外壁塗装の色選びで失敗したくない!必要なチェックポイントとは?
2022年5月22日更新
「もっと明るい色がよかった」
「思っていた色と違う!」
このような失敗は、外壁塗装においてよくあります。
しかし、面積も工事金額も大きいため「塗り直そう」と気軽に思えない場所です。
塗料の寿命は約10年程度なので、そこまで我慢するしかないと思う人がほとんどでしょう・・。
そこで!今回は、皆さんがそのような失敗をしないよう「必要なチェックポイント」について解説していきたいと思います。
なぜ失敗をしてしまうのかを考えながら、一緒に満足できる色選びを進めていきましょう!
外壁塗装の色選びでよくある失敗3選
面積が大きい外壁への塗装は、その分失敗も多いです。
今回はその中から3つの失敗事例をお伝えしていきます。
①外壁の色が浮いてしまった ②思っていた色と違う ③すぐ汚くなった |
どれも避けたい失敗ばかりですね・・。
事前に失敗事例を知っておくことで、実際に外壁塗装を行う際に、失敗を防ぐことができます。
一緒に「なぜ失敗が起こったのか」を考えながらみていきましょう。
外壁塗装でよくある失敗①外壁の色が浮いてしまった
外壁材の色だけを考えていると、塗装した結果「外壁の色が浮いてしまう」という失敗が起こることがあります。
塗装の色を決める際は、サンプルや施工事例をみながら進めていくと思いますが、どうしても外壁材だけを考えがちです。
しかし、実際の外部には下記のようなものがあります。
・屋根 ・窓 ・カーポート ・庭 ・近隣の建物 …等 |
これらとのバランスが崩れてしまうと「外壁だけ浮いている」という事態になってしまうのです。
また、近隣の建物との色のバランスも大切にしなければいけません。
派手な原色を使った結果、周辺の景観を乱してしまうこともあります。
「ちょっとお宅の色、派手すぎない?」というご近所トラブルに発展してしまう可能性もあるため、注意が必要です。
外壁塗装でよくある失敗②思っていた色と違う
サンプルやカタログを見て「この色がいいです!」と決定したものの、仕上がった色が思っていた色と違う場合があります。
・思っていたよりも明るかった ・もっと綺麗な色だと思っていた ・色が暗すぎた・・もっと明るくしたかった |
このような失敗が起きると「こんな色なら選ばなかった・・」という後悔が生まれてしまうでしょう。
自分の中のイメージと実際の仕上がりの色が違うことで起きる失敗は多いです。
また、人によっても色への認識やイメージは異なるため、家族の中でも仕上がりへの感想が違うのも難しいところになります。
後半でお伝えする失敗しないためのポイントを押さえ、家族全員が納得するような色を選択するのがおすすめです。
外壁塗装でよくある失敗③すぐ汚くなった
塗装直後は「満足!」と思っていても、予想以上に早く汚くなってしまったことで「失敗した・・」と感じることがあります。
このような失敗をする多くは「白」や「原色」などの、泥や雨による汚れが目立ちやすい色を選択したことが原因となっていることが多いです。
外壁はどうしても雨風が当たる場所であり、地面からの泥はねがある場所でもあります。
サンプルのような綺麗な状態をずっと維持できるわけではありません。
そうした汚れがつくということを前提として考え「汚れが目立たない色」を選択するか、汚れがつくのは仕方ないことを事前に頭に入れておくことが大切です。
外壁塗装の色選びで失敗しないためのポイントは7つ!
