東京都中野区にて、屋根塗装のご報告です。

引き続き、現場調査での様子についてお伝えします。

写真は屋根の日当たりの悪い部分です。

建物にとって雨水や紫外線というのは大敵なので、

こういった乾燥しにくい場所は湿気を多く含み、劣化速度も早まります。

黒いブツブツはカビです。

カビは湿気を含むところに生息します。

屋根材が撥水すれば湿気を含まないのですが、

防水効果を失うと、このようにカビが生えたり苔が生えたりします。

カビは胞子を飛ばし、人が吸い込むと喘息やアレルギーなどの原因となり、

長く付き合わないといけない病気にもなりかねません。

窓を開けて空気を入れ替えようと思っても、

カビの胞子が入ってくると思うと開けにくいものです。

「こんな症状には要注意」については、こちらのページです。

東京の殆どのお宅は隣家との距離が大分近いのですが、

このような場合でも、専用の足場があります。

100％足場が組めるとはいえませんが、

狭いところでも割りと足場が組める事が殆どです。

なお、屋根は傾斜によって足場代が変わります。

今回は一部急勾配なので、屋根の上に足場を組む必要がありそうです。

急勾配になればなるほど、必要な足場が増え、足場代も変わります。

こちらの「屋根の工事費用は勾配（傾斜角度）によって変わる」のページでも詳しくご紹介しています。

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