東京都杉並区のN様邸にて、屋根塗装・外壁塗装のご報告の続きです!

今回は、棟板金の施工の様子についてお伝えします。

【棟板金とは何か】

棟板金とは、屋根の一番頂上に被せてある板金をいいます。

屋根と屋根が交わる所は隙間があるので、雨水が入らないように被せてあるので、大変重要な部材です。

棟板金は釘で留めてあるのですが、熱くなって膨張し、寒くなって収縮する事によって釘が浮いてきます。

釘が浮いたり抜けたりすると、棟板金自体が浮いて雨水が侵入し、雨漏りを起こす事があります。

浮く事でバタバタと大きな音を立てる事もあります。

また、強風や台風によって棟板金が外れ、飛散してしまう事があり、そうなれば雨漏り以外にも近隣や通行人に当たって大惨事になる事もあるので、棟板金は定期的に見て補修しておく必要があります。

【棟板金の塗装の工程】

①釘打ち直し・・・浮いている釘が数か所見られた為、釘を打ち直して補強しました。

②シーリング工事・・・棟板金の継ぎ目のシーリングが劣化し、硬化して隙間ができていた為、古いシーリングを撤去して新しいシーリング材を充填し直しました。

「下地調整の重要なポイント1　コーキング(シーリング)処理」については、こちらのページです。

③ケレン作業・・・ナイロンタワシを使い、脆弱な塗膜や汚れを除去し、下地と塗料の密着性を高めます。

「塗装前のケレン作業の重要性、その役割とは。」は、こちらのページです。

④下塗り・・・錆び止め効果のある下塗り材を使用し、錆びの発生を抑制します。

この後、屋根塗装と一緒に中塗り、上塗りをして完成です。

【もし棟板金が破損したら?火災保険をご利用ください!】

定期的に棟板金のメンテナンスを行い、トラブルを未然に防ぐのが最も良いのですが、猛烈な台風や突風により棟板金が破損してしまう事があります。

そのような場合には、ぜひ火災保険をご利用ください。

火災保険は、地震以外の自然災害で建物に被害が生じた場合に適用されます。

その為、強風で棟板金が飛散してしまった場合も申請が可能です。

なお、過去に雨樋や外壁工事などで利用していたとしても再申請ができます。

何度利用しても保険料が上がる事もございませんので、安心してご利用ください。

また、ホームテックワンでは現地調査、見積もり、火災保険の申請、保険金支給後の工事までワンストップで対応します。

こちらの「火災保険を使った修繕工事」のページでも詳しくご紹介しています。

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