東京都杉並区のN様邸にて、屋根塗装・外壁塗装のご報告の続きです!

今回は、外壁のひび割れ(クラック)補修についてお伝えします。

【ひび割れを放置するとどうなる?】

・雨漏りに繋がる・・・ひび割れをしている箇所から雨水が侵入します。

最初は室内への影響はありませんが、水を含んだ状態が続くと、雨漏りに発展する恐れがあります。

・建物の耐久性が下がる・・・サイディングやモルタルの下地が腐食します。

外壁材を取り替えるなど、大掛かりな工事が必要になる事もあります。

・湿気によるシロアリの発生・・・ひび割れから侵入した雨水が外壁内部に浸透すると、シロアリを呼び寄せてしまいます。

・カビの発生・・・ひび割れから雨水が侵入すると、カビが発生しやすい状態になります。

カビはシックハウス症候群や喘息など、人体に悪影響を及ぼします。

「雨漏りのこんな症状には要注意」は、こちらのページです。

【ひび割れの種類と対応方法】

ひび割れは全部が同じではなく、状態によって対応方法が異なります。

以下に、詳しいひび割れの種類と対応方法をご紹介します。

・ヘアクラック(深さ0.5mm、幅0.3mm以内のひび割れ)・・・早急な対処が必要という程ではない

・乾燥クラック(幅の狭いひび割れ)・・・早急な対処は不要だが、ひび割れが広がっていないか定期的に確認が必要

・幅1mm程のひび割れ・・・外壁材や防水シート、木材などに不具合が出ている可能性がある為、早めの対処が必要。

・幅3mm以上のひび割れ、深さがあるひび割れ、段差があるひび割れ・・・水漏れが起きている可能性がある為、早めの対処が必要。

以上のように、幅1mm以上のひび割れだと調査、補修が必要になってきます。

ただし、幅はそれほどなくても深さがある場合は、外壁材の内部にある防水シートや木材に不具合が起きている可能性があります。

内部に水が侵入している可能性もあるので、早めに調査をご依頼される事をオススメします。

「屋根・外壁０円診断」については、こちらのページです。

【ひび割れ補修方法　写真付き工程】

①ひび割れ箇所の周りを清掃する

②刷毛で下塗り材を塗布する

③ひび割れ部分に補修材を充填し、ひび割れを埋める

④ヘラで補修材を平に均す

⑤乾燥したら完了

ひび割れの大きさによってはひび割れ箇所の周りをディスクサンダーで削り、補修材が奥まで届くようにする事もあります。

また、補修材は防水補強材やシーリング材など、ひび割れの状態によって、箇所ごとに補修材を変えました。

今回はシーリング材や、シャープ化学工業のスキマフィルなどを使っています。

「下地調整の重要なポイント2　ひび割れ、クラック補修（外壁）」は、こちらのページです。

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