みなさんこんにちは！

東京都世田谷区・中野区の雨漏り修理・外壁塗装専門店のホームテックワンです。

 

最近、戸建て住宅を狙って不必要な屋根の補修工事を持ちかける詐欺が相次いでいます。

警視庁が注意を呼び掛けており、テレビのニュースでも特集が組まれるようになりました。

SNSでも「屋根の点検が急に来た」という投稿をよく見かけます。

 

この記事では、屋根の点検等の飛び込み営業とはどんなケースがあるのか、詳しく紹介します。

リフォーム詐欺のトラブルに巻き込まれないために、戸建て住宅にお住まいの方は最後までご覧ください。

 

上のグラフは、国民生活センターが報告している、屋根工事の点検商法による相談件数です。

 

2018年から2023年にかけ、3倍以上に増えており、今年は更に多いペースで相談が寄せられているとのことです。

 

増加傾向にあるのは、やはり「詐欺に引っかかる人が多いから」でしょう。

屋根という分かりにくい場所であること、専門的で屋根工事に詳しい人が周りにいないこと、住まいという大切な場所のこととなると焦って契約してしまうことなどを考えれば、トラブルに遭う人が多いのも分からなくもありません。

中には屋根工事を終えられてしばらく経っていても、ご自身が詐欺に遭ったと気付いてない方もいらっしゃるでしょう。

 

警視庁では、ひと昔前に流行ったオレオレ詐欺の取り締まりが厳しくなったことから、リフォーム詐欺が増えたとみています。

YouTubeの警視庁公式チャンネルでも、屋根の点検等の飛び込み営業に注意するよう呼びかけています。

では、具体的にどのようなトラブルが報告されたのでしょう。

実際に報告されたケースを紹介します。

信じられないようなケースもありますが、お伝えする内容は決して少ない報告件数ではありません。

ご自身が被害に遭わないよう、実情を知ってトラブルを回避しましょう。

 

80代女性が家で過ごしていると、突然チャイムが鳴り、屋根修理業者に「近所で工事をしていたらお宅の屋根が壊れているのが見えた。このままだと雨漏りする。」と言われた。

業者に屋根に登ってもらい、写真を撮影してもらって見積もりを出してもらった。

費用は200万円で高いなと思ったが「今日契約してくれれば50万円割り引くことができる。」と説明され、急いで契約をした。

工事後に、行った工事の相場は100万円もしないことを知った。

 

業者が突然訪問してきて、「近くを通ったら見えたんですが、お宅の屋根、割れていますよ。」と言われて屋根に登って写真を撮ってもらうと、本当に割れていた。

提示された費用が高かったので一旦帰ってもらい、別の業者に見てもらうと「わざと割られたのかもしれませんよ。」と言われた。

 

突然、家のチャイムが鳴り、「〇〇(家を建てたハウスメーカー)の者です。」ということで安心してドアを開けた。

定期点検に来たということで屋根の劣化を指摘され、その後、契約書を持ってきた。

契約しようとしたが、実はメーカーではなく提携しているように見せかけている業者だった。

 

悪質な屋根の点検営業が良く言う言葉があります。

ここでは「どのような言葉を言われたら、どのように対処するか」を解説します。

詐欺業者は言葉巧みに契約を迫ってくるので、信用して契約しないようご注意ください。

 

屋根の修理業者は屋根の上に登らなければ点検ができません。

インターネットの口コミや施工実績、保有資格などを確認したうえで依頼した優良業者であれば屋根に登ってもらい、点検してもらいましょう。

しかし、どんな業者かも分からないような訪問営業に、大切なお住まいの屋根に登らせることは絶対に拒否してください。

屋根をわざと壊されたり、「今、直しておいたので〇万円になります」と、契約していないのに料金を請求されるケースがあります。

 

地上から、または別の家から屋根の様子はほとんど見えません。

「地上から屋根の板金が浮いているのが見えた」

「近くで工事をしていてひび割れているのが見えた」と言われても見えるはずがないので十中八九、嘘でしょう。

屋根の頂上にある板金や釘、ひび割れは滅多に見えるものではなく、屋根に登らなければ見えません。

リフォーム詐欺では「もし本当なら大変だ」という心理につけ込んできます。

普段見えない場所だからこそ、落ち着いて「知り合いに見てもらいます」と言って断りましょう。

 