これまでお伝えしてきたような失敗をしないためには、7つのポイントを押さえた上で色決めを行う必要があります。
①サンプルは外で確認する ②淡い色にする ③地域の決まりはないか事前に確認する ④周辺とのバランスまで考える ⑤面積効果があることを知る ⑥カラーシミュレーションを活用する ⑦同じ塗料を塗った建物を見る |
金額が大きい工事になるため「絶対に失敗したくない!」と思う人がほとんどでしょう。
100%失敗しないのは難しいですが、これらのポイントを押さえることである程度は失敗の確率を減らすことができます。
外壁塗装選びで失敗しないためのポイント①サンプルは外で確認する
サンプルは必ず外の太陽光の下で確認しましょう。
打ち合わせを行うのは室内が多いですが、蛍光灯などの室内灯で見た色と、外の太陽光の下で確認した色は、予想以上に違うものです。
「そんなに変わらないだろうから、室内で大丈夫!」と思わず、サンプルをもって外に出てみてください!
さらに、より失敗をなくすには「曇りの日」にも確認しておくとよいでしょう。
日々外の光の加減は異なるため、あらゆる天候の日に確認した上で「この色がいい」と思えることが大切です。
外壁塗装選びで失敗しないためのポイント②派手な色は避ける
派手な色は、汚れが目立つ他に「飽きがきやすい」ので避けましょう。
また、家族の中でも好みが分かれやすいため、人によっては「恥ずかしい」「嫌だ」と感じることもあります。
おすすめは、アイボリーやブラウンなどの淡い色です。
周辺の環境や屋根や窓などの他の部材とのバランスが取りやすい上に、飽きがきにくい色であるため、長く暮らしていく住宅の外壁には最適です。
また、汚れがつくとすぐにわかってしまう原色に比べて、汚れが目立ちにくいという特徴もあります。
雨風に当たったり、泥はねがあったりするため、外壁は汚れるものとして考えなければいけません。
高所となる面積が多いため、全体を掃除するのも難しいです。
それならば、汚れを気にすることが減る「汚れが気にならない色」を選択しておいた方がよいでしょう。
外壁塗装選びで失敗しないためのポイント③地域の決まりはないか事前に確認する
歴史的建造物が立ち並ぶ地域などでは「建物の外観」に決まりがあることがあります。
そのような地域では、自分が好きな色を選択できない場合があるので、事前に確認してみましょう。
〜京都市の景観ガイドライン〜
建物の外観にルールがある例として、京都市のガイドラインを確認してみると「色の明度及び彩度の区分」が定められていました。
(彩度の区分) ・マンセル彩度 高彩度 7以上 中彩度 3を超える7未満 低彩度 3以下 【主要な外壁に使用できない禁止色】 ・彩度が6を超えるもの(赤系、オレンジ系) ・彩度が4を超えるもの(黄系) ・彩度が2を超えるもの(黄緑系、緑系、青系) |
基本的には中彩度以下に彩度を抑えることが定められており、色の系統によっては低彩度に抑えるようにルールが決められているものもあります。
このように、地域によっては使えない色味があるため、希望する色味に塗装ができない場合があるかもしれません。
事前に自治体のホームページ等で確認してみましょう。
外壁塗装選びで失敗しないためのポイント④周辺とのバランスまで考える
「外壁だけが浮いてしまった」という失敗を防ぐ為に、周辺とのバランスまで考えて色を決定していきましょう。
周辺というのは、屋根・窓・玄関ドアなどの他の部材だけでなく、隣の家などの近所まで含まれています。
・窓や玄関ドアとの色調は合うか ・屋根とのバランスはどうか ・隣やその周辺の家はどのような色味になっているか |
これらを確認した上で、外壁塗装の色を決定していくのがおすすめです。
外壁塗装選びで失敗しないためのポイント⑤面積効果があることを知る
「面積効果」という言葉を聞いたことがありますか?
