木造住宅の雨漏り対処法とは?原因と修理方法

2021年2月19日更新

雨漏りは「天井から水が落ちてきた」というときだけではありません。

ポタポタと水の音がしたり、建物がカビ臭かったり、天井にシミができたりと事前に雨漏りがおきている可能性があります。

 

それでは木造住宅における雨漏りが発生しやすい場所の紹介や、雨漏りはなぜ起きるのか、どのように対処したらいいのかをここでは説明していきます。

 

雨漏りが発生しやすい場所

雨漏りと聞くと屋根から発生しているイメージが強いですが、他にもいろんなところから雨漏りが発生します。

また“雨漏りしやすい場所”というのもありますから、事前に知っておくと対処しやすいでしょう。

 

一番多いのはやはり「屋根」です。

大雨や台風などで瓦や屋根材が破損し雨漏りを起こします。

木造の場合は温度変化でも劣化しやすいので注意が必要です。

 

その他、「雨樋」「外壁」「サッシ」「バルコニー」も雨漏りしやすいでしょう。

雨樋とは屋根の雨を地面へ流すためのパイプのことで、ここにホコリや枯れ葉などが詰まっていると雨漏りが発生しやすくなります。

 

外壁はひび割れやコーキングの破損がほとんど。

ひび割れは種類によって状態が異なりますが、たとえ雨漏りをしていなくてもひび割れを発見したら早めに修理しましょう。

 

サッシはコーキングの破損や周辺の隙間が関係しています。

窓台に溜まっているケースもありますので雨漏りと判断する前に確認してみてください。

 

バルコニーは防水加工の劣化や排水口の詰まりがほとんどです。

防水加工の劣化は修理が必要ですが、排水口の詰まりは自分でも取り除けますので定期的に掃除することで雨漏りは回避できるでしょう。

特に大雨や台風があった翌日はすぐに確認することをおすすめします。

 

雨漏りを放置するとどうなるのか

たとえ少量の雨漏りでも、そのままにしておくのは危険です。

ここでは放置していた場合に起こることを解説します。

 

【腐食やカビの原因に】

雨漏りを放置すると“家の価値が下がる”と言われています。

それは雨によって腐食したりカビが発生し、家の状態を悪くしてしまうからです。

要するに家が脆くなってしまう原因になります。

1箇所でも雨漏りが見つかると非常に危険。

すぐに業者に修理してもらいましょう。

 

【シロアリが発生する】

シロアリ以外にもダニやネズミが発生する原因になります。

これらは家を蝕み破壊します。

ひどい場合は家の柱が1本なくなってしまうことも。

 

【家の価値を下げる】

腐食やシロアリで家の状態が悪くなるということは、家の価値を下げてしまうことにも繋がります。

不動産業界においても家の価値をもっともマイナスにしてしまうと言われていますから、資産価値を下げないためにも雨漏りの放置は避けましょう。

もちろん資産価値の低下は雨漏りだけが原因になるわけではありませんが、安心安全に住むためにもトラブルは早急に解決することが大切です。

 

木造住宅の雨漏りの原因は何か

木造住宅の雨漏りの原因は大きく3つあります。

 

まず一つめに屋根の劣化が考えられます

雨や風、雷などにさらされている屋根はダメージを常に受けています。屋根瓦などの表面だけの問題ではなくルーフィングシートなどの素材が劣化していくため、外からみてもわからない場合があります。劣化している部分を放置していると雨が入りやすくなり雨漏りを引き起こします。

 

二つ目には屋根自体に穴が空いている場合です。なかなか穴が開くというケースは珍しいですが、台風などで大きなものが飛んできたりして直接的なダメージを受けるケースです。

穴が開いてしまうと雨漏りしやすくなるため、すぐに修理を依頼するほうがよいでしょう。

 

三つ目には、そもそもの施工不良が考えられます。建築や工事から時間がそれほど経っていない場合には、建材の選択や設置をミスしていたり、手抜き工事をしているケースが考えられます。

 

原因を把握したうえで、しっかりとした対処をしたいところです。

その他にもベランダの排水溝が原因となっている場合などあります。

雨漏りの原因についてより詳しく知りたい方はこちらの記事をご参照ください。

木造住宅で雨漏りがしている場合の原因

 

木造住宅の雨漏りの対処・修理法

3つのケースから雨漏りする原因を考察してきましたが、雨漏りをした際の対処・修理の方法もここでは3つ紹介していきます。

まずひとつは工事・修理業者に依頼することです。屋根の穴から雨漏りが起きていて室内に雨水が入ってきている場合穴を塞ぐ必要があります。

「雨漏り+地域名」で検索で調べる方法もありますが、施工した業者やハウスメーカーに頼むのも良いでしょう。

 

ただ、すぐに業者が駆けつけられない場合はバケツや桶などで防ぐことも考えられます。ただあくまで一時的な施策のため、それで一時をしのぎ専門業者を待つしかありません。雨漏りが1箇所であればバケツで凌ぐのが手っ取り早いでしょう。

 

最後にバケツではカバーできないくらい雨漏りの箇所が多いという場合には屋根自体にブルーシートで覆うなどの方法もあります。

ただ、屋根の上に登ってブルーシートを設置する作業は危険を伴います。

雨で濡れていれば余計に滑って落下することも考えられるため、専門業者がすぐに来れずに、雨漏りがひどくどうしても作業が必要な緊急時のみ考えてみてください。転落の事例は全国でも多く報告されているのです。

 

木造住宅の雨漏りを事前に防ぐためには

雨漏りが起きてしまってからでは、修理が一時的だったり、危険が伴ったり、専門業者の費用がかかってしまったりします。

何より雨漏りは事前に防ぎたいものです。事前に防ぐために考えられる方法として、第一には定期的なメンテナンスをすることをおすすめします。一度穴が開いてしまうと、補強してメンテナンスしないと建物自体が劣化してしまう可能性が高いです。結果として立て直すと膨大な費用がかかります。専門業者に依頼すればそのリスクから逃れることができるでしょう。

 

とはいえ、定期的に屋根のメンテナンスを行うのが難しいという方もいらっしゃるかと思います。その方はいっそのこと屋根のリフォームがおすすめです。屋根全体の塗装や葺き替えなどで予防することができます。

 

これらのメンテナンスや屋根工事については業者の選定も非常に難しいので、業者の口コミや相見積もりを取るなどして、悪徳業者に騙されないようにしましょう。ハウスメーカーはその手の心配はありませんが、金額は高めに設定されているので、一長一短と言えます。

 

木造住宅の雨漏りに気を付けよう

雨漏りの原因はさまざまですが、しっかりメンテナンスやリフォームなどを検討して、雨漏りを事前に防ぎましょう。万が一起きてしまった時のために専門業者を探しておくと良いでしょう。

 

ホームテックワンでは、雨漏りの点検や修理の作業、お見積りを承っております。”雨漏りの修理をお考えでしたらコチラ“をご覧ください。


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  • 安全衛生教育修了
  • 労働安全衛生法による技能講習終了
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