結露と雨漏りの見分け方について解説

2021年4月27日更新

「壁や窓が濡れているけど雨漏りなの?結露なの?」「見分け方がわからない?」といった疑問を持っている方は多いでしょう。

 

そこで今回は、雨漏りと結露の見分け方についてまとめてみました。

 

雨漏りと結露を見分ける際のポイント

雨漏りと結露は、見分ける際のポイントをおさえておけば十分判別可能です。
ここでは、両者を見分ける際の具体的なポイントについて解説します。

 

発生する時期をチェックする

雨漏りと結露は、発生する時期を把握することで見分けられる可能性があります
窓や壁、天井が濡れるのが秋や冬といった寒い季節のみである場合は、結露の可能性が高いでしょう。
結露は部屋の中と外の気温差が大きい時に発生するものであり、寒い季節は暖房を使用するため寒暖差が大きくなり結露が発生しやすくなります。

 

一方で、季節に関係なく雨が降っている時や台風の時に濡れてしまうという場合は、雨漏りを疑ったほうがいいでしょう。
雨漏りは外から水が侵入することで発生するため、雨の日や台風の日などに発生します。

 

水滴ができる範囲をチェック

雨漏りと結露では水滴ができる範囲が異なるため、見分ける際の材料となります。

 

雨漏りの場合、水滴が発生したりシミができたりするのは一部の箇所のみです。
これは、特定の箇所から雨漏りが発生し、その周辺に水が溜まるためです。
例えば、壁の一部分や窓枠、サッシの端っこなど一部の範囲のみに水滴が発生している時は雨漏りだと考えたほうがいいでしょう。

 

一方で結露の場合、水滴は一部ではなく全体的に満遍なく広がります。
結露は、空気中の水蒸気が冷やされることによって水滴となるため、特定の一部のみが濡れるといったことはありません。
例えば壁一面や窓ガラス一面、サッシ全体が濡れている場合は結露と考えたほうがいいでしょう。

 

カビの臭いによる判別は難しい

この記事を読んでいる方の中には「カビの臭いがするから雨漏りだ!」と考える方もいるかもしれません。
しかし、必ずしもカビ=雨漏りとは限らないため注意してください。

これは、雨漏りでも結露でも、放置すればどちらでもカビが発生するためです。

 

ただ、カビの臭いがするとなると、結露か雨漏りが発生している可能性があるため、上記のポイントをチェックしてみてください。

 

結露を放置しておくとどうなる?

外気と室内の気温差によって起こる「結露」。

ほとんどの方がそのままにしていると思いますが、実はこの結露は放置していると非常に危険です。

家の価値を下げてしまう恐れもあるので、結露が発生したらすぐに対処するようにしましょう。

 

まずはなぜ結露を放置しておくと良くないのか解説します。

 

結露は湿気や外気との温度差で起こるため、わかりやすく言えば水分です。

ですから放置しているとサッシや木材部分が傷みやすくカビが発生しやすくなります。

また下に流れていき家具や壁、床まで浸透してしまう危険性もあります。

黒カビになっていたら雑菌やホコリが混ざっている証拠。

そのカビの胞子は空気中を浮遊し人によってはアレルギーを引き起こしてしまう危険性があるでしょう。

 

「たかが結露」と安易に考えていたら大変になることをしっかり理解しておかなければいけません。

次では、結露の際の対策方法について解説します。

 

結露の際の対策方法

結露はきちんと対策を行っていれば起こりにくくなります。

また万が一結露ができてもすぐに対処すれば問題ありません。

 

ここでは結露の対策方法について解説します。

 

1.定期的に換気をする

寒い季節に何度も換気をするのは苦痛ですが、結露を防ぐためには閉めっぱなしはNGです。

数分窓を開けておくだけでもずいぶん違います。

 

2.室温は高くしない

結露は室内と外気の温度差が大きいほど発生しやすくなります。

ですからなるべく室温は高くしすぎず低めに設定しておきましょう。

エアコンの温度を少し下げるだけでも随分違います。

 

3.断熱シートを使う

断熱シートは外気の温度が室内に伝わりにくくなるため結露防止になります。

いろんなタイプがありますが、使いやすいものを。

 

4.吸水テープを貼る

湿気を吸収してくれる吸水テープもおすすめです。

結露防止スプレーなども効果的でしょう。

サッシのカビ防止や腐食の防止にも繋がります。

 

新築を建てる場合は「二重窓」も結露対策になります。

 

雨漏りを放置しておくとどうなる?

雨漏りを放置しているとどうなるかご存知ですか?

家に良くないというのはわかりますが、どんなことが起こるのかいまいちピンとこない方も少なくないはずです。

また結露によってサッシが劣化したり木材が腐食してしまった場合、雨漏りを引き起こす可能性があります。

万が一のときに備えて知っておくと対処しやすくなるでしょう。

 

・家が劣化する

水を含んだ木造は腐食し家が劣化してしまいます。

ひどい場合は家の柱が1本なくなってしまった例もありますから、雨漏りの放置は非常に危険です。

当然資産価値も下がるでしょう。

 

・シロアリやダニの発生

シロアリやダニは湿気が多い場所が好物です。

雨漏りで水分を多く含んだ木造は格好の餌食。

どんどん腐食され、電線が齧られてしまう恐れもあります。

 

 

雨漏りの際の対策方法

雨漏りを発生させないためにはしっかり対策をする必要があります。

また応急処置の方法を知っておくと安心です。

 

・築年数が古い家はメンテナンスを

屋根やサッシは10年が寿命と言われています。

ですから築年数が古い家ほど、きちんとメンテナンスをし良い状態を保つ必要があります。

お金はかかりますが、雨漏りで家の価値を下げてしまうことを考えると大切です。

 

・ブルーシートを被せる

屋根や天井から雨漏りをしている場合はブルーシートで全体を覆うことで一時的に回避できます。

ただしブルーシートを被せたままにしておくと湿気がこもってしまうので晴れている日は撤去してください。

 

・窓まわりの対策

結露があれば雑巾でしっかり拭き取り、通気性を良くするためにカーテンは外しておきましょう。

 

雨漏りの原因

そもそもなぜ雨漏りが生じてしまうのでしょうか。

詳しくは、こちらの記事をご参照ください。

雨漏り原因がわからない?雨漏り原因を調べるポイントを解説します 

 

結露と雨漏りは判別可能

いかがでしたでしょうか?この記事を読んでいただくことで結露と雨漏りの見分け方がご理解いただけたと思います。
結露と雨漏りは一見すると似ていますが、発生する時期や範囲によって見分けられるため、ぜひチェックしてみてください。

 

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