東京都中野区・K様邸 雨漏り補修工事(外壁補修・浴室補修など) 現場調査
2023年12月20日更新
東京都中野区のK様より、雨漏り補修工事(外壁補修・浴室補修など)のご依頼をいただきました!
ホームテックワンでは施工前に必ず現場調査に伺い、お住まいの状態を細かく確認します。
現場調査やお見積りは無料で行っているので「とりあえず見てもらうだけ」「工事にはいくらかかるかだけ教えてほしい」など、お気軽にご相談ください(^^)
今回はK様邸で行った現場調査の様子をお伝えします。
「クロスが浮いている」とお問合せくださいました
「室内のクロスが浮いているので見てほしい」と、お電話でお問合せくださいました。
クロスが浮いている、クロスが濡れている、カビ臭いという場合は雨漏りが起きている可能性が高いです。
雨漏りは「屋根に原因がある」「天井から雨水が垂れ落ちてくる」というのを想像される方が多いかもしれません。
しかし、実際には壁に原因があったり、クロスや床が濡れる場合もあります。
建物の内部に雨水が侵入していれば、それは雨漏りです。
雨漏りは建物の耐久性を大幅に削り、漏電や火災に発展するケースもあるので、できるだけ早めにご相談ください。
ホームテックワンの工事メニュー「雨漏り調査&修繕」については、こちらのページです。
K様邸に到着し、まずは仰っていたクロスを拝見しました。
雨漏りにより、壁が湿気を含むことでクロスの浮きや剥がれが起こる場合があります。
この状態を放置すればカビが繁殖し、悪臭やアレルギーを発症する原因になります。
クロスが剥がれ、床にもシミができている場所もありました。
雨漏りの原因①外壁材の剥がれ
雨漏りの原因は屋根の破損、ベランダのひび割れ、天窓のパッキンの劣化など様々なケースが考えられます。
K様邸では撤去した看板の周りの外壁材が剥がれたことで、隙間から雨水が侵入していました。
詳しく伺うとご自身で看板を撤去され、周りも剥がれたが気にしていなかったとのことです。
建物というのは防水ありきで造られていて、ほんの少しの隙間からも雨水が入り込んでしまいます。
そうなれば雨漏りや隙間風が入る原因になるので、徹底的に塞がなければなりません。
雨漏りの原因②シーリングの劣化
雨漏りの原因は1つとは限りません。
お住まいの隅々まで拝見し、雨漏りが起こっている箇所がないか調べました。
すると、板金やサッシ周りに施されているシーリングが劣化し、雨水が侵入していることがわかりました。
シーリングは部材と部材の間を埋めている樹脂です。
本来であれば隙間を埋めて防水の役割をしています。
シーリングは使用されている製品によっては寿命が短く、大体5~10年で劣化し始めます。
定期的に打ち替えや増し打ち工事をしないと、隙間ができて雨水が侵入します。
外壁材同士の間に埋められているシーリングもひび割れが起こっていました。
外壁材の下地が傷んでいるため、外壁材を撤去し下地をやり替え、部分的に張り替えやモルタル施工をさせていただくこととなりました。
雨漏りの原因③矢切りの劣化
屋根の側面を矢切りというのですが、ここが劣化して端や下から雨水が入り込んでいることも確認されました。
矢切りの部材自体の寿命が過ぎていたため、張り替えを提案させていただきました。
浴室のタイル破損、シーリング劣化による水漏れ
雨漏りではなく、室内からの水によっても外壁材が傷んでいる箇所がありました。
それは浴室のタイルにひび割れが起こっていて、そこから水が外へ出ていたのです。
浴室のタイルは例え目をこらさないと見つけられない小さなものであっても、そこから大量の水が流れ出ます。
地位なひびでも放置すると水漏れが起こり、壁や床下の腐食に繋がります。
浴室内を暗くして懐中電灯で照らすとタイルのひびはより見えやすくなります。
もう1箇所割れている部分がありました。
これらのひび割れは補修材で補修することもできますが、一時しのぎにしかならず、見た目も悪くなります。
そのため、今回はタイルの張り替えを提案しました。
既存のタイルは廃盤になっていなかったため、同じタイルを張り替えることができます。
他にもタイル表面を軽く叩き、タイルが浮いていないかチェックしました。
タイルが浮いていると鈍い音が鳴ります。
他にも雨漏りや水漏れが起こっている箇所がないか細かくチェックしました。
上記の内容以外は問題ありませんでしたが、付帯部で錆びている場所があったので何か起こる前に塗装して保護し直すこともご案内しています。
提案させていただいた内容に全てご納得いただいたうえで、正式に当社での施工をお申込みくださいました。
施工の様子については施工事例のページで随時お伝えします。
雨漏りや水漏れを解消し、K様に安心してお過ごしいただくため、精一杯頑張ります(^^)/
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