東京都目黒区のS様邸にて、外壁塗装・屋根塗装の現場調査を行いました！

【「外壁のひび割れや汚れが気になる」とお問合せくださいました】

「外壁のひび割れや汚れが気になるので、一度見てほしい」と、当社ホームページのお問合せフォームからご連絡くださいました。

現場調査の日時を調整し、S様邸へお伺いしました。

S様邸は3階建てのお住まいで、今回が初めての塗装工事とのことでした。

外壁はモルタル外壁、屋根材は化粧スレート屋根ですので、どちらも塗装が必要な素材です。

これらの素材は定期的な塗装をすることにより、美しく、かつ長持ちさせることができます。

反対に、塗装せず放置し続ければ補修に必要な費用がどんどん高くなりますし、雨漏りが起こる恐れもあります。

【外壁には汚れやひび割れが見られました】

こちらは外壁の写真です。

汚れの付着や、ひび割れが20箇所ほど見られました。

外壁を紫外線や雨風から守っている塗膜は年月が経つにつれて徐々に劣化していき、機能が低下していきます。

機能とは、耐候性(紫外線や雨風から守る機能)や、低汚染性(汚れを寄せ付けない機能)などがあります。

汚れが付着しているということは、それらの機能が低下していることを表しています。

また、カビや苔の繁殖も見られました。

新築のお住まいというのは塗膜や防水層により、防水性を持っています。

しかし、経年劣化により防水性は徐々に低下していきます。

防カビ・防藻性という機能もあり、それらの機能が低下することによってカビや苔は繁殖します。

つまり、カビや苔の繁殖は明らかに塗膜が劣化していると言える状態です。

カビや苔を放置すると、お住まいの耐久性を低下させてしまうだけでなく、人体にも悪影響を及ぼします。

窓を開けた時にこれらの胞子が入ってきてしまうからです。

胞子を吸えば、アレルギーやシックハウス症候群に繋がる恐れがあります。

ひび割れも放置してしまうと危険な場合があります。

幅が狭いものであれば様子見で問題ない場合もありますが、構造クラックや開口クラックと呼ばれるものを放っておくと、そこから雨水が侵入して中の鉄骨を錆びさせたり、雨漏りに発展することも。

「少しくらい大丈夫だろう」と軽視せず、ひび割れを見つけたら早めに調査をご依頼されることをオススメします。

付着した汚れ、カビ・苔は高圧洗浄で洗い、ひび割れは補修させていただくこととなりました。

塗料には高性能塗料のアレスダイナミックトップ(関西ペイント)を提案いたしました。

紫外線に非常に強く、超低汚染性で汚れも寄せ付けません。

カビや藻も付着しにくく、外壁を丈夫に、かつ美しく維持してくれるでしょう。

関西ペイント「アレスダイナミックトップ」については、こちらのページです。

【屋根は色褪せ、棟板金は浮いていました】

屋根は色褪せ、汚れやカビが付着していました。

屋根は片流れ屋根で、急勾配であるため屋根の上まで足場が必要です。

写真にいくつか写っている小さな金具は雪止めです。

落雪による事故やトラブルを未然に防ぐ効果がありますが、塗膜が剥がれていました。

錆びてしまうと他の部分に錆びが移ったり、交換が必要になるので錆び止めを塗布する必要があります。

最も問題だったのが、棟板金の状態でした。

棟板金は、屋根の一番頂上に設置されている部材です。

屋根材と屋根材のぶつかる所にあり、雨水が侵入しないよう守ってくれています。

写真のように、棟板金を留めている釘が抜けて無くなり、棟板金自体が浮いてしまっていました。

これにより、棟板金の下地である貫板に雨水が浸透して腐食していました。

棟板金は問題なかったため、貫板だけ新しいものに交換し、棟板金を元に戻すことを提案させていただきました。

釘も抜けにくいようにスクリュービスで固定します。

屋根の塗料にはアレスダイナミックルーフ(関西ペイント)を提案させていただきました。

外壁のアレスダイナミックトップと同様に、非常に耐候性の高い塗料です。

高耐久性、超低汚染性、防カビ・防藻性を兼ね備えており、超光沢で艶も長持ちします。

関西ペイント「アレスダイナミックルーフ」については、こちらのページです。

【ベランダの防水層が劣化していました】

外壁や屋根だけでなく、他の部分も拝見しました。

こちらはベランダの写真です。

大抵のベランダは防水層によって保護されています。

S様邸のベランダ床も防水層が施されていましたが、劣化して防水性が低下していました。

その証拠に水はけが悪く、ジメジメした場所にしか繁殖しないカビや苔が多くありました。

このままの状態を放置するとひび割れが起き、雨漏りに繋がる恐れがあります。

そのため、防水工事も提案させていただきました。

他にもシーリング工事、庇、破風、軒天、水切りなどの付帯部の塗装もお任せいただくこととなりました。

施工の様子については施工事例のページにてお伝えします。

各工程ごとに随時更新していきますので、ぜひご覧ください(^^)/

施工事例はコチラ

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