東京都世田谷区・I様 外壁塗装・屋根カバー工法 現場調査
2024年3月2日更新
東京都世田谷区のI様より、外壁塗装・屋根カバー工法のお見積り依頼をいただきました!
【相見積もりを取ってるとのご相談でした】
築年数15年の中古物件をご購入され、外装リフォームを依頼する業者を探しているとご相談くださいました。
既に2社から見積もりを取ったが、適正価格かどうか判断できないし、説明も難しかったとのことでした。
外装リフォームは複数の業者から見積もりを取る方がとても多いです。
その理由は建物によってベストな施工方法が異なります。
提案する業者は業者によって違い、例えばA社は屋根塗装を、B社は屋根カバー工法を勧めることがあります。
費用も同じ家の工事、同じ材料を使っても業者によって費用が違います。
A社では100万円の見積もりが、B社では80万円だったということも少なくありません。
また、対応の良し悪しも業者によって異なります。
専門用語ばかり使われると何の工事をされるのか分からないですよね。
質問をしても明確な答えがかえってこなかったり、横柄な態度を取られると安心して工事を任せられません。
ベストな施工内容、適正価格、業者との相性を見るためにも、相見積もりがおすすめです。
【外壁】汚れや錆びが目立っていました
こちらがI様邸の外観です。
モルタル外壁の汚れ、バルコニーの笠木から落ちてきた錆びが目立っていました。
モルタル外壁というのは凸凹とした模様が全体に付いているので、ツルツルした外壁よりも汚れが残りやすいものです。
そのため、汚れが付着しにくい塗料での塗装を提案させていただきました。
また、モルタル外壁というのは錆びは起こりません。
これは『もらい錆び』という現象で、鉄部の錆びが他の部材に移ることを言います。
今後、錆びが広がらないようにバルコニーの笠木の錆びを除去し、錆び止めを塗布する必要があります。
外壁塗装というのは見た目を綺麗にすることも目的の1つですが、1番は外壁材の保護です。
モルタル外壁やサイディング外壁は塗装によって防水性を持たせています。
防水性は効果を徐々に失っていき、ひび割れを起こすようになり、最終的には雨漏りに発展します。
そうならないよう、定期的に外壁塗装をして防水性を持たせることが大切です。
また、外壁塗装では色を変えられるのも目的の1つです。
当社にご依頼いただくお客様は「今までの色と同じ色」と「違う色に変えたい」というご希望は大体半々です。
I様は少し色を変えたいとのご希望でした。
既存の色はこのように全体的にクリーム色の外壁でした。
どのような色にしたいか伺うと「ちょっとだけ変える感じで、柔らかい雰囲気」とのことで、様々なパターンを提案させていただきました。
その中からお選びいただいたのが、全体はクリーム色でバルコニー部分の外壁を濃いクリーム色にするデザインを気に入られました。
【屋根】色褪せ、ひび割れなど
屋根はスレート瓦で、全体的に色褪せ、ところどころにひび割れが起こっていました。
スレート瓦も塗装によって防水性を持たせています。
色褪せは塗装の劣化を表す現象です。
そして防水性を失うとスレート瓦が雨水を吸収するようになります。
雨水を吸収、乾燥を繰り返すことによって、このようにひび割れが起こります。
定期的な塗装をすることでスレート瓦の寿命を延ばすことができます。
どれだけメンテナンスをしていても、スレート瓦の寿命は約30年と言われています。
メンテナンスをしていなければ、それよりも短くなりますし、お住まいの環境にもよります。
目安としてはスレート瓦を使用して20年以上経っていたら塗装ではなく、カバー工法か葺き替え工事がおすすめです。
今回はカバー工法を提案させていただきました。
この屋根の上に新しい屋根材を葺く工事です。
既存の屋根の上に新しい屋根を葺くことで、既存の屋根材の撤去費用・処分費用が節約できます。
ただ、棟板金と雪止めだけは撤去します。
屋根材が二重になるので重たくなり、耐震性は下がりますが、コスト削減・断熱材の向上・野地板の結露防止になるなどのメリットがあります。
スレート瓦の劣化状態が深刻な場合は葺き替え工事になりますが、そうでない場合は大抵カバー工法を行います。
【バルコニー】物干し竿の錆びが移っていました
バルコニーの床の防水層には物干し竿の錆びや物を置いていた跡が残っていました。
バルコニーは屋根がないので、雨水や紫外線の影響を直に受けます。
そのため、物干し竿が錆びやすかったり、防水層の劣化スピードも早いです。
防水層の劣化を放置すると、ひび割れが起こり、雨漏りに繋がる恐れがあります。
今回はウレタン防水を提案させていただきました。
液状のウレタン樹脂で防水層を作る工事で、どんなに複雑な形状の場所でも施工することができます。
軽量なので建物にも負担がかかりませんし、費用も安価です。
防水工事をすることで、見た目も美しくなります。
【付帯部】雨樋や軒天も傷んでいました
付帯部(ふたいぶ)は、屋根・外壁以外の建物のパーツを指し、外にある部材ですから劣化もしやすいです。
雨樋の塗膜や軒天も劣化していたので塗装が必要です。
「とりあえず屋根だけ」「外壁だけ」とご依頼いただくお客さまも、最終的に付帯部の塗装もご希望されることがほとんどです。
屋根や外壁だけが綺麗になっても、雨樋や軒天がボロボロだったり汚れていると目立ってしまうものです。
見た目もそうですが、付帯部が雨漏りの原因になることもあるので塗装で保護しましょう。
調査結果をもとに見積もり書を作成し、詳しい施工内容やその理由をできるだけわかりやすくご案内しました。
「見積もりを取った業者の中で、一番わかりやすかった」と、正式にお申込みくださいました。
とても嬉しかったです、ありがとうございます。
I様にご満足いただけるよう、精一杯頑張ります!
施工の様子は着工後、施工事例のページにてお伝えします。
各工程ごとに随時更新していきますので、ご覧いただけますと幸いです^^
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