【放置厳禁!?】外壁クラックの原因と種類を解説!

2022年5月7日更新

「外壁にひびが入っている!」

 

「このまま外壁材が崩れないか心配・・」

 

不意に外壁を見た時に、ひびが入っていて、このように不安に思っている人はいませんか?

 

結論から言えば「危険なひびと、何もしなくても問題がないひび」があります。

皆さんのお宅にできたひびはどちらのひびになるのか、判断ができるように、今回は「外壁のクラック(ひび割れ)」について解説していきたいと思います!

 

・外壁にひびがある

・いつできたひびなのかわからない

・ひびを放置しても問題ないか不安

 

これらに当てはまるものがある人は、是非参考にしてみてください!

 

外壁のクラック(ひび割れ)の原因は?

 

外壁にできるクラックの原因は、主に3つです。

 

①経年劣化

②地震や台風などの衝撃

③施工不良(ミス)

 

皆さんのお宅にできているクラックは、どれが原因となっているでしょうか。

直近で大きな地震や台風がきていなかったか、前回塗装や外壁の施工を行ったのはいつだったかなど、さかのぼって考えてみましょう!

 

外壁のクラックの原因①経年劣化

クラックができる原因として、1番多いのが「経年劣化」です。

 

・塗料

・外壁材

・コーキング材

 

これらが紫外線や外気温などの影響を受けて劣化していくことで、クラックができます。

 

全ての建物で平等に起こりうるものなので、定期的な点検や補修が、どの建物においても必要です。

 

外壁のクラックの原因②地震や台風などの衝撃

 

地震や台風などの衝撃が加わった際に、外壁材や塗膜が壊れてしまうことでクラックが発生することがあります。

 

震度6程度の大きな地震や、暴風が吹いた台風の後は、室内や庭まわりだけでなく、外壁も点検をしてみましょう。

思わぬ箇所にクラックが起きているかもしれません。

 

また、近くを電車が通ったり、大規模な工事が行われていたりした場合は、それらの衝撃が要因となっていることもあります。

建物がある環境がクラックが発生した根本的な原因である場合は、塗料や外壁材を見直す必要があるかもしれません。

 

専門的な知識や技術が必要になりますので、業者に相談してみましょう。

 

外壁のクラックの原因③施工不良(ミス)

 

外壁を張ったり、塗装をしたりした後、数ヶ月〜半年程度でクラックが発生した場合、施工不良(ミス)が原因である可能性が高いです。

 

・塗料の選定ミス(相性が悪かった)

・下塗りや中塗りの乾燥時間が短すぎた

・既存の塗料を綺麗に落とさなかった

 

上記のような施工不良があると、塗料同士や塗料と下地がうまく密着せず、下地の動きに塗膜が対応できずにクラックが発生してしまいます。

 

悪徳業者だった可能性も・・?

 

外壁塗装は、上塗りをしてしまえば、それまでの工程がわからなくなります。

そのため、乾燥時間の短縮や工程を飛ばすなどの施工不良を「あえて」行っている会社もあるため、注意が必要です。

 

常に作業を見守るのは難しいですが、見積書に記載がある工事が行われているか、ビフォーアフターの写真は見せてもらえるのかを確認するようにしましょう。

 

そして、このような悪徳業者に依頼してしまった結果起きるのが「連絡がとれない」というトラブルです。

外壁塗装を行った後、3週間で外壁にクラックができ、連絡をとろうと思った時に音信不通の状態になっていることもあります。

 

もし、この記事を読んでくださっていて「クラックを補修して欲しいのに、塗装業者と連絡がとれない」と困っている人がいたら、弊社にご相談ください!

 

クラックの相談

 

外壁のクラック(ひび割れ)の種類は5つ!

 

外壁のクラックの種類は、大きく分けて5つあります。

 

①構造クラック

②ヘアークラック

③乾燥クラック

④開口クラック

⑤縁切れクラック

 

クラックがある場所や深さ・幅などから判断することができます。

中には危険なクラックもあるので、そんなクラックを発見したら、すぐに対処しましょう!

 

外壁クラックの種類①構造クラック

 

構造クラックは「建物自体にひびが入っている状態」であるため、放置は厳禁です。

早めに専門業者に状態を確認してもらい、補修作業をしてもらいましょう!

