東京都世田谷区のK様より、外壁塗装・屋根塗装・ベランダ塗装のご依頼をいただきました！

今回は無料診断の様子をお伝えします。

ご友人の紹介でご相談くださいました

K様は、以前当社で施工させていただいたお客様のご友人です。

「良い塗装会社だったと聞いたのでお願いしたい」と、ご連絡くださいました。

とても嬉しかったです、ありがとうございます(^^)

当社ではまずお住まいの状態を拝見して外壁材や屋根材の素材、状態、面積を確認してお見積り書を作成しています。

その際、お客様にも立ち会っていただいてどの部分が傷んでいるのか、どんな工事がなぜ必要なのかを詳しくご案内しています。

K様にも立ち会いをお願いするため、ご都合の良い日時を伺って調査に向かいました。

K様には見える部分は目視で。

屋根など危険な場所は写真でお住まいの状態をご確認いただきました。

外壁にはひび割れが起こっていました

まずはお客さまが気にされていた外壁から調査を進めました。

窓の角から少し斜めにひび割れが入っています。

これは開口クラックと言い、窓やドアなどの開口部の角から現れるひび割れで、補修が必要です。

このような開口部には力が集中しやすいので、建物に負荷がかかることでひび割れが発生する場合があります。

開口クラックは雨水が流れる場所にあるため、放置すると雨漏りやシロアリの繁殖に繋がります。

そのため、シーリング材を使ってひび割れを埋める方法を提案させていただきました。

開口クラック以外にもヘアークラックや大きなクラックが見られました。

ヘアークラックは塗料で埋めることができます。

大きなクラックは開口クラックと同様にシーリングで補修していきます。

また、外壁には汚れやカビも目立っています。

外壁は塗装されている場合がほとんどで、塗料には防汚性や防カビ・防藻性が備わっているのが一般的です。

しかし、経年劣化によってそれらの機能は衰えていきます。

機能が衰えているということは、外壁を保護できる状態ではありません。

そのため、塗装をして防汚性や防カビ・防藻性、防水性などを回復させる必要があります。

塗装前には汚れやカビをエンジン式高圧洗浄機で入念に洗浄します。

屋根は棟板金の釘が抜け、屋根材は防水性を失っていました

屋根は落下の危険性があるため、写真を撮ってK様に後からご確認いただきました。

こちらがご覧いただいた写真です。

K様も非常に驚かれていたのですが、棟板金の釘が抜けて無くなっている箇所がありました。

棟板金は熱膨張と言って、暑くなる⇔冷えるを繰り返し、釘がどうしても引っ張られます。

そのため、釘が浮いてきたり抜けてくるのですが、棟板金自体が浮いてしまいます。

すると、棟板金の下から雨水が入り込み、下地である貫板を腐食させ、最終的には雨漏りに繋がります。

最悪の場合、棟板金が飛散して近隣のお宅を傷つけたり、怪我人が出ることも。

棟板金の釘の浮き、抜けは珍しいことではなく、棟板金を設置されているお宅なら起こり得る症状です。

大惨事にならないよう、10年に1度を目安に調査をご依頼されることをおすすめします。

「屋根・外壁０円診断」については、こちらのページです。

屋根材も見てみると、写真のようにカラカラとしていて防水性を失っていました。

スレート屋根(カラーベスト、コロニアル)は塗装によって防水性を持たせています。

塗装が劣化して防水性を失うと、写真のようにひび割れ、色褪せ、汚れの付着、カビなどが見られるようになります。

外壁と同様に汚れ、カビを高圧洗浄機で落とし、ひび割れはシーリングで補修します。

ただ、今回は塗装で問題ありませんが、劣化状態から次回のメンテナンスは塗装では補修しきれない可能性が高いことをお伝えしました。

化粧スレートの場合、塗装以外のメンテナンスにはカバー工法、葺き替え工法があります。

「事業内容・工事メニュー」については、こちらのページです。

鉄部も交換や塗装が必要です

外壁や屋根だけでなく、付帯部も隅々まで拝見しました。

付帯部の劣化によっても雨漏りが起こる場合や資産価値が落ちる場合があります。

雨樋の金具は写真のように錆び切っていました。

錆びは軽度なら削って塗装しますが、ここまで錆びている場合は交換をします。

水切りなど、他の部材は錆びは発生していませんでしたが、汚れの付着やチョーキング現象など、塗膜の劣化は見られたので塗装する必要があります。

この後、どのような色にしたいか、艶はどうしたいか、何年程持たせたいか、ご予算はどのくらいかお伺いし、それらの内容や調査結果をもとにお見積り書を作成して提出しました。

お見積り書をご覧いただきながら詳細をご案内し、ご不明点や気になる点を伺い、全てご納得のうえで正式に工事をお申込みくださいました。

K様にご満足いただける仕上がりとなるよう、全力で努めます。

K様邸の施工の様子は施工事例のページにてお届けします。

各工程ごとに随時更新していきますので、ぜひご覧ください(^^)/

K様邸の施工事例はコチラ

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