こちらが不安になるようなことを言い、契約させようとするケースもよくあります。

雨漏り、近所に、危ない、急がないと、住めなくなるなど、不安を煽ってきます。

そんなことを言われたら心配になるかもしれませんが、1日2日で危ない状況になることはありませんのでゆっくり考えて大丈夫です。

「複数社から見積もりを取る」などと言ってきっぱりと断りましょう。

 

事前に何の連絡もないのに、家を建てたハウスメーカーやガス会社などが突然訪問してきた場合もご注意ください。

このような信頼できる会社を装って安心させ、契約を迫ってくる業者が存在します。

覚えのない定期点検が来た場合は社員証や名刺を確認させてもらい、怪しいと思ったら帰ってもらいましょう。

 

これは本当に多い手口で、詐欺業者はとにかくその場での契約を欲しがります。

なぜかと言うと、時間があると誰かに相談したり、インターネットで調べられるからです。

すぐに契約をさせるために、こちらが考える時間を与えません。

今日契約したら半額にします、今日契約したら足場代を無料にしますなど、「今日契約したら」と言われても契約せず、家族や知人に相談する時間やインターネットで調べる時間を作りましょう。

 

「工事には150万円かかりますが、火災保険を使えば無料で工事ができますよ」と言って安心させるケースもあります。

火災保険は台風や強風などの自然災害によって起こった被害の修理費用を保険会社に負担してもらえる保険です。

その審査基準や金額は保険会社によって異なるため、必ず工事費用が負担されるとは限りません。

工事が終わってから「審査通らず、保険金がおりなかった」となると、高額な金額を支払う可能性があります。

根拠もないのに火災保険が適用されると言われたら、「保険会社に確認します」と言って帰ってもらいましょう。

 

この記事を読んでいる方の中には、既に詐欺に遭っている方もいらっしゃるかもしれません。

詐欺被害に遭ってしまっても冷静になり、周りの力にも頼ってできることをしましょう。

 

契約してしまった場合でも、契約日から8日以内ならクーリングオフができる可能性があります。

もし、8日を過ぎている場合でも「契約時にクーリングオフの話をされていない」または「契約書にクーリングオフの記載がない」場合は適用されます。

 

クーリングオフができるかどうかは国民生活センターでも案内してくれます。

また、国民生活センターに連絡し、状況を相談すると、国民生活センターが業者に連絡をしてくれます。

詐欺業者の中には契約前には優しく親切を装い、契約後は態度が悪くなることがあります。

女性や一人暮らしで対応が怖いと感じる、自分で対応するのは不安な場合は第三者機関に相談しましょう。

国民生活センターのHPはこちら

 

お住まいに関するトラブルは国土交通大臣指定の相談窓口である「住まいるダイヤル」に相談できます。

相談や契約前の見積書のチェックもしてくれるので、積極的に利用しましょう。

HPでは相談事例も公開されているので、似たようなケースがないか知ることもできます。

住まいるダイヤルのHPはこちら

 

既に多額の費用を支払ってしまった場合は警察や弁護士に相談することをおすすめします。

詐欺に遭うと後悔し、騙された自分を恥ずかしく思ってしまうかもしれません。

しかし、悪いのは悪徳業者であり、あなたは悪くありません。

詐欺の被害に遭ったら、警察や弁護士に相談し、できる限りのことをしてもらいましょう。

 

リフォームの詐欺被害は年々増加しており、この記事を公開した以降も新たな手口が生まれているでしょう。

詐欺に遭わないために、以下の防衛策を覚えておいてください。

・屋根に登らせない ・その日に契約をしない ・誰かに相談する ・社員証や名刺を確認する

 

屋根はいずれはメンテナンスを行う必要があるのは確かです。

突然訪問してくる点検営業でなくても、インターネットで調べて電話した業者が悪徳業者であることもあるでしょう。

後悔のない屋根修理をするには、優良業者に依頼することが何より大切です。

 

ホームテックワンは地元中野区、杉並区、世田谷区、新宿区、渋谷区、豊島区、練馬区を拠点に、このエリアでこれまで5,000棟以上の実績がございます。

「うちの屋根の工事はいくらかかる？」

「まず見てもらって、その後はゆっくり考えたい」など、屋根のことなら何でもご相談ください。

当社の点検は国家資格を持つ専門スタッフが行います。

強引な勧誘は一切致しませんので、ご安心ください。

お客様が快適に過ごせるよう、また、大切なお住まいが長持ちするようベストな方法を提案させていただきます。

お問合せはこちら

 

中野区の雨漏り修理・屋根修理・屋根リフォーム専門店【株式会社HOME TECH ONE】

 

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