ALC外壁のヒビや爆裂、塗装する際の注意点
2022年8月22日更新
「ALC外壁」ってご存じですか?
ALC外壁というのは、多くの住宅で使われているサイディングボード(窯業系・金属系など)とは、使われている素材や構造が違う外壁材です。
なので、一般的なサイディングボードと同じ感覚で外壁塗装をしてしまうと「すぐに塗装が剥がれてくる」などのトラブルが起きてしまうことがあります。
70〜100万円程度費用をかけたのに、また塗装が必要になったのでは大変ですよね・・・。
そこで!今回は『ALC外壁の劣化(ヒビや爆裂)の特徴』をお伝えしていきながら、外壁塗装をする際の注意点について解説していきたいと思います!
ALC外壁に塗装する際の注意点は3つ!
ALC外壁に塗装する際に注意してほしい点は3つです。
①劣化状態を点検・補修 ②シーリングもセットで検討 ③シリコン以上のグレードを選定 |
この3つを頭に入れておくことで、失敗のない外壁塗装にすることができます。
ALC外壁に塗装する際の注意点①劣化状態を点検・補修
ALC外壁に塗装をする前に「劣化状態」を点検しましょう。
場合によっては、劣化している部分の補修を行ってから、塗装作業に入る必要があります。
ALC外壁に発生する劣化症状
ALC外壁に発生する劣化症状の中で、塗装で対応できるものは次のようなものです。
チョーキング |
・外壁の表面を触ると白い粉が手につく ・表面の塗膜の劣化症状で、塗装を行う目安となる |
塗膜のひび割れ |
・ALC外壁材自体に問題はないが、表面の塗膜部分に0.3mm以下のひび割れがある状態 ・塗装をすることでカバーすることができる |
塗膜の剥がれ |
・塗膜が剥がれ、ALC外壁材自体が出てしまっている状態 ・ALC外壁自体に防水性はないため、早急に塗装を行う必要がある |
特に注意したいのは「塗膜が剥がれて、ALC外壁材が出てしまっている状態」です。
ALC外壁材は、気泡がたくさんある構造をしていて「水を吸収しやすい」のが特徴なので、雨水を吸ってしまう恐れがあります。
外壁材自体が変形したり、腐ってしまったりする可能性が高くなってしまうので、剥がれなどの劣化症状を確認したら、早めに塗装を行うようにしましょう!
ALC外壁に塗装する際の注意点②シーリングもセットで検討
ALC外壁の塗装をするなら、シーリングの打ち直しもセットで検討しましょう!
一般的なサイディングボードに比べて、ALC外壁は幅が狭い商品が多く、その分「シーリングのメーター数が長くなる」傾向にあります。
シーリングが劣化すると、雨漏りのリスクが高くなる上に、水に弱いALC外壁が雨水を吸ってしまう可能性があるため、注意が必要です。
シーリングに、
・割れ ・剥がれ ・欠け |
これらの症状があり、状態が悪いようなら、塗装をする前に打ち直しを行ってもらってください!
トALC外壁に塗装する際の注意点③シリコン以上のグレードを選定
ALC外壁の塗装には「シリコン以上のグレード」の塗料がおすすめです。
塗料には耐久性などの面を基準に、グレードがあります。
グレード |
耐久年数の目安 |
アクリル |
5-7年 |
ウレタン |
8-10年 |
シリコン |
10-15年 |
ラジカル制御形 |
12-15年 |
フッ素 |
15-20年 |
ALC外壁は内部に気泡が多いため、断熱性が高い外壁材です。
そのため、水分を逃す性質があまりないグレードの低い塗料を選択してしまうと、ALC外壁にたまっていた熱によって、内側の水分が水蒸気になり「膨れ」ができてしまいます。
膨れは剥がれなどの原因になるので「目先の安さ」ではなく、劣化症状が出づらい塗料を選択しましょう。
耐久年数が長いと足場代節約になる
グレードが低い塗料は価格が安く、耐久年数も短いです。
「安く済ませよう」と思うと、どうしてもグレードが低い塗料を選択してしまいますよね。
しかし、少しグレードを上げると、その分耐久年数が増え、生涯における「外壁塗装の回数」を減らすことができます。
そして、外壁塗装の回数を減らすことで、工事に必ず必要な「足場」を設置する回数を減らすことができるので、とてもお得です。
劣化症状を防ぐことは家の柱などの構造を守ることにも繋がるので、是非「長期的な計画」を立てて検討してみてください♪
ALC外壁の塗装がおすすめできない状態もあります
ALC外壁の劣化症状の中には、塗装によって修繕ができない状態もあります。
①1mm以上のヒビ ②ALC外壁の変形・欠け ③雨漏り |
これらに当てはまる状態であるのなら、張り替えを検討しましょう!
