東京都中野区・N様邸 屋根カバー・外壁塗装・ベランダ防水・タイル部分補修工事の現場調査
2024年5月6日更新
東京都中野区のN様より、屋根カバー・外壁塗装・ベランダ防水・タイル部分補修工事のご依頼をいただきました。
今回は、その現場調査の際の様子を写真付きでお伝えします!
【お問合せのきっかけ】雨漏りが起こっていました
「天窓付近から雨水が入り込んでいる」と、お電話にてご連絡くださいました。
雨漏りで多い原因に非常に多いのが天窓です。
お部屋の中に光を取り込んでくれる天窓ですが、お住まいの天井に窓を取り付けているので、雨水が溜まりやすいです。
N様邸には1階上部と2階上部の2箇所に天窓が付いていました。
今回、雨漏りを起こしていたのは1階上部の天窓です。
この写真の上部分を注目してみると・・・
このように、シーリングに大きな亀裂が入っていました。
シーリングは部材と部材の間を埋める材料で、防水性が高く、柔らかいので建物が揺れたときにクッションの役割をしてくれています。
しかし、年月が経つにつれてどうしても劣化していきます。
最終的には今回のように亀裂が入ったり剥離が起き、雨漏りに発展することがあります。
そのため、定期的にシーリングの状態を調査し、劣化していたら打ち替えをするのが理想的です。
シーリングの打ち替えは約10年に1度が目安です。
【屋根】劣化が進行し、塗装では補修しきれない状態でした
屋根は化粧スレートで劣化が進行し、色褪せて汚れが付着していました。
ところどころにひび割れや欠けも見られ、オレンジ色の苔も広がっています。
化粧スレートは素材自体に防水性がなく、塗料によって保護されています。
その塗料も寿命があるので、やがて防水性が無くなります。
そうなると屋根材が傷み、ひび割れが起こったり、苔の繁殖が見られます。
ひび割れは雨水の吸収と乾燥を繰り返すことで起こり、苔はジメジメと湿ったところにだけ繁殖します。
そのため、ひび割れや苔は屋根が防水性を失っている証拠です。
防水性を失っているだけなら塗装をし直せば問題ない場合もあります。
しかし、N様邸の屋根材は劣化が進行して塗料が乗らない可能性が高く、乗ったとしてもすぐ剥がれてしまうことが目に見えていました。
そのため、今回は屋根塗装ではなく屋根カバーを提案させていただきました。
もとの屋根に新しい屋根を重ね葺きする工事で、屋根材の処分の手間や費用を抑えることができます。
屋根材が二重になるため、若干耐震性は下がりますが、遮音性や断熱性が向上します。
「屋根カバー工法(重ね葺き工事)の工事内容と費用」は、こちらのページです。
【外壁】ひび割れ、汚れの付着
外壁はモルタル外壁で、ひび割れや汚れが付着が見られました。
モルタル外壁も塗装で防水性を持たせています。
塗装が劣化すると、防水性を失い、ひび割れが起こるようになります。
防水性が劣化しているということは、塗装に含まれている防汚性も劣化して汚れが付きやすくなります。
塗装の防水性は残っているが、防汚性は残っているということはほぼありません。
そのため、外壁がひび割れている・汚れている・カビ、苔が見られるなどの症状が起こっていたら塗り替え時です。
外壁は塗装をすれば問題ない状態でした。
汚れは高圧洗浄機で落とし、ひび割れはシーリング材で補修をしてから耐候性の高い塗料での塗装を提案させていただきました。
「外壁塗装の費用と施工内容」については、こちらのページです。
また、外壁はモルタルだけでなくタイル部分もあり、ところどころひび割れていました。
タイル外壁の補修は塗装ではなく、部分的に撤去し、新しいものを貼り直します。
モルタル外壁と違ってタイル外壁はひび割れると剥落する可能性が高いからです。
【防水層】ひび割れ、剥がれ
バルコニーや屋上など、屋根とは違って傾斜の少ない場所には防水層が施されているのが一般的です。
N様邸にも防水層がありましたが、劣化してひび割れや剥がれが起こっていました。
防水層の工事は塗装工事ではなく、防水に特化した防水工事が必要です。
塗料のようなカラーバリエーションはなく、グレー、ブルー、グリーンが多いです。
防水工事にはウレタン防水、シート防水、FRP防水、アスファルト防水の4種類があります。
N様邸はアスファルト防水が施工されていました。
シート状の防水材を液状の接着剤兼防水材で張り付ける工法です。
基本的に改修工事では既存の防水層に合わせて施工するので、今回もアスファルト防水での施工を提案させていただきました。
全ての調査結果をもとに見積書を作成し、ご納得いただいた上で正式に工事をお申込みくださいました。
N様にご満足いただける仕上がりとなるよう、精一杯頑張ります!
N様邸の施工の様子は着工後、施工事例のページにてお伝えします。
各工程ごとに随時更新していきますので、ご覧いただけますと幸いです。
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