雨漏りの応急処置方法まとめ
2021年2月18日更新
天井や窓など、いろいろなところから起きてしまう雨漏り。
家の中や家具が濡れ、不便を感じることでしょう。
早く直したいのに、修理業者が来るまでに時間がかかるとなると、困りますよね。
雨漏りは、シミやカビ、漏電などの二次被害にも繋がります。
そうなる前に、自分で応急処置をすることが非常に大切なのです。
とは言え、雨漏りはそう頻繁には起こりません。
そんな非常事態への対処法を知っているという方は、少ないのではないでしょうか。
この記事では、雨漏りのパターン別に、応急処置方法をご紹介します。
「雨漏りで家の中が水浸し」
「二次被害が起きないように早く対処したい」
こんな方に、ぜひ参考にしていただきたいと思います。
雨漏りが発生する原因
雨漏りの原因はさまざまです。
また突然起こるため、万が一に備えて応急処置を知っておく必要があります。
一般的な原因は次のとおりです。
屋根
雨漏りと聞いて一番に思い浮かぶのが「屋根」からです。
わかりやすい場所でもありますし比較的早急に対処できますが、屋根の状態はさまざま。
経年劣化もあればひび割れや瓦のズレ、板金の浮きなどもあるでしょう。
経年劣化は使用している素材によって異なりますが、コロニアル屋根の場合は吸収し湿潤状態になりやすいので注意してください。
ひび割れは自然災害で起こりやすく、瓦のズレや浮きも地震で大きな負荷がかかったときに起こると言われています。
どんなに新しい家でも起こる可能性はありますので気をつけましょう。
外壁
外壁がひび割れている場合やコーキングの劣化などでも雨漏りが起こります。
ひび割れも小さい範囲であれば雨漏りはしないので、ひび割れているからと言って必要以上に気にする必要はありません。
ベランダ
ベランダの防水層や排水口の劣化でも雨漏りは起こりやすいでしょう。
基本的に経年劣化は雨漏りの原因になりやすいので、ひび割れやはがれなどが見つかった場合はすぐに対処してください。
応急措置に使える道具
実際に応急措置をするときに便利な道具がいくつかあります。
応急措置に使える便利な道具を次の記事で紹介しております。是非ご参照ください。
天井からの雨漏りの応急処置
天井からの雨漏りに対する応急処置は、バケツを使って雨水を受ける方法が主となります。
水が溜まると、飛び散って床が濡れてしまうため、バケツの下にレジャーシートを敷いたり、中に雑巾を入れたりしておくと良いでしょう。
窓からの雨漏りの応急処置
窓からの雨漏りに対する応急処置には、以下のものを使います。
準備するもの
- ・雑巾
- ・レジャーシート(ゴミ袋でも可)
まず、カーテンを外します。
濡れてカビが生えるのを防ぐためです。
そして、濡れてしまった部分を雑巾でしっかりと拭き取ってください。
拭き取ったら、雨漏りが起きている部分の下にレジャーシートを敷き、床が濡れないようにします。
また、引き違い窓の境目から雨水が漏れているという場合には、網戸を取り付けましょう。
網戸がクッションのような働きをし、雨を防いでくれます。
屋根からの雨漏りの応急処置
一軒家の場合、雨漏りの原因として、屋根の損壊が考えられます。
その際、ブルーシートを屋根にかぶせ、土嚢袋で抑える方法が一般的です。
簡単なように思えますが、屋根の上での作業には危険が伴うため、細心の注意を払う必要があります。
雨風のない日に、屋根が濡れていないことを確認し、2人以上で行うのが鉄則です。
また、ヘルメットを装着するなど、怪我への万全の対策をとりましょう。
防水道具を使う場合の応急処置
ここからは、防水道具を使った応急処置方法をご紹介します。
これは、雨漏りの原因となっている部分が明らかである場合に効果的です。
建物のひび割れなどが原因の雨漏りであれば、防水テープで損壊部分を塞ぐことが可能です。
まず、雨漏り部分を雑巾でしっかりと拭いておきます。
そして、雨水の流れとは逆の方から、防水テープを貼ってください。
空気が入らないように貼るのがポイントです。
このとき、砂やホコリなどの汚れが付いていないかを、しっかりと確認してください。
また、雨が降って屋根が濡れているときの作業はやめましょう。
テープが剥がれやすくなってしまい、適切な応急処置ができません。
さらに気を付けなければならないのが、貼りすぎないようにするということ。
雨漏りの経路が変わって、違う部分からまた雨漏りしてしまい、逆効果です。
貼る範囲は必要最小限に留めましょう。
他にも、防水スプレーを使うことで、ひび割れからの雨漏りを防ぐことができます。
扱い方も簡単なため、一時的な雨漏り対処にうってつけです。
損壊範囲が広く、防水テープや防水スプレーでは対応できない場合は、防水シートを使います。
自分で必要な大きさに切ることができ、使い勝手も良いですよ。
「雨漏りに気が付いたけど、防水用の道具が手元にない!」
そんなときには、代わりにガムテープを使うことができます。
ただし、普通のガムテープの場合、粘着力が強く、貼った跡が残りやすいです。
そのため、なるべく布粘着テープを使うことをおすすめします。
信頼できる業者の選び方
雨漏りを自分で処置することはほぼ不可能です。
応急処置であれば可能ですが、それでも完治させるなら業者に依頼したほうが確実でしょう。
ここでは信頼できる業者選びについて解説します。
●対応が早い
素早くスピーディーに対応してくれる業者は信頼できます。
雨漏りは放置していると非常に危険ですから工事に着手するまでの日数は短いほど安心です。
最短どれくらいで修理してくれるのか確認しましょう。
●資格がある
特に大がかりな修理になる場合、有資格者のスタッフがいると安心です。
たとえば「建築施工管理技士」「一級施工管理技士」「雨漏り診断士」などが挙げられます。
建設業許可を得ているのも重要でしょう。
●他社と比較する
いろんな業者が存在するからこそ、最初から1社で決定してしまわないことです。
複数社に見積もりを出してもらい、比較検討することでより信頼できる業者を選ぶことができます。
●保証がある
万が一のときに備えて保証がある業者も安心です。
補償内容は業者によって異なりますが、長い年数保証してくれるところは助かります。
●見やすいホームページ
ホームページだけで?と思うかもしれませんが、業者を選ぶときは意外とポイントになります。
実績や修理内容などを確認し、利用者の体験談なども確認しておくと安心でしょう。
詳しく記載している業者はイメージしやすいのでおすすめです。
雨漏りの応急処置方法は色々ある
いかがでしたか?
この記事を読んで、雨漏りの応急処置方法について、ご理解いただけたなら幸いです。
厄介な雨漏りですが、慌てずに適切な応急処置をしましょう。
ホームテックワンでは、雨漏りの点検や修理の作業、お見積りを承っております。”雨漏りの修理をお考えでしたらコチラ“をご覧ください。
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