片流れ屋根のデメリットは?一般的な注意点を紹介
2021年7月14日更新
近年人気の高まっている屋根形状の1つである片流れ屋根には、「低コスト」「高いデザイン性」など様々な魅力があります。
しかし、実際に家屋を立てる計画を立てる際には、片流れ屋根が持つ注意すべきポイントについても目を向けることが大切でしょう。
この記事では、片流れ屋根のデメリットについて4点に整理して解説します。
新たに家を建てる予定がある方や片流れ屋根のデメリットを知りたい方は、ぜひとも参考にしてみてください。
屋根・外壁が劣化しやすい
デメリットとしてまず挙げられるのが、屋根・外壁が劣化しやすいことです。
外壁の4面のうち3つの外壁面には小さな軒しかついておらず、中には全く軒が設置されていないタイプの家屋もあります。
軒が無いと紫外線や風雨によるダメージを外壁が直接受けてしまうため、結果として劣化のスピードが高まってしまうのです。
また、屋根は1方向にしか下がっておらず、よくある三角形の屋根と比較すると単純に2倍の雨水が屋根を流れ落ちます。
そのため、屋根の劣化も必然的に早まるのです。
雨漏りしやすい
一枚屋根でジョイント部分も無いため雨漏りがしにくいと言われることもありますが、破風板と野地板の境目から浸水する可能性があります。
さらに軒天換気口からの浸水や結露による劣化が原因の浸水などが発生するケースもあり、防水性に気をつけなければ雨漏りのリスクが高まってしまうのです。
片流れ屋根を選択する際には、浸水への対応策も充分に検討する必要があるでしょう。
日照時間の確保がしにくいことも
家の建て方によっては、日照時間の充分な確保が難しいケースもあります。
都市部の狭小地に建築をする際には、北側傾斜による高さ制限を理由として北面片流れ屋根となっているケースが多くあります。
そしてこの場合、屋根への日照時間を確保しづらくなってしまいます。
このケースで問題となるのが、日光を充分に浴びないと屋根裏の湿気が溜まってしまい、野地合板の腐朽劣化が早まってしまう点です。
換気がしにくい
屋根の形状から自然な換気が起きづらい点も、片流れ屋根のデメリットだと言えます。
よくある三角屋根の家では、屋根裏に換気口を設けることで自然に換気を促しています。
換気口は空気が入る所と出る所の2カ所が無ければ風の流れを生み出せないのですが、片流れ屋根の場合は1方向にしか換気口を作れないため、自然な換気を促しにくいのです。
片流れ屋根のメリット
これまではそのデメリットに関して述べてきました。
次の記事では、そのメリットにも着目しております。是非ご参照ください。
片流れ屋根のメリット4選!片流れ屋根は低コストでおしゃれです!
片流れ屋根のデメリットを押さえておこう
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、片流れ屋根を選択するデメリットがご理解いただけたと思います。
片流れ屋根を選択する際には雨漏りや日照時間などに気をつけ、導入するかどうかは総合的に判断しましょう。
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