鉄筋コンクリートの建物で雨漏りがしている場合の原因

2021年2月19日更新

鉄筋コンクリートの建物には丈夫なイメージがあるので、いざ雨漏りをしたら「一体どこから雨漏りしているの?」、「何が原因で雨が入ってきているの?」と不思議に思うかもしれませんね。

そこで今回は、鉄筋コンクリートの建物で雨漏りがしている場合の原因についてまとめてみました。

 

鉄筋コンクリート建造物が雨漏りする主な原因

雨漏りと聞くと木造家屋のイメージがありますが、鉄筋コンクリートでも発生します。

また鉄筋コンクリートの場合、ひび割れ以外にも錆びの原因にもなりますから深刻です。

 

「鉄筋コンクリートだから頑丈」と安易に考えている方は要注意。

ここでは主な原因について解説します。

 

雨漏りの原因①:コーキングの割れ

雨漏りの原因で多いのがコーキングの劣化です。

サッシ、笠木周りで起こりやすく、鉄筋コンクリートの場合でも発生します。

特に多いのがひび割れになります。

コーキングは経年劣化以外にも紫外線でも劣化しますから、築年数が古い鉄筋コンクリートは要注意。

 

雨漏りの原因②:排水管の劣化や詰まり

排水管の詰まりもベランダで起こりやすく、外気のゴミや枯れ葉などが原因で詰まり雨漏りとなります

詰まっているので水量も多いく、被害が拡大しやすいので気をつけましょう。

 

雨漏りの原因③:防水層やシーリングの劣化

防水層は、雨漏りを防止するために鉄筋コンクリートの建物に使われます。

そしてシーリングとは、水が漏れないように隙間を埋めることを言います。

これら2つとも、雨漏りを防ぐためには非常に重要な役割を持っていますが、劣化すると雨漏りの原因になります

 

防水層は10年前後、シーリングは3~10年と、差がありますがどうしても劣化してしまうものです。

対して家は、長く住むものなのでそれ以上暮らすことがほとんどですよね。

となると、家の継ぎ目が段々ともろくなり、鉄筋コンクリートであっても隙間が出てきてしまうのです。

これが雨漏りの原因です。

 

雨漏りの原因④:ジャンカ

ジャンカとは、隙間が多い不良部分のことを言います

隙間があるならそこから雨水が侵入したとしても不思議ではないので、雨漏りがしたならジャンカが原因の可能性は高いです。

鉄筋コンクリートの建物には、コンクリートの一部に粗い素材が集まってしまう部分があります。

そこがきちんと施工されていないと隙間となるのです。

 

コンクリートの扱いを間違えると、素材がずれてしまったり、まだ固まっていないのに作業を進めてしまったりして雨漏りの原因を作ってしまいます。

一般住宅でも鉄筋コンクリート造りを注文するご家庭はありますが、このような原因を作らない実績の多いハウスメーカーや工務店に頼むのが無難ですね。

 

雨漏りの原因⑤:ひび割れや亀裂

鉄筋コンクリートと言えど、時間が経てばひび割れや亀裂が入ることもあります

これをクラックと呼びます。

大抵壁や内壁にできるため、雨がそこから入ってくることが考えられます。

細かいひびは、乾燥して素材が収縮してしまったことによってできます。

これをヘアクラックと呼びます。

基礎の中から生じてしまったひびは、構造クラックを呼びます。

これは施工の欠陥によってできるものなので人が引き起こしたひびですね。

 

施工の不備以外のひび割れの原因の多くはやはり乾燥など、気候の変化によるものです。

コンクリートはそのまま硬く固まっているように見えますが、ああ見えて実は気候によって膨張したり収縮したりしているのです。

日本には四季があるので、コンクリートは気温が高くなれば膨張し、低くなれば収縮することを繰り返しています。

 

そしてひび割れは、もちろん車がぶつかったなどの外的要因によってできることもあります。

ここを放置しておけば、天井からではなくても床付近から雨漏りが始まる原因になるので早急に対処しておきましょう。

 

雨漏りを発生させないようにメンテナンスをする方法

築年数が10年以上経っている鉄筋コンクリートは定期的なメンテナンスが必要です。

ここでは雨漏りを発生させないメンテナンス方法について解説します。

 

屋上やベランダの場合

高圧洗浄で掃除したあと、打ち替え補修や新たに施工します。

特に15年以上経った鉄筋コンクリートは下地が吸収しているケースが多いため、新たな施行が必要不可欠です。

ベランダやバルコニーは床の素材がはがれている場合、ただちにメンテナンスを行ってください。

 

外壁の場合

強度が強いと思われがちな鉄筋コンクリートですが、それでも劣化するものです。

外壁塗装を行うことで劣化の進行を遅らせ安全な状態を維持できるでしょう。

鉄筋まで露出している場合は錆止め塗料を塗り込みます。

 

サッシの場合

コーキングの劣化が多いため主にシーリング補修が行われます。

外壁をメンテナンスしたときに同時に行っておくと安心です。

このとき、耐久性の高いシーリング材を使用すると◎。

 

大がかりなメンテナンスは業者が必要ですが、排水口の掃除は自分でも簡単に行えます。

定期的にゴミや枯れ葉などを取り除き、雨水が流れやすいようにしておきましょう。

もし不具合が見つかった場合はすぐに業者に相談し対処してもらってください。

 

雨漏りの対処法

実際に雨漏りが起きてしまった場合はどのようにすればよろしいのでしょうか 。

次の記事では、その対処法について述べております。是非ご参照ください。

鉄筋コンクリートの建物で雨漏りしている場合の対処法

 

コンクリートの雨漏りはしっかり対策しよう

鉄筋コンクリートの建物なのに雨漏りがするなんて…と不思議に思うかもしれませんが、以上のように3つほど明確な原因があることがわかりました。

鉄筋コンクリートなら丈夫だから雨漏りとは無縁ということはないのです。

 

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