「雨漏りが原因で漏電しているみたいなんだけど、漏電すると何が危ないの?」と疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。
今回は、雨漏りによる漏電が発生した時の危険性について解説します。

漏電による被害を大きくしないためにも、参考にしてみてください。

雨漏りに伴う漏電による一次被害

雨漏りによる漏電が発生した場合、直接的な被害である一次被害と一次被害から派生して発生する二次被害があることを覚えておいてください。
ここではまず、一次被害について解説します。

家電が故障する

雨漏りによる漏電が発生すると、家電のコードもしくは本体が水で濡れ絶縁不良を起こすことで故障するケースがあります。
故障すると修理に出す必要があるほか、最悪の場合買い換えなければいけないため、費用負担が発生します。

停電する

電気回路で漏電が発生すると漏電ブレーカーが落ち、停電が発生するケースもあります。
停電すると、テレビや冷蔵庫といった家電が使用できないほか、スマートフォンなどの充電もできないため、不便な生活を強いられることになります。

電気料金が高くなる

漏電が発生すると、電気が外に漏れてしまうため、家電を使用するのにいつも以上の電気量が必要になります。
それに伴い電気料金が高くなる可能性があるため、注意しなければいけません。

対処法について知りたい方は、コチラの”雨漏りで漏電してしまった際の対処法について解説”の記事をご覧ください。

雨漏りに伴う漏電による二次被害

雨漏りによる漏電は二次被害を引き起こす恐れがあります。
ここでは、具体的にな二次被害について解説します。

感電する

絶縁状態がよくない家電、中でも水気や湿気が多い場所で使用するものに触れると感電することがあります。
また、水気のない場所で使用する家電でも雨漏りによって浸水している可能性があるため、感電の可能性はゼロではありません。
感電すると最悪の場合、命を落とす恐れもあるため家電を触らないなどの注意が必要です。

火災を引き起こす

漏電により金属が発熱すると、建物内の木材やホコリなどが発火し火災を引き起こす可能性があります。
壁の内部で発火するケースもあり、気づくまでに時間がかかることもあるでしょう。
また、就寝中に発火し気づくのに遅れるケースもあるため、被害が拡大する恐れもあります。

そもそもどういう場面で漏電の可能性があるのかについて知りたい方は、コチラの”雨漏りで漏電している可能性がある場合について解説”の記事をご覧ください。

漏電は様々な危険性をはらんでいる

いかがでしたでしょうか？この記事を読んでいただくことで雨漏りによる漏電の危険性がご理解いただけたと思います。
一次被害だけでなく、二次被害が発生する可能性もあるため、漏電の疑いがある場合は速やかに業者に点検してもらってください。

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