 

建物自体にひびが入ってしまう原因は下記のようなものが考えられます。

 

・地震や台風などの衝撃

・地盤の不同沈下

・建物が弱すぎる(設計・施工不良

 

衝撃に対して建物が弱すぎたことで、建物に亀裂が入ってしまったり、地盤の補強をしていなかったことで沈んでしまったりすることがあります。

 

いずれにせよ「建物や敷地の根本的な部分」に原因があるため、クラックの補修だけでなく、建物の強度や地盤調査の結果の見直しなどが必要です。

 

そのまま構造クラックを放置すると、大きな地震がきた際に、もっと大きな被害が出てしまう恐れがあるため、早めに対処するようにしましょう。

 

外壁クラックの種類②ヘアークラック

 

ヘアークラックは、幅が「0.3mm以下」の軽症であるひびのことです。

塗料の塗膜や外壁材の表面的な部分で起きている上に、経年劣化によるクラックであることが多いため、今すぐに対処しなければいけない危険な状態ではありません。

 

しかし、すぐに建物に影響はないものの、クラックから雨水が侵入して「雨漏り」に繋がる恐れがあります。

 

前回外壁塗装を行ってから8〜10年程度経過しているのなら、メンテナンス時期がきているというサインでもあるので、塗装を検討してみましょう。

 

外壁クラックの種類③乾燥クラック

 

パッと見た時に確認できるクラックではなく「よく見るとひびが入っているのがわかる」という程度の、表面的なクラックを乾燥クラックと呼びます。

 

外壁材が水分を蒸発させたり、吸収したりすることで起きるものです。

 

使用している外壁材や塗料の性質上、できてしまうものであるため、補修の必要はありません。

 

外壁クラックの種類④開口クラック

 

窓が設置されている箇所に、斜めにひびが入っているのを「開口クラック」といいます。

 

これは窓の重みや、外壁材が受けた衝撃が窓とのつなぎ目に加わることで起きるものです。

また、窓を設置する以上、外壁材との関係性は変えられないため、構造上避けられないクラックでもあります。

 

しかし、窓に雨水が伝い、開口クラック部分に雨水が到達することが多いため、放置していると「雨漏り」が起きる危険性があるので注意が必要です。

窓まわりのコーキングのひび割れも含め、定期的に確認するようにしましょう。

 

外壁クラックの種類⑤縁切れクラック

 

塗料同士の密着度が低かったことで発生するのが「縁切れクラック」です。

 

塗りムラがあった事でやり直し作業をしたり、作業中の作業を中断したことで塗料が分離してしまったりしたことが原因となります。

塗装工事を行って数週間〜半年程度でクラックが発生した場合は、担当した会社に連絡をとってみましょう。

 

外壁のクラック(ひび割れ)を放置すると?

 

外壁のクラックを放置すると、下記のようなトラブルや被害が出ます。

 

①修繕費用が膨れ上がる

②建物が弱くなる

③雨漏りが起きる

④シロアリの被害

⑤古くて汚い印象に

 

どれも避けたいものばかりです・・。

次項では対処方法をお伝えしていきますので、このようなトラブルや被害が起きないように、早めに対処しましょう!

 

外壁クラックを放置すると・・①修繕費用が膨れ上がる

クラックを放置することで、軽度なクラックの補修で済んだものが、外壁材の張り直しや雨漏りの補修などが必要になってしまいます。

 

その結果、修繕費用が膨れ上がり、最悪の場合100万円以上の費用が必要になることも・・。

 

補修費用を安く済ませたいのであれば、早めの対処と定期的な点検が必要です!

 

外壁クラックを放置すると・・②建物が弱くなる

 

発生したクラックが、構造クラックであった場合、建物の強度が弱くなっている可能性があります。

 

また、そもそも設計のミスで、建物が衝撃に対して弱すぎたことが原因でクラックが発生している可能性もあるため、現在の状態が建物が弱すぎるのかもしません。

 

安心して生活ができるよう、クラックを補修し、根本的な原因を探りましょう。

 

外壁クラックを放置すると・・③雨漏りが起きる

 

表面的なクラックでも、そこから雨水が侵入することで、外壁材や塗料の劣化が進みます。

その結果、雨水の侵入経路も広がり、雨漏りが起きる可能性が高くなるため、定期的な点検が必要です。

 

