屋根に登る際の正しいはしごのかけ方を解説
2021年7月14日更新
屋根の点検やちょっとした修繕などをDIYで行おうとした場合には、基本的にはしごを利用するものでしょう。
普段からはしごを利用していない方がいざ登ろうとすると、意外に恐怖心を抱くことも多くあります。
はしごを使って安全に屋根を昇り降りするためには、正しいはしごのかけ方が重要になるのです。
そのためこの記事では、正しいはしごのかけ方について解説します。
はしごを使って屋根に登る予定がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
はしごは平たんな軒先に
はしごをかけるのは、必ず地面と平行になっている軒先にしましょう。
屋根が斜めになっているケラバにかけてしまうと固定することが難しく、横滑りが発生してしまう要因になります。
また、地面も平たんな場所を必ず選ぶようにしましょう。
設置する場所を誤ると、その時点ですでに転倒や落下のリスクが高まってしまいます。
立てかけ角度は75度
はしごを立てかける際の角度は、75度が最適です。
これ以上に傾斜が90度に近づくと強風が吹いた時やバランスが崩れた際に、後ろに倒れてしまう可能性があります。
その逆に0度に近づいていくと徐々に足場が滑りやすくなり、はしごと一緒に前方向に倒れてしまいやすくなります。
「角度は75度」などと聞くと細かすぎるような印象を受けるかもしれませんが、角度が変わることで力のかかり方が変わるため、想像以上に重要な要素なのです。
はしごはしっかり固定
はしごはただ屋根に立てかけるだけでなく、しっかりと固定することが大切です。
はしごの先端を木の幹や柱に紐などでしっかりと固定するようにしましょう。
はしごを固定するメリットは安全性だけでなく、登りやすさの向上にもつながります。
また、はしごを押さえる人を用意するのも、効果的でしょう。
ただしその際にはしっかりと声を掛け合い、不必要な事故を避けることが大切です。
はしごの上端は60cm以上出す
はしごを立てかけた時の安定感を増すには、立てかけた場所から上に60cm以上はみ出させることが大切です。
もしこれよりもはみ出した部分が短い場合、少々の揺れでも倒れやすくなってしまうため気をつけましょう。
なお、60cm以上という数値は「労働安全衛生法」という法律で決められているため、プロは必ず守っている数字だと言えます。
屋根へのはしごの適切なかけ方を覚えましょう
今回は、屋根へのはしごの適切なかけ方について解説してきました。
安全なはしごのかけ方を理解する材料となりましたでしょうか?
はしごを利用する際の安全性はかけ方によって大きく変わるため、気をつけるようにしましょう。
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