東京都杉並区のN様邸にて、屋根塗装・外壁塗装のご報告の続きです!

引き続き、屋根の塗装の様子についてお伝えします。

屋根材には瓦、トタン、アスファルトシングルなど様々な種類がありますが、

化粧スレート屋根の塗装の場合、必ず行う工程があります。

それは、縁切りです。

縁切りというと、悪い縁を神社等で断ち切るのを想像するかと思います。

屋根塗装の縁切りも、くっついてはいけない部分を断ち切る作業です。

化粧スレート屋根には隙間が空いていて、

隙間が空いていないと雨水が屋根材の裏に溜まって雨漏りを起こしてしまいます。

塗装をするとその隙間が埋まってしまうので、

隙間を作らなければなれません。

その隙間を作る作業を縁切りといいます。

最近の縁切りは、タスペーサーという道具を使って縁切りをするようになり、

昔に比べて作業が簡単になりました。

上の写真の屋根材の間に挟まっている小さな黒い板のようなものがタスペーサーです。

目立ちにくいですが、写真の中でもいくつか設置しています。

※むしろ目立ってはいけないものです。

このように屋根材の間に挟む事で隙間を作る事ができ、

雨水の逃げ道を確保します。

こちらの「下地調整の重要なポイント5　縁切り作業」のページでも、

縁切りについて詳しくご案内しています。

中には知らないのかわざとなのか、縁切りを行わない塗装業者もいるのでご注意ください。

「工事業者の選び方」については、こちらのページです。

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