アスファルトシングルの屋根は耐久年数は短いの?
2022年10月17日更新
「アスファルトシングルの屋根は耐久年数が短い」
と聞いたことはありませんか?
結論から言えば、古くから日本で使われている「日本瓦の屋根」よりは耐久年数が短いです。
しかし、日本瓦よりも「優れている部分」もあるので『何を重視して屋根材を選ぶのか』が重要になります。
今回は「アスファルトシングル屋根の耐久年数」や屋根材としてのメリット・デメリットについてお伝えしていきますので、是非参考にしてみてください。
アスファルトシングル屋根の耐久年数は20〜30年
以前はアスファルトシングル屋根の耐久年数は「10年程度」と言われていましたが、現在では「20〜30年」と言われています。
日本瓦は60年以上もつものもあるので、それと比べると耐久年数は短いです。
しかし、屋根には必ず「下地材」と「防水シート」が必要になり、それらの耐久年数は20年程になります。
60年以上もつ日本瓦を使っても、下地材や防水シートの交換は20年に1回必要になるので、メンテナンスの頻度はさほど変わりません。
アスファルトシングル屋根のメンテナンス方法は4つ
アスファルトシングル屋根のメンテナンス方法は4つあります。
①部分補修 ②塗装 ③カバー工法 ④葺き替え |
10年に1回、または「大きな台風が過ぎた後」に点検をしておくのがおすすめです。
劣化症状を放置していると、雨漏りや木材・合板の腐食に繋がります。
放置すればするほど「修繕費用」が高額になっていくので、早めの点検とメンテナンスをしておきましょう。
アスファルトシングル屋根のメンテナンス方法①部分補修
アスファルトシングル屋根は、他の屋根材と比べて、部分補修がしやすいのが特徴です。
強風や劣化による「剥がれ」がある場合は、接着剤や釘を使って補修できます。
剥がれを放置すると、雨漏りや防水シートの劣化などのトラブルが起きる可能性があるので、早めの補修が必要です。
アスファルトシングル屋根のメンテナンス方法②塗装
次のような症状がアスファルトシングル屋根に出たら、塗装によるメンテナンスが必要です。
・色あせ(変色) ・コケやカビの発生 |
住宅のプロに点検をしてもらった上で、塗装をしましょう。
塗装の際は縁切りが必須
アスファルトシングル屋根の塗装には「縁切り」が必須です。
1つ1つの屋根材が重なって施工されているので、内側から雨水を出すための「隙間」があります。
その隙間を塗装の際に埋めてしまうと、雨水を出すことができず、内側に雨水が溜まることで、腐食や雨漏りに繋がるので注意しましょう。
アスファルトシングル屋根は、日本であまり普及していないため、メンテナンス方法に詳しくない業者もいるかもしれません。
これまでの施工実績や事例を「依頼前」に確認し、塗装などのメンテナンスをしたことで、逆にトラブルが起きないように注意してください。
アスファルトシングル屋根のメンテナンス方法③カバー工法
既存の屋根に大きな劣化症状がない場合は、その上に新しい屋根材を重ねる「カバー工法」でメンテナンスができます。
1)築年数(施工してからの年数) 2)屋根材の状態(色あせや剥がれがないか) |
この2点を住宅のプロに確認してもらった上で、カバー工法をおこないましょう。
カバー工法は、既存の屋根材を撤去する「葺き替え」よりも費用を抑えることができますが、屋根材の状態を細かくチェックする必要があります。
必ずプロに見てもらった上で検討を進めてください。
アスファルトシングル屋根のメンテナンス方法④葺き替え
次のような場合は、葺き替えによるメンテナンスがおすすめです。
・築20〜30年がたっている(施工してから20〜30年が経過) ・広範囲に剥がれや割れなどの劣化症状がある ・台風が上陸することが多い地域で、補修頻度が多い |
カバー工法や塗装よりも費用は上がってしまいますが、葺き替えをすることで「下地材・防水シートの交換」や「新しい屋根材への変更」ができます。
建物を雨漏りや腐食などのトラブルから守ることができるので、住宅のプロに細かくチェックしてもらい、メンテナンス方法を検討していきましょう。
アスファルトシングル屋根のメリット・デメリット
アスファルトシングル屋根のメリットとデメリットはこちらです。
メリット |
・防水シートに使われる材料が使われているので「防水性」が高い ・シート状の屋根材なので軽量 ・海外の住宅のようなデザインにすることができる |
デメリット |
・接着剤や釘を使って施工する上に、屋根材が薄いので強風に弱い ・施工できる業者があまりいない ・3.5寸以上の勾配(傾き)がない屋根には施工できない |
耐久年数は20〜30年であるものの、下地材や防水シートが20年に1度交換の必要があるので、寿命が長い日本瓦とメンテナンスの頻度はさほど変わらないとお伝えしてきました。
しかし、強風に弱いというデメリットがあるので、同程度の耐久年数である金属屋根よりはメンテナンスが必要になる可能性が高いです。(気候や立地で左右します)
屋根材を検討する際は、海外の住宅のようなデザインにできるなどのメリットと天秤にかけながら検討しましょう。
屋根の補修には火災保険が活用できる場合があります
アスファルトシングル屋根は「強風に弱い」ため、大きな台風がきた時に補修が必要になることがあります。
そんな「自然災害」が原因の補修には、火災保険が適用できる場合があるので、加入している保険の内容を確認しましょう。
実際に保険認定された事例がこちら!
保険認定金額 |
|
①雨樋い全交換、屋根漆喰補修工事 →風災、雪災 |
879,000円 |
②雨樋い全交換、軒天・天井・外壁修繕工事 →風災、雪災 |
1,143,123円 |
③雨樋い・カーポート・クロス・窓台交換工事 →風災、雪災 |
951,545円 |
当店では、火災保険の申請サポートをおこなっております。
「保険証券」をご準備の上、気軽にご相談ください。
【中野区】アスファルトシングル屋根の点検や補修は当店へ!
今回はアスファルトシングル屋根の耐久年数や特徴についてお伝えしてきました。
【耐久年数】 20〜30年 【メンテナンス方法】 ①部分補修 ②塗装 ③カバー工法 ④葺き替え 【メリット】 ・防水シートに使われる材料が使われているので「防水性」が高い ・シート状の屋根材なので軽量 ・海外の住宅のようなデザインにすることができる 【デメリット】 ・接着剤や釘を使って施工する上に、屋根材が薄いので強風に弱い ・施工できる業者があまりいない ・3.5寸以上の勾配(傾き)がない屋根には施工できない |
以前は10年程度の耐久年数と言われていましたが、現在では20〜30年もつ商品が多く流通しています。
しかし、強風に弱いことや経年劣化によって表面の石が落ちることから「10年に1回」は点検が必要です。
・これまでアスファルトシングル屋根の補修をしたことがない
・アスファルトシングル屋根を施工してから10年以上経過している
当てはまるものがある場合は、当店にご相談ください。
また、強風などの自然災害が原因で補修が必要になった場合、火災保険が適用できることがあります。
当店では火災保険の申請のサポートができますので「適用になるか確認したい」という方も気軽にご相談ください。
中野区の雨漏り修理・外壁塗装専門店【株式会社HOME TECH ONE】屋根修理・屋根リフォーム、屋根張り替え、カバー工法他 杉並区、世田谷区他
-Ku-
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https://hometechone.com/
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お問い合わせ窓口:0120-500-457
(8:00~20:00 土日祝も対応!)
対応エリア:中野区、杉並区、世田谷区、新宿区、渋谷区、豊島区、練馬区、他
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