外壁クラックを放置すると・・④シロアリの被害

クラックから雨水が侵入し、木材が濡れると、シロアリが繁殖する可能性が高くなります。

湿気と木材を好むため「気づいたら建物全体にシロアリの被害が出る」恐れもあるので、注意しましょう。

 

シロアリの被害が確認された場合、巣ごと駆除する必要があります。

専門業者による点検や作業が必要になるため、被害が大きくならないうちに対処することが大切です。

 

外壁クラックを放置すると・・⑤古くて汚い印象に

 

皆さんは、クラックがない建物とクラックが所々にある建物を見比べたら、どちらが古いと感じますか?

 

ほとんどの人が、クラックがある方を選ぶでしょう。

 

クラックは雨漏りやシロアリの被害に繋がるなど、建物への悪影響も及ぼしますが、視覚的にもマイナスに働きます。

綺麗な自宅を維持するためには、クラックの補修が必須ですね。

 

外壁のクラック(ひび割れ)の対処法3選

 

外壁のクラックへの対処法は、発生した幅によって異なります。

主な方法は下記の通りです。

 

①フィラー

②コーキング

③V字カット・コーキング

 

フィラーやコーキングで簡易的に補修を行うのなら自分でも作業することができます。

しかし、クラックが発生した原因が不明である場合や、高所にクラックがある場合は、専門業者による点検や作業が必要です。

 

脚立から落ちて怪我をしないよう、無理をする前に専門業者に依頼しましょう。

 

外壁のクラックへの対処法①フィラー

 

幅が0.3mm以下の表面的なクラックであるのなら、フィラーと呼ばれる下地材を塗り込むことで補修することができます。

 

ハケを使用して、クラックのひび部分を中心に、しっかり塗り込んでいきましょう。

 

外壁のクラックへの対処法②コーキング

0.3mm〜1mm程度のクラックであれば、コーキングを充填することで修繕することができます。

コーキングは、外壁材同士をつなぐクッション材や隙間を埋めるために使われるものなので、クラックの補修にはピッタリです。

 

クラック付近に加わった衝撃を吸収してくれる役割も果たすため、再発防止にも役立ちます。

 

ホームセンター等で、補修用のコーキング材が販売されているので、自分で行う場合はそちらを購入してみましょう。

 

外壁のクラックへの対処法③V字カット・コーキング

コーキング材を充填することでクラックの補修をすることができますが、うまく注入ができない場合もあります。

また、コーキング材は一定以上の厚みが確保できないと、すぐに剥がれてしまうため、薄すぎると意味がありません。

 

そこで行うのが、あえて電動工具で「クラック部分をV字にカット」して、十分にコーキング材を注入できるようにする方法です。

 

この方法であれば、コーキング材の厚みも確保できるため、すぐに剥がれてくるようなトラブルも防ぐことができます。

 

しかし、電動工具を使う上に、必要以上にカット部分を増やさない技術が必要になるため、プロの技が必要です。

工具の取り扱いにも注意が必要であるため、専門業者に依頼するのがおすすめです!

 

東京都で外壁のクラックを補修するなら弊社へ!

 

今回は外壁のクラック(ひび割れ)についてお伝えしてきました。

 

【クラックの原因】

①経年劣化

②地震や台風などの衝撃

③施工不良(ミス)


【クラックの種類】

①構造クラック

②ヘアークラック

③乾燥クラック

④開口クラック

⑤縁切れクラック


【クラックの放置で起きるトラブル・被害】

①修繕費用が膨れ上がる

②建物が弱くなる

③雨漏りが起きる

④シロアリの被害

⑤古くて汚い印象に


【クラックへの対処法】

①フィラー

②コーキング

③V字カット・コーキング

 

皆さんのお宅にできたクラックは、すぐに補修が必要なものでしたか?

「自分で判断ができない」という人は、気軽に弊社にご相談ください。

 

外壁のクラック補修依頼

 

また、弊社では「屋根・外壁0円診断」を行っています。

ご依頼いただければ、クラックがないかを点検することが可能です。

 

「高い場所にクラックがないか点検したい」という人は、是非ご活用ください!

 

屋根・外壁0円診断

 

皆さんからのお問合せ、お待ちしております♪

 

 

 

 

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-Ku-


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