東京都中野区で、ベランダの防水工事の現場です。

今回は、軒天の様子についてお伝えします。

軒天とは、ベランダの場合だと、ベランダに立って上を見上げた際の天井部分です。

ちなみに、ベランダとバルコニーの違いですが、

屋根がある場合がベランダ、屋根が無い場合をバルコニーと言います。

軒天の役割は、ベランダの床面や外壁に紫外線や雨風が当たるのを軽減し、

建物を守ってくれています。

また、万が一の火災の場合には軒天が火が回るのを邪魔して燃え広がりを防いでくれます。

「知っておきたいお住まいの各部位の名前」については、こちらのページです。

軒天を見てみると塗装は剥げ、カビが生えてしまっていました。

軒天材そのものの損傷も激しかった為、塗装だけでは補修が追い付かない事から、

軒天材そのものの交換を提案させていただきました。

軒天は他の部分と比べて湿気が溜まりやすい部分です。

その為、定期的な塗り替えによるメンテナンスで、丈夫な塗膜を造り、守る必要があります。

前回の現場レポートでもお伝えしましたが、

カビは放置しておくと人体に悪影響を及ぼします。

喘息、気管支炎、アレルギーなどを引き起こすので、

カビがあるから窓が開けられない・・・となっては困ります。

「こんな症状には要注意」については、こちらのページです。

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