ALC外壁の塗装がおすすめできない状態①1mm以上のヒビ
ALC外壁に1mm以上のヒビがある場合は、塗料の塗膜だけではなく、外壁材自体にヒビが入っている可能性が高いです。
1mm以上のヒビが多くみられる場合は、塗装をしても、ヒビの箇所から塗膜が割れてしまうなどのトラブルが起きてしまうかもしれません。
住宅のプロに点検をしてもらった上で、張り替えなどの修繕を検討しましょう!
ALC外壁の塗装がおすすめできない状態②ALC外壁の変形・欠け
ALC外壁に「変形や欠け」がある場合は、すでに劣化が進行し、水分を吸ったり、紫外線・温湿度によってダメージを受けていたりする可能性が高いです。
形が変わっている、外壁材が欠けているという状態は、塗装では修繕ができません。
変形や欠けがどれほどあるか、下地材や構造材(柱や合板など)に影響は出ているかを細かくチェックし、張り替えなどの修繕を検討する必要があります。
ALC外壁の塗装がおすすめできない状態③雨漏り
ALC外壁の劣化が進み、雨漏りが発生しているのなら、構造内部や下地材の修繕が必要です。
外壁塗装では根本的な解決ができないので「雨漏り診断・点検」をしてもらった上で、修繕方法を検討していきましょう!
雨漏りの主な症状
雨漏りの主な症状は、
・天井や壁にシミがある ・窓に水滴がついている ・カビがある |
このようなものです。
思い当たる症状はありませんか?
思い当たる症状があるのなら、ALC外壁への塗装を行う前に、しっかり雨漏り診断・点検を行いましょう。
当店では雨漏り解決率100%です。
「中野区・杉並区・世田谷区・目黒区・渋谷区・練馬区」にお住まいの方は、是非ご利用ください!
ALC外壁の塗装・点検は当店にお任せください!
今回は「ALC外壁のヒビ・爆裂・塗装する際の注意点」についてお伝えしてきました。
【ALC外壁に塗装する際の注意点】 ①劣化状態を点検・補修 ②シーリングもセットで検討 ③シリコン以上のグレードを選定 【ALC外壁への塗装がおすすめできない状態】 ①1mm以上のヒビ ②ALCパネルの変形・欠け ③雨漏り |
当店では、ALC外壁の塗装前に、
・ひび割れ
・変形や欠け
・剥がれ
このような劣化症状が出ていないか、細かい部分まで徹底的に点検を行っています。
外壁の点検については無料ですので、気軽にご相談ください♪
外壁塗装については、わかりやすい「3プラン」をご提案させていただいています。
・スタンダードプラン 56.8万円(税込)〜
・ハイグレードプラン 67.8万円(税込)〜
・プレミアムプラン 78.8万円(税込)〜
ALC外壁の塗装をお考えの方は、是非お問い合わせください!
外壁塗装の費用と施工内容|中野区の雨漏り修理・外壁塗装専門店【株式会社HOME TECH ONE】屋根修理・屋根リフォーム、屋根張り替え、カバー工法他 杉並区、世田谷区他
-Ku-
東京都中野区・世田谷区の外壁塗装・屋根塗装・防水リフォーム専門店
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