東京都世田谷区のB様邸にて、屋根塗装・外壁塗装・付帯部塗装・防水工事のご報告の続きです!

今回は、化粧スレート屋根塗装の様子についてお伝えします。

化粧スレート屋根は、地震の多い日本で最も多く普及されている屋根材で、

耐震性が高いのが特徴です。

防水性を持たない屋根材ですので、定期的に塗り替えて防水性を持たせてあげなければ、

屋根材自体がどんどん傷んでいってしまいます。

下地処理を終えた屋根材に下塗り材を塗布していきます。

この後に塗装する上塗り塗料と下地の密着性を高め、

下地に上塗り塗料が吸い込まれるのを防ぐなどの役割があります。

「塗装工事の下地処理、下塗りの重要性」は、こちらのページです。

続いて、化粧スレート屋根には欠かせない縁切りの作業です。

縁切りとは物騒な・・・と思われるかもしれませんが、

屋根塗装においては切らなければならない縁を断ち切る作業なのです。

化粧スレートを塗装すると、隙間の空いている屋根材の重ね目に塗料が入り込んで、

乾燥すると重ね目が塞がる事になります。

縁切りとは、この重ね目に隙間を作り、水の通り道を確保する作業です。

これをしなければ、屋根材の裏に雨水が溜まって雨漏りを起こします。

これはタスペーサーといって、縁切りを簡単に行う事のできる道具です。

下塗り前に指しこむタスペーサーもありますが、今回は下塗り後に差し込むタイプです。

「雨漏りから屋根を守るタスペーサーの重要性」については、こちらのページです。

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