋めの方法と必要な道具を紹介しました。

業者に頼まずに自分で穴埋めすることで、大幅なコストカットが可能です。

お金をかけずに雨漏りを直したいという方はぜひチャレンジしてみてください。

 

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