これは「同じ色でも面積によって見え方が異なるという効果のこと」です。
例えば皆さんが、外壁の色として人気な「アイボリー」を検討していたとします。
A4サイズの色サンプルを確認して決定し、実際の仕上がりを確認したら「思ったよりも明るかった!」となってしまいました。
頭のイメージや太陽光での見え方の違いという要因もありますが、この失敗には面積効果によるものも大きく影響しています。
アイボリーのような明るい色は、面積が大きい場所になると「より明るく」見えるのです。
一方、グレーやブラウンのような暗い色は、面積が大きい場所になると「より暗く」見えます。
このように、色は面積によって見え方が異なるため、小さいサンプルを見て想像していた色とは違う結果となってしまいます。
外壁のような大きい面積への塗装色を決定する際は、この「面積効果がある」ということを頭に入れ、明るい色はもっと明るく、暗い色はもっと暗くなるというイメージの元、検討を進めていきましょう。
〜少しでも大きいサンプルを用意しよう!〜
面積効果を少しでもなくすために、少しでも大きいサンプルを用意してもらうのがおすすめです。
色見本が冊子になった状態のサンプルは、とても小さいため、光の当たり具合での色の違いや質感などを確認することができません。
面積効果による差も大きくなってしまうため、最低限A4サイズ程度のサンプルを見た上で、色の決定を行いましょう。
外壁塗装選びで失敗しないためのポイント⑥カラーシミュレーションを活用する
「自分の家が、この色になった状態が想像がつかない」という場合は、カラーシミュレーションを活用しましょう。
中には対応できない塗装業者もいますので、業者決めの際の1つの選択材料として、
カラーシミュレーションの有無も確認しておいてもいいかもしれません。
もちろん!弊社では対応が可能です。
東京都で外壁塗装を検討している最中で「カラーシミュレーションを活用しながら色を決めたい」と思っている人は、気軽にお問合せください♪
〜印刷・ディスプレイの色味に注意〜
実際に自分の家の色を変更して「どのような外観になるか」を確認することができるため、カラーシミュレーションはとても便利です。
しかし、気をつけなければいけないのは「イメージを掴むこと」には活用できますが、実際の色味とは、また別物であるということです。
シミュレーション結果を紙に印刷するのと、ディスプレイに表示するのとでも、色味は異なります。
あくまで全体的なバランスや色味のイメージを確認するツールとして活用するということを頭に入れておきましょう。
外壁塗装選びで失敗しないためのポイント⑦同じ塗料を塗った建物を見る
頭の中のイメージと実際の仕上がりの違いをなくすためには「実際に塗料を塗った建物を見る」方法が有効です。
外という環境の中で塗装の仕上がりを確認できるため、そのまま「自宅がこの色になる」というイメージをすることができます。
塗装業者に「実際にこの塗料を塗った建物を見せてもらうことはできますか?」と言って、塗装前に確認させてもらいましょう。
この時、塗装してから5年以上経過している物件であった場合、経年劣化による色の変化が発生していることがあります。
事前に塗装をしたのは何年前であるのかを聞いた上で、見てみるのがおすすめです。
もし、同じ塗料を塗った場合、自分の家も同じように経年劣化をして、同じような色になります。
塗りたてだけでなく、年数が経過した際の色味も確認できると、より失敗を減らすことができるでしょう♪
【東京都】外壁塗装の色選びで迷っているなら弊社へ!
今回は外壁塗装の色選びで起こる失敗や、失敗しないためのポイントについて解説してきました。
【よくある失敗3選】 ①外壁の色が浮いてしまった ②思っていた色と違う ③すぐ汚くなった 【失敗しないためのポイント】 ①サンプルは外で確認する ②淡い色にする ③地域の決まりはないか事前に確認する ④周辺とのバランスまで考える ⑤面積効果があることを知る ⑥カラーシミュレーションを活用する ⑦同じ塗料を塗った建物を見る |
弊社では「色のイメージがわかない」という人のために、カラーシミュレーターを使って、色の確認をしています。
イメージと実際の仕上がりの差を埋めるために、是非ご活用ください!
また、色と合わせて大事な選択項目となるのが「塗料の種類」です。
同じ色味でも塗料が違えば、耐久性や色の艶感が異なります。
こちらについては、下記のページで塗料の種類や特徴を解説していますので、合わせてチェックしてみてください♪
皆さんからのお問合せ、お待ちしております!
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