【施工中】東京都杉並区・K様店舗｜3Fサッシ雨漏り修繕工事(防水工事・外壁塗装)｜中野区・世田谷区の雨漏り修理・外壁塗装専門店【株式会社HOME TECH ONE】屋根修理・屋根リフォーム、屋根張り替え、カバー工法他

担当からのコメント

東京都杉並区のK様より、雨漏り修繕工事(防水工事・外壁塗装)のご依頼をいただきました！

工事完了までの様子を随時お伝えしていきます！

雨漏り調査の様子はこちら

 

【11月7日】高圧洗浄

防水工事でも塗装工事でも、いきなり材料・塗料を塗布せず、まずは下地処理から行います。

下地処理の最初の工程は基本的に高圧洗浄です。

写真でもお分かりいただけるように、強力な水圧でグングン汚れを落としていきました。

長年蓄積されていたホコリや排気ガス、カビなどを落としています。

これらの不純物が残った状態のまま塗装すると塗料や材料の密着性が悪く、すぐに剥がれてしまうからです。

スポンジやブラシと違い、水圧で洗浄をするので溝の汚れまで根こそぎ落とすことができています。

洗浄は丸一日かけて入念に行いました。

この後にすぐ塗装をすると塗料が薄まるため、しっかりと乾燥させます。

 

【11月9日】コーキング工事

本日は劣化して肉痩せを起こしていたコーキングを打ち替えました。

コーキングが肉痩せしていたりひび割れているなどで隙間ができると雨水が入り込んでしまいます。

そのため、定期的に新しいコーキングに打ち替えることが大切です。

 

まずは既存のコーキングを撤去して内部を清掃しました。

プライマーという接着剤を刷毛で塗布し、新しいコーキング材をコーキングガンという道具でたっぷりと充填していきます。

奥までコーキング材が届くように、しっかりとヘラで押し込んで表面を綺麗にします。

この後、半乾きの状態になったらマスキングテープを剥がして完了です。

乾き切るとテープが剥がれにくく、汚い仕上がりになるのでスピーディな作業が求められます。

 

【11月10日】外壁下塗り

塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3度塗りで行います。

まずは下塗りをしました。

写真をご覧になって「あまり綺麗な見た目ではない」と思われるかもしれません。

下塗りは仕上がりの塗料ではなく、下準備となる下塗り材を塗布しているので、美しい見た目を作るものではないからです。

下塗りにはさまざまな効果がありますが、一番大切な役割は接着力を高めることです。

外壁に満遍なく塗布し、外壁と中塗り・上塗りで塗装する仕上げ塗料とをしっかりくっつけます。

ベランダの腰壁部分にも入念に下塗り材を塗布しました。

乾燥したら中塗りに入ります。

 

【11月11日】外壁中塗り

外壁の仕上げ塗料には耐候性が高く、汚れに強いながらも比較的低価格でコスパの良い、ラジカル塗料が選ばれました。

やや毛足の長いローラーで溝までしっかり塗装しています。

今日は中塗りをし、明日しっかり乾燥しているかを確認して上塗りに入ります。

 

【11月12日】外壁上塗り

最後に上塗りをして外壁の塗装は完成です。

中塗りと同じ塗料、同じ色で塗装していきました。

既存の色に近いクリーム色です。

クリーム色は明るく、オシャレだけど目立ち過ぎないカラーです。

屋根や付帯部とも相性が良いので、色選びに迷ったら候補にいれることをおすすめします。

 

【11月13日】付帯部ケレン、下塗り

付帯部とは建物の屋根や外壁以外の雨樋や換気フード、雨戸、鼻隠し、破風板などのパーツの総称です。

ケレンとは下地処理の1つで、下の写真のように手工具や電動工具で汚れやサビを削り落とし、さらに表面に微細な傷をつけて塗料の密着性を高める作業です。

サビが酷いときには電動工具を使いますが、そうでなければナイロンタワシや紙やすりを使います。

塩ビ樋はサビませんが、ツルツルして塗料の食いつきが悪いのでケレンをしました。

鉄部はとにかくサビが大敵なので、下塗りには防サビ効果を持つ下塗り材を使用します。

新しいサビの発生を防止するとともに、塗料の密着性を高める効果もあります。

基本的にはローラーで、細かいところは刷毛で塗装していきました。

 

【11月15日】付帯部中塗り

付帯部も中塗りをしていくと一気に建物が美しくなっていきます。

特に雨樋は外壁に沿って長く取り付けられているので建物全体の印象を決定付けます。

雨樋は中は塗装せず、外側だけ塗装しています。

中まで塗ってしまうと雨水が流れ、塗装が剥がれて詰まりを起こすからです。

外壁と同じように中塗り後はしっかり乾燥させてから上塗りをします。

 

【11月16日】付帯部上塗り

付帯部も既存の色に近い色で仕上げていきました。

錆び止めを塗布した換気フードも仕上げ塗料を塗装したことで効果が長続きします。

意外と汚れやすい軒天も綺麗に塗装しました。

付帯部の仕上げ塗料は軒天以外は同じ塗料で塗装しています。

唯一、影になる軒天だけは湿気に強い軒天用塗料を選びました。

 

【11月16日】防水工事下地処理

膨れなど、劣化している下地は撤去して補修をしていきます。

傷んでいる箇所をくりぬいて一番下の下地まで露出させました。

ペースト状にしたモルタル樹脂を塗り、プライマーを塗布後、緩衝シートで不陸を調整しました。

 

【11月17日】ドレン改修、プライマー塗布

屋上やベランダには緩やかですが傾斜が付いており、ドレンという雨水を集める場所へ流れます。

雨水が多く集まるところなので、ドレンは劣化しやすく、雨漏りの原因になります。

そのため、劣化していたドレンを新しいものへ交換させていただきました。

ハンマーで叩いて周りと馴染むよう加工し、シーリング材で隙間を補強しながら蓋をしました。

このドレンに流れた雨水は雨樋を通って下水へと導かれます。

 

屋上の床や立ち上がり部分など、防水層を施工する箇所全てにプライマーを塗布しました。

塗り忘れがあると、この後に施工する防水シートの接着力が低く、すぐ剥がれます。

防水層がいかに長持ちするかは、このプライマーの塗布が非常に重要です。

 

【11月18日】通気緩衝シート、脱気筒施工

下地に含まれる水分で防水層が膨れないよう、通気緩衝シートを張っていきます。

ジョイントは約1cm、端部は約5cmほど隙間を空けてシワがよらないよう丁寧に張っていきました。

ジョイント部分にはジョイントテープを貼って雨水の侵入を徹底的に塞ぎました。

通気緩衝シートに丸く穴を空け、水蒸気が逃げられるように脱気筒を設置しました。

50㎡を目安に1つ、できるだけ水上に設置しています。

 

【11月19日】ウレタン防水材塗布

防水性の高いウレタン防水材を立ち上がり部、平場へと塗布していきました。

適量の防水材を流し、ローラーで満遍なく塗布しています。

1回目が終わって乾燥させ、2回目を塗布しました。

 

次回はトップコート塗布の様子をお伝えします！

作業後、追記しますのでぜひご覧ください(^^)/

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