屋根・外壁塗装の悪徳業者に注意!失敗しない為の5つのチェック項目とは?
2022年5月14日更新
「そろそろ外壁塗装をしないと、大変なことになりますよ!」
外壁塗装会社の営業マンが突然訪れて、こう言われたことはありませんか?
急に大変なことになると言われてびっくりしたものの「外壁塗装をしなきゃいけない」という思いになってしまい、営業マンと契約をしてしまう人は多いようです・・。
しかし!よく考えずに契約をしてしまった結果、数ヶ月で塗装が剥がれてきたり、営業マンの会社と連絡が取れなくなったりと、トラブルが起きてしまうことがあります。
残念ながら、全ての会社が親切で優しいのではありません。
中には、そのような「悪徳業者」もあります・・。
そこで今回は、この記事を読んでくださっている皆さんが、悪徳業者へ塗装工事を依頼してしまわないように、チェックしておきたいポイントについてお伝えしていきたいと思います。
・前回の塗装から10年近く経過する
・最近飛び込みで営業マンが来る
・絶対に悪徳業者に依頼したくない
これらに当てはまる人は、是非参考にしてみてください!
【これはNG!】屋根・外壁塗装を悪徳業者に依頼しない為のポイント
悪徳業者に塗装工事を依頼しないために、チェックしておきたい項目は下記の5つです。
①飛び込み営業 ②「今週中に契約で〜」と特典をアピールする ③ホームページがない ④資格がない ⑤保証制度やアフターサービスの掲載がない |
当てはまる項目があったら、その業者への依頼は「本当に大丈夫なのか」再度検討してみましょう。
塗装業者選びのNG項目①飛び込み営業
突然皆さんのお宅を訪問して「すぐに塗装をしないと危険です」と契約を迫るような営業をする会社は危険です。
・建物が崩れてしまうかも ・屋根が割れていますよ ・このままではシロアリに建物が食べられてしまうかも・・ |
このように、現状を維持することで起きるトラブルを伝えることで、契約をとろうとします。
公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターの統計によると「訪問販売のトラブルに関する相談」は、年に600件程度寄せられているようです。
【訪問販売のトラブルに関する相談】
2018 |
2019 |
2020 |
|
件数 |
666 |
681 |
593 |
参照)公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター リフォーム本文販売のトラブルに関する相談(訪問販売相談)
外壁や屋根の塗装は、50〜100万円程度の金額の大きな工事です。
突然現れた営業マンと契約を交わしてしまうのは、とても危険な行為になります。
「あの日に戻りたい!」と後悔する結末になってしまうかもしれません。
一旦落ち着いて、本当に工事をしなければいけない状態なのか、営業マンが所属している会社はどのような会社なのかを確認しましょう。
塗装業者選びのNG項目②「今週中にご契約で〜」と特典をアピールする
塗装工事の見積もりを依頼すると、数日から数週間で見積書が皆さんの元へ届きます。
その際に「今週中にご契約で、20%割引させていただきます」と、早く契約することで特典を得られる旨を伝えてくる場合がありますが、注意が必要です。
下記のような可能性があるため、不明点や気になる点があれば質問してみましょう。
・必要な工程が入っていない ・値引き前提で見積書の金額を設定している ・メーカー品ではない塗料を使用する |
塗装工事は、素人にとって未知の領域です。
その「わからないだろう」という弱点を狙い、悪さをする業者が残念ながら一定数います。
「割引」などのプラスな言葉に飛び付かず、家族や知り合いなどとよく話し合いながら、業者選定を進めていきましょう。
塗装業者選びのNG項目③ホームページがない
皆さんは、業者選びをする際にどのように情報を収集しますか?
いまや1人1台スマホをもっている時代ですので、ホームページを見て依頼するという人が多いのではないでしょうか。
そして「どの業者に工事を依頼するか」を決定する際にも、ホームページは役立ちます。
・会社の所在地 ・施工事例 ・問い合わせ先 ・取り扱っている塗料 ・対応可能な工事の種類 |
見積書だけではなく、これらの情報を確認することで、信頼できる会社であるかを判断することができます。
しかし、所在地や施工事例を公開できないような悪徳業者もいることも確かです。
特に「これまで行ってきた工事」がどのような仕上がりになっているか確認できる施工事例はとても重要な情報になるので、ホームページがないのであれば、パンフレット等をいただけないか確認してみましょう。
〜ホームページをもたない職人もいる〜
個人で仕事を請け負っている職人であれば、ホームページをもっていないことが多いです。
その場合は、近所や知り合いなど「実際に塗装工事をしてもらった人がどう感じたか」を聞いておくとトラブルを防ぐことができます!
塗装業者選びのNG項目④資格がない
塗装工事を行う会社である場合、必ず必要な資格というのはありません。
しかし、信頼できる会社か判断するためには、ある程度資格があるかどうかは大事な材料の1つになります。
塗装業者がもっていて欲しい資格は下記の通りです。
・一級塗装技能士 ・外壁塗装診断士 ・外壁劣化診断士 ・雨漏り診断士 ・塗装工事業許可(建設業許可) |
特に「一級塗装技能士」をもった職人に作業していただけるのは、とてもプラスなことです。
一級塗装技能士というのは、厚生労働大臣が認定する「国家資格」で、7年以上の実務経験があることが受験資格となっています。
また、学科試験の他に実務試験があり、一定以上のレベルの塗装技術が求められるため「完全な素人では取得できない資格」です。
ホームページやパンフレットで資格の有無を確認できるのなら、依頼する業者を選定する際に確認してみましょう。
〜資格がある人が作業しない可能性もあるので注意〜
会社に資格がある人が在籍してはいるものの、実際に作業する人は資格をもっていない人である可能性もあります。
依頼する前に、実際に作業を行う人は資格をもっている人なのかを確認しましょう。
現場を仕切る人やグループの中に資格取得者がいないのであれば、意味がありません。
「社員の中に資格をもっている人がいる」という情報が全てではないことを、頭に入れておくことが大切です。
塗装業者選びのNG項目⑤保証制度やアフターサービスの掲載がない
塗装工事後のトラブルに対する保証制度やアフターサービスがあるのかを確認しましょう。
・工事会社が倒産した ・塗装後(数ヶ月〜半年)に塗装が剥がれてきたなどのトラブル ・定期的な点検と小さな修繕 |
これらは塗装工事を依頼する際に、押さえておきたいポイントです。
〜工事会社が倒産した〜
もし、明らかな塗装工事の際の施工不良によってトラブルが起きた場合は、工事を行った会社が修繕を行うことになります。
しかし、会社が塗装工事後に倒産してしまっていたら、基本的には自分で補修費用を負担して、再度塗装を行わなければいけません。
「自分は悪くないのに、なんでお金を出さなくてはいけないの!?」と思いますよね・・。
そんな状況を救ってくれるのが、日本住宅保証検査機構などが提供している「リフォーム瑕疵保険」です。
これは、工事を行った会社が、保険に加入していた場合、会社に代わって日本住宅保証検査機構が修繕の手配や費用を負担してくれるという制度になります。
「もしも」の備えができている会社に依頼することは、何より自分の財産を守るために必要です。
こうした保険に加入しているのか、確認してみましょう。
弊社では、お伝えした日本住宅保証検査機構の「JIOリフォーム瑕疵保険加盟店」になっています。
詳しいご説明については、下記をご覧ください!
〜塗装後(数ヶ月〜半年)に塗装が剥がれてきたなどのトラブル〜
塗装工事の際に施工不良があると、塗装が剥がれてくるなどのトラブルが起きることがあります。
その際には「どのように対応していただけるのか」を、事前に確認しておきましょう。
大手のメーカーで販売している塗料を使うことで、メーカー保証がついてくることもあります。
目先の工事金額の安さだけでなく、塗った後のトラブルについても考えておくことが大切です。
〜定期的な点検と小さな修繕〜
工事後の点検や小さな修繕作業に対応してもらえるのか、確認しておきましょう。
見積書を提出して、工事をすれば終わりではなく、本当に皆さんのために動いてくれる会社であれば、その後の定期点検やアフターフォローが充実しているはずです。
ホームページやパンフレットに記載がある場合が多いので、資格や施工事例だけでなく、工事の後の対応についても確認してみてください。
より満足できる塗装工事にするには相見積もりが必須!
これまで「これはNGです」という項目をお伝えしてきましたが、より満足できる塗装工事にするためには相見積もりをとった上で、依頼する業者を決める必要があります。
相見積もりをする目的は下記です。
①工事金額の相場が掴める ②極端に高い・安いを見抜く ③見積書の掲載項目の違い |
3〜5社の見積書を手元に準備し、より信頼できる業者へ工事を依頼しましょう。
相見積もりが必須な理由①工事金額の相場が掴める
インターネットなどで「外壁塗装 相場」と検索をかけると、様々な物件の塗装金額が出てきます。
しかし、結局「自分の家はどのくらいが適正なのだろう?」という疑問に辿り着くでしょう。
そんな疑問を解決するのが、相見積もりです。
自分の家に対する見積書を3〜5社集めることで、平均金額を算出することができます。
工事金額の相場感を掴めることで、悪徳業者へ依頼してしまうミスを防ぐこともできるため、相見積もりをした上で決めるのがおすすめです。
相見積もりが必須な理由②極端に高い・安いを見抜く
3〜5社の見積書を見比べることで、極端に高い・安い金額を見抜くことができます。
もし、1社しか見積書がなかったらどうなるでしょうか?
「こんなもんなのだな」と納得するしかないため、その見積書の金額が高いのか、安いのかもわからないままです。
冷蔵庫やテレビを買う時に、沢山金額が表示されている中から選ぶことができるように、外壁や屋根の塗装工事においても、その過程が必要になります。
ましてや、塗装工事に対しての金銭感覚がない人にとっては、1社のみの見積書で決定してしまうのは危険です。
「高すぎる」「安すぎる」という違和感を感じるため、相見積もりを行いましょう。
〜使用塗料のホームページをチェック!〜
極端に安い金額であった場合、使用する塗料が他の会社と異なる場合があります。
見積書に掲載されている塗料のメーカーや商品名を、インターネットで検索してみましょう。
ホームページや商品ページがないような塗料を使用するのであれば、注意が必要です。
塗装後すぐに剥がれてきたり、割れが起きたりする恐れがありますので、見当たらない場合は再度業者へ「この塗料はどのような商品なのですか?」と確認してみましょう。
相見積もりが必須な理由③見積書の掲載項目の違い
見積書には、各社の個性が出ます。
・1つ1つ丁寧に記載がある ・「一式」でまとめてある部分が多い |
この2つに分かれることが多いです。
そして、注意したいのが「一式」でまとめてある部分が多い見積書。
いざ工事を行う時に、必要な高圧洗浄の作業などがカットされていることもあります。
「一式が多いな・・」と感じたら、一式には何が含まれているのかを書面で再度いただくようにしましょう。
口頭では、後々のトラブルになりやすいため、両者が確認できる書面がおすすめです。
〜足場代無料はNG!〜
「足場代無料」と記載がある見積書をいただいたのなら、その会社には依頼しない方がよいでしょう。
足場代は必ずかかる費用です。
その部分が無料になるということは、他の項目にその分上乗せしているか、必要な工程をカットして帳尻を合わせている可能性があります。
「無料だからお得」と考えてしまわないように注意しましょう。
まとめ:5つの項目をチェックして悪徳業者へ依頼しないように注意しましょう!
今回は屋根・外壁塗装における悪徳業者へ依頼しないためには、どのようなことに注意すればいいのかをお伝えしてきました。
【塗装業者選びのNG項目】 ①飛び込み営業 ②「今週中に契約で〜」と特典をアピールする ③ホームページがない ④資格がない ⑤保証制度やアフターサービスの掲載がない 【相見積もりが必須な理由】 ①工事金額の相場が掴める ②極端に高い・安いを見抜く ③見積書の掲載項目の違い |
弊社では、見積書や工事金額についてのご説明を、ホームページに掲載しています。
「屋根・外壁塗装をしたいと考えている」という人は、是非参考にしてみてください!
また「屋根・外壁0円診断」を行っており、ご依頼いただければ、ひび割れや剥がれがないかを無料で点検することができます。
「前回のお手入れから10年近く経っている」という人は、是非ご活用ください!
皆さんからのお問合せ、お待ちしております♪
東京都中野区・世田谷区の外壁塗装・屋根塗装・防水リフォーム専門店
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