「スレート瓦の破片が落ちてきた」東京都杉並区・O様邸 外壁塗装・屋根カバー工法現地調査
2024年7月11日更新
東京都杉並区のO様より、外壁塗装・屋根カバー工法のお見積もり依頼をいただきました!
今回は現地調査の様子についてお伝えします。
HPをご覧になってお問合せくださいました
屋根の破片が落ちてきたことに気が付き、工事を依頼しようと思ったとのことでした。
当社を知ったのはHPをご覧になり「5,000棟も施工されているとのことで、安心できると思って」と仰っていただけました^^
ただ、見積もりは複数の業者から取っていて、我々は3社目の現地調査でした。
外装リフォームは複数の業者から見積もりを取る『相見積もり』をされるお客様がとても多いです。
建物ごとに劣化状態や使用されている素材が違いますので、外装リフォームには定価というものがありません。
業者によっても価格設定が違うので、あなたのお住まいもどんな工事が必要か、いくらかかるかは見てみないと分かりません。
そのため、相見積もりを取ってその中から提案する施工内容が良く、費用に納得ができて対応が良い業者を選ばれています。
当社も相見積もり大歓迎ですので、見積もりを取ってからご検討いただいてOKです^^
O様のご都合をお伺いし、現地調査に向かいました。
こちらがその際に撮影したO様邸です。
どのような劣化症状が起こっていて、どんな工事が必要なのか、その理由は何なのかをO様にご案内しながら調査を進めていきました。
シーリングにひび割れが起こっていました
まずは外壁の状態から拝見していきました。
外壁材には目立った劣化は見られませんでしたが、外壁材と外壁材の間、外壁材と付帯部の間に埋められているグレーのシーリングに問題がありました。
シーリングは一般的に10年が寿命で、紫外線によって劣化しやすいので仕方がありません。
写真のようなひび割れや肉痩せ、剥がれが起こることはよくあります。
とは言え、シーリングの劣化を放置してはいけません。
お住まいに隙間ができているということは、雨漏りに繋がります。
そのため、このような劣化症状が見られる場合は工事が必要です。
シーリングの工事は基本的に既存のシーリングを剥がし、新しく打ち直します。
剥がす際にはカッターを使うのですが、サッシ周りなどはデリケートなので撤去することで雨漏りを起こすことがあります。
そのような部分は既存のシーリングを残し、上から増し打つ工事をご案内させていただきました。
外壁材も保護している塗装自体が傷んでいたため、外壁塗装を提案しました。
「できるだけ見た目は変えたくない」とのO様のご希望から、クリヤー塗装をおすすめしました。
「外壁塗装の費用と施工内容」については、こちらのページです。
スレート瓦がズレ落ちていました
屋根はO様に上っていただくわけにはいかないので、写真を撮って後でご確認いただきました。
こちらは大屋根の写真です。
O様はこの下で屋根の破片を見つけたと仰っていました。
スレート瓦の一部は無くなり、今にも落ちそうな部分もあります。
全体的に劣化が進行していて、色褪せ、カビ・苔、汚れ、ひび割れなどの症状が見られます。
大屋根だけでなく、1階と2階の間にある下屋も同じ状態でした。
多少ズレ落ちてしまうことはあり、接着剤で固定することも可能です。
しかし、他の劣化症状と合わせて総合的に判断し、部分的に補修をしても別の箇所でズレ落ちることは目に見えていました。
何度も何度も補修すると費用はかさみますし、何より屋根材自体の寿命が過ぎているため、新しい屋根を葺く工事を提案させていただきました。
スレート瓦の場合、新しい屋根を葺く工事は2パターンで葺き替え工事かカバー工法のどちらかです。
葺き替え工事は既存の屋根材を処分し、丸ごと新しくする工事です。
カバー工法は重ね葺き工事とも言い、既存の屋根の上から新しい屋根を重ね葺く工事です。
それぞれのメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット | |
葺き替え工事 | ・屋根材の下にある防水シート、野地板まで一新できる ・選ぶ屋根材によっては耐震性が向上する |
・屋根材の処分が必要なので費用が高い ・工期が長い ・廃材が多く出る ・埃が多く出るので近隣に迷惑がかかる可能性がある |
カバー工法 |
・葺き替え工事に比べて費用が安い ・廃材がほとんど出ない ・工期が短い ・断熱性と遮音性が向上する ・環境負荷が少なく、地球に優しい |
・屋根の重量が若干増す ・太陽光発電などの導入が難しくなる ・選択できる屋根材が限られる |
このように、どちらの工事が正解かということはありません。
どちらかと言えば葺き替え工事が理想ですが、費用が高くなるのでカバー工法を選択される方が多いです。
メリットやデメリット、それぞれのお見積もりをお出しし、ご検討いただくこととなりました。
破風や雨樋の塗装など、付帯部にも劣化が見られました
お住まいは外壁と屋根だけではなく、さまざまな付帯部も組み合わさってできています。
こちらは破風の状態です。
破風にひび割れができていて、そこから雨水が侵入したことで釘が錆びて膨張し、モルタルがボロッと剥がれて中の下地が見えていました。
これは危険信号で、雨漏りや害虫が侵入する恐れがあります。
破風は左官工事で補修することをご案内させていただきました。
他、雨樋や庇、雨戸、軒天などの塗装も提案しました。
塗装面積を図り、現地調査は約1時間で終了です。
外壁塗装・屋根カバー工法をお申込みくださいました!
現地調査の結果とお客様のご希望内容、ご予算からお見積り書を作成して詳しい施工内容を改めてご案内しました。
その後、「4社から見積もりを取ったけど、一番安かったし安心して任せられそうだったので」と、当社とご契約くださいました。
葺き替え工事か屋根カバー工法か、ご家族で話し合い、屋根カバー工法をご希望されました。
O様にご満足いただけるよう、精一杯頑張ります!
着工後、施工事例のページにて工事の様子を随時更新していきます。
工程ごとに詳しくお伝えしていきますので、ぜひご覧ください(^^)/
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