トタン屋根は塗装すれば何年もつ?耐久性と補修方法
2022年10月24日更新
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トタン屋根の補修や点検を、10年に1回はしていますか?
「補修なんてしたことがない」
という方は、要注意です。
トタン特有のサビや破損を放置すると「雨漏り」が起こる可能性が高まります。
この記事を読んで塗装や他の方法による補修を検討してみてください。
トタン屋根は塗装をすれば10年程度はもちます
トタン屋根の寿命は、長いものでは「20年」なので、施工から10年が経過した時点で塗装をすれば10年程度はもちます。
しかし『トタン屋根の弱点』を考えると、塗装だけでなく、葺き替えも検討するのがおすすめです。
トタン屋根の特徴を理解し、適切な補修方法を選択しましょう。
トタン屋根のメリット・デメリット
トタン屋根のメリット・デメリットは次の通りです。
メリット |
・軽量 ・扱いやすい ・安い |
デメリット |
・サビやすい ・雨音が響く ・熱が伝わりやすい |
補修方法を決定する際、トタン屋根の特徴が頭に入っていると「長い期間で考えると、どれがお得か」を考えやすくなります。
現在では同じ金属屋根では「ガルバリウム鋼板」が主流です。
ガルバリウム鋼板と、どこが違うのかを比べながら、最適な方法を選択しましょう。
トタン屋根のメリット
トタン屋根のメリットは次の3つです。
・軽量 ・扱いやすい ・安い |
軽量で扱いやすいため、施工がしやすく、工事費用も安く抑えることができます。
瓦の10%程度の軽さで、屋根全体を軽くできるので、地震の影響を瓦屋根よりも抑えることができるのも魅力です。
トタン屋根のデメリット
トタン屋根のデメリットは次の3つです。
・サビやすい ・雨音が響く ・熱が伝わりやすい |
補修をする上で1番気にしなければいけないのが「サビ」の問題になります。
表面の塗膜が劣化することで、サビが発生しやすくなるので、マメな補修が必要です。
また、熱が伝わりやすいので、特に暑い夏は「室内が暑く」なりやすくなります。
現在では熱が伝わりにくい金属屋根(ガルバリウム鋼板)の商品が多く販売されているので、光熱費を節約するためには、そちらを選択した方がよいでしょう。
トタン屋根の補修方法は4つ
トタン屋根の補修方法は4つあります。
①部分交換 ②屋根塗装 ③カバー工法 ④葺き替え |
屋根の劣化範囲や築年数などをチェックした上で、必要な補修をおこなうことが大切です。
費用を安く済ませようとして、トタン屋根が飛ばされたり、雨漏りがしたりするトラブルが起きると、逆に費用が高くなります。
屋根のプロに点検をしてもらい、最適な方法を選択しましょう。
トタン屋根の補修方法①部分交換
屋根が何枚ものトタンでできている「瓦棒」である場合は、劣化症状(サビや破損)がある部分のみを交換できます。
一般的な波板である場合は、部分的な交換は難しいです。
費用が割高になるため、部分交換以外の補修方法を検討するのが現実的になります。
トタン屋根の補修方法②屋根塗装
次のような劣化症状があれば、屋根塗装で補修をしましょう。
・表面の塗膜が剥がれている ・全体的に色が変わった(色あせ) |
剥がれや色あせがあるのは「塗膜の劣化のサイン」です。
塗膜が劣化すると金属部分が表面に出てしまうので、水分に触れてサビてしまいます。
サビが進行するのはとても早いので、屋根材の欠損に繋がるため、注意しなければいけません。
剥がれや色あせがあるのなら、早めに塗装による補修を検討してください。
サビの状態が重症なら塗装はできない
剥がれや色あせがあっても「屋根全体がサビている」など、サビの状態が重症である場合は塗装で補修はできません。
塗装の目的は、
①屋根材を守る ②美観を保つ ③プラスアルファーの機能を追加(遮熱塗料の場合など) |
この2つです。
サビで穴があいている状態を、塗装で埋めることはできないので、重症である場合は塗装以外の方法で補修をしましょう。
トタン屋根の補修方法③カバー工法
トタン屋根の上に新しい屋根材を重ねるのが「カバー工法」です。
サビや欠損などの劣化症状が重症出なく、既存の屋根を下地として使える場合に選択できます。
しかし、長い期間で考えると、トタン屋根のカバー工法はおすすめできません。
サビやすいというデメリットがある屋根材なので、カバー工法よりも費用は高くなりますが、葺き替えで新しい屋根材へ交換した方がよいでしょう。
トタン屋根の補修方法④葺き替え
既存のトタン屋根を撤去し、新しい屋根材を施工するのが「葺き替え」です。
サビやすく、耐久年数が10〜20年と短いデメリットを抱えたトタン屋根の補修方法としては1番おすすめな方法になります。
耐久性が高く、サビに強い屋根材への葺き替えを検討しましょう。
葺き替えは下地材と防水シートの交換もできる
屋根の補修は、屋根材本体だけでなく、支える「下地材」や雨水の侵入を防ぐ「防水シート」の交換も必要です。
どちらも耐久年数は20年程度なので、葺き替えをおこなう際は、一緒に補修をおこないましょう。
屋根材の塗装や部分補修だけをしていても、内側にある下地材や防水シートが寿命を越えていたのでは雨漏りや腐食の原因になります。
雨漏りなどのトラブルが起きる前に、補修をしてくださいね。
トタン屋根の補修のDIYは危険です
トタン屋根の補修方法を検索すると「DIYでおこなう方法」がヒットしますが、当店ではDIYでの補修はおすすめしていません。
理由は3つです。
①高所での作業になる ②サビた部分でケガをする恐れがある ③根本的な解決にはならない |
屋根の補修は高所での作業となるため、転落の危険があるので、無理に作業はしないでください。
また、トタンはサビやすく、屋根にのることで穴があいてしまうこともあります。
穴に足をとられてケガをする恐れもあるため、DIYで作業をするのはおすすめしません。
テープやシートを使った補修は「応急処置」としかならないので、雨漏りなどのトラブルを防ぐためには、プロに依頼した方がよいでしょう。
費用を安くしたいなら火災保険や助成金の活用を
「危険があるのはわかるけど、安く済ませたいからDIYがいいのだよ」という方もいるかと思います。
屋根の補修費用を安く済ませたいのなら、火災保険や市区町村の助成金の活用を検討してみましょう。
火災保険 |
・補修が必要になった理由が、強風などの「自然災害だった場合に申請が可能 ・加入している火災保険の内容によって適用になるか決まる |
助成金 |
・「屋根のリフォーム」に助成金を交付している市区町村がある ・お住まいの市区町村のHPや窓口で確認する |
中野区にお住まいであれば、当店にご相談ください。
最適な補修計画をご提案いたします。
トタン屋根の補修方法は点検をして決定しましょう
今回はトタン屋根の塗装・補修についてお伝えしてきました。
【塗装すれば何年もつか?】 ・トタン屋根の耐久年数は10〜20年 ・種類によって異なるが、20年程度もつトタンであれば、10年経過した時点で塗装すれば10年程度もつ ※劣化症状の有無や範囲による 【メリット】 ・軽量 ・扱いやすい ・安い 【デメリット】 ・サビやすい ・雨音が響く ・熱が伝わりやすい 【補修方法】 ①部分交換 ②屋根塗装 ③カバー工法 ④葺き替え |
当店では「屋根の無料点検」を実施しています。
お見積りまで無料で対応できますので、中野区にお住まいであれば、気軽に当店へご相談ください。
中野区の雨漏り修理・外壁塗装専門店【株式会社HOME TECH ONE】屋根修理・屋根リフォーム、屋根張り替え、カバー工法他 杉並区、世田谷区他
-Ku-
東京都中野区・世田谷区の外壁塗装・屋根塗装・防水リフォーム専門店
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