賃貸住宅で雨漏りが発生したときにやることまとめ

2021年2月18日更新

雨漏りという非常事態が、賃貸住宅で発生したとき、まず何をすればいいのか、誰に何を連絡したらいいのか、分からないという方も多いのではないでしょうか。

また、雨漏りの責任は誰になるのか、修理費の負担はどうなるのかなど、確認しなければならないこともあります。

何も知らないまま対応してしまうと、二次被害が起きたり、払わずにすんだはずの修理費を払うはめになったりすることも……。

こういったことは避けたいですよね。

 

この記事には、賃貸住宅で雨漏りが起きたときの、取るべき行動や確認するべきことをまとめました。

修理の業者が来るまでの対応法や、賃貸住宅における雨漏りの保証について知りたい方は、ぜひご覧ください。

雨漏り発生時に取るべき行動

 

1.管理会社などへの連絡

雨漏りを発見したら、直ちに管理会社や大家さんへ連絡します。

連絡するときのポイントは、次の3つです。

 

雨漏りの連絡のポイント

  • ・いつから、どこで、どのように発生しているのかといった状況を詳しく伝える
  • ・修理の日時を確認する
  • ・適切な対処法を教えてもらう

特に、放置されることを防ぐため、修理の日時をきちんと確認しておくことが重要です。

「業者に確認しておく」などと言われた場合は、いつまでに確認してもらえるのかを聞いておくと良いでしょう。

 

2.写真を撮る

自分で応急処置をする前に、雨漏りしている部分の写真を撮っておきましょう

雨漏り修理の際に業者に見せることで、明確に状態を伝えることができます。

また、家財が濡れて故障した場合に、大家さんと交渉するための証拠にもなります。

 

3.応急処置をする

業者の修理を待つ間、できる範囲で対処することも重要です。

適切な対処をしなければ、建物にシミができたり、カビが発生したり、漏電したりといった二次被害が起こってしまいます。

 

まず、雨漏り箇所をしっかり拭き、漏電防止のために周囲のコンセントを抜いておきましょう。

その後、天井からの雨漏りであれば、バケツで雨水を受けられるように設置します。

窓からの雨漏りであれば、カーテンが濡れないように外し、床にレジャーシートなどを敷いて対処してください。

 

雨漏り発生時に確認するべきこと

1.責任元

賃貸住宅で起きた雨漏りの責任は、多くの場合、貸主である大家さんとされます。

修理費用の支払いも、大家さんが行うケースが一般的でしょう。

 

しかし、「その部屋の住人に過失がない」と証明できなければ、責任が居住者側になってしまうことも。

過失とは、DIYなどで建物を損壊してしまった場合のことを指します。

また、管理会社や大家さんに相談せずに雨漏り修理をしてしまった場合も、その雨漏りの責任や費用は居住者側になります。

報告をしないと、責任の所在が分からず、大家さんに費用を出してもらうことができないのです。

 

加えて、雨漏りを放置していた場合も、費用が自己負担になります。

その雨漏りによって、自分の部屋だけでなく、建物全体に被害が及ぶ恐れがあるからです。

そのため、先述のように、雨漏り箇所を写真に収めたり、すぐに管理会社や大家さんに連絡したりすることが重要となります。

雨漏りの責任が自分ではないということを、しっかりと証明・確認しておきましょう。

 

2.保証書

自然災害による雨漏りの場合は、火災保険が適用されるため、費用は保険会社が負担します。

 

ただし、火災保険は適応範囲が決まっているため、契約時の火災保険の証書を確認しなければなりません。

証書を紛失していたり、契約時に貰っていなかったりする場合は、連絡時に合わせて確認しておきましょう。

証書に適応範囲が明記されていない場合は、管理会社や大家さんとの話し合いが必要になります。

相手を思いやる気持ちで交渉にのぞみ、円満に解決したいものですね。

 

雨漏りが発生してしまう原因

雨漏りをしてしまう原因はさまざまです。

ほとんどの方は“屋根材のズレや割れ”を想像すると思いますが、実際は何通りも存在します。

事前に知っておくと万が一雨漏りが発生してもすぐに対処できるでしょう。

 

まず大きく3つに分類されます。

  • ・経年劣化
  • ・自然災害
  • ・施工不良

この中でも特に多いのが「経年劣化」と「自然災害」です。

たとえば先ほどの屋根材のズレや割れは経年劣化に含まれます。

他にも「谷樋板金」「棟板金のクギ浮き」「雨樋の詰まりや破損」「外壁のひび割れ」などが挙げられます。

また屋根材は自然災害でもズレや割れが起こりやすいので注意が必要です。

 

もちろんすべての賃貸住宅が同じ理由で雨漏りを起こすわけではありません。

ですから“特に多い原因”を知っておくだけでも十分役に立ちます。

 

一般的には先ほどの屋根材の破損以外に「ベランダのひび割れ」「サッシ枠と防水シートの隙間」「給排水管」「天窓」が多いと言われています。

なかでも屋根材はもっとも多い原因ですから、天井から雨漏りをしている場合は「屋根が壊れている」と判断しても良いでしょう。

 

雨漏りを発生させない対処法

雨漏りで大事にならないためにも、日頃から雨漏りが発生しないように気をつけることが大切です。

ここでは雨漏りを回避する簡単な対処法について解説します。

 

1.シーリング材で隙間を埋める

大きなズレやひび割れなどには不向きですが、ちょっとした隙間や穴を埋めるのに適しています。

使用する際は、隙間ができないようにする・塗料と相性が良いものを選ぶ、などに注意してください。

 

2.バケツや雑巾を置く

昔からある対処法です。

雨漏りが発生している下にバケツや雑巾を置くことで一時的に回避できます。

ブルーシートを被せるのもおすすめです。

 

3.防水シートを使う

応急処置として最適です。

雨漏りしている箇所の水分を拭き取り防水シートを貼りつけます。

ハサミでカットできるので自由に形が変えられるのも◎。

 

雨漏りは放置しない!

賃貸住宅で雨漏りが発生した時の原因や対処法について述べてきましたが、管理会社への連絡が面倒と思ったり、大した被害がないと思い放置してしまう方も中にはいます。

特に賃貸住宅では放置すると退去するときに面倒なことがあるので、放置はしないようにしましょう。

こちらの記事では、放置するとどうなってしまうかを解説しております。

雨漏りを放置すると起こる可能性のある被害について解説

 

雨漏りが発生したときは色々確認することがある

いかがでしたか?

この記事を読んで、賃貸住宅で雨漏りが発生したときにやることについて、ご理解いただけたなら幸いです。

今回ご紹介したことを参考に、非常時にも焦らずに行動してみてください。

 

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