【徹底比較】塗料選びで後悔しない!シリコン・フッ素・無機の違いと選び方
2025年2月10日更新
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みなさんこんにちは!
東京都世田谷区・中野区の雨漏り修理・外壁塗装専門店のホームテックワンです。
外壁塗装を依頼する時、施工業者から「どの塗料にしますか?オススメはこちらです!」なんて言われても「どういった判断基準で塗料の種類を選べばいいのかわからない…」とお悩みではありませんか?
塗料にはシリコン・フッ素・無機をはじめ、さまざまな種類があります。
もちろん、それぞれ耐久性や価格も異なります。
「安いものを選んで後悔しないか?」「高価な塗料を選べば本当に長持ちするのか?」と、迷ってしまう方も多いでしょう。
塗料選びで重要なのは単に価格や耐久年数だけではありません。
お住まいの立地やライフスタイル、価値観に合った塗料を選べば、メンテナンスの負担を減らして、より快適に住み続けることができます。
この記事では、塗料の種類ごとの特徴や違いをわかりやすく解説し、あなたに最適な選び方をお伝えします。
外壁塗装で失敗したくない人は必見です!
「どんな塗料がある?」主流は3種類
外壁塗装に使われる塗料には多くの種類があります。
その中でも、ぜひ基礎知識として押さえておきたいのは、現在主流になっている「シリコン塗料」「フッ素塗料」「無機塗料」の3種類です。
それぞれ異なる特徴があり、価格や耐久性、お手入れのしやすさが変わります。
代表的な塗料「シリコン・フッ素・無機」の基本
シリコン塗料
シリコン塗料は、樹脂の中にシリコン成分を含んだ塗料です。
耐久性とコストのバランスが良く、多くの住宅で採用されています。
おおよその耐用年数は10~12年程度で、塗り替えの頻度を抑えつつも手頃な価格で施工できます。
汚れがつきにくく、比較的メンテナンスがしやすいのも特徴です。
フッ素塗料
フッ素塗料は、フッ素樹脂を主成分とする塗料で、高い耐久性を持っています。
15年と長期間にわたって劣化しにくく、紫外線や雨風に強い性質があります。
親水性が高いのもポイントです。
汚れが付着しても雨で流れ落ちやすく、美観を長く保てるのが魅力です。
ただし、シリコン塗料に比べて価格は高めになります。
無機塗料
無機塗料は、無機成分(ガラスやセラミックなど)を主成分とした塗料で、耐久性が最も高いとされています。
耐用年数は20~25年以上と長いものもあります。
紫外線や酸性雨にも強いため、劣化しにくいのが特徴です。
カビやコケが生えにくく、外壁の美しさを長く維持できます。
価格は3種類の中で最も高額ですが、長期的に見ると塗り替え回数が少なく済むため、トータルコストを抑えられる場合もあります。
塗料を選ぶ際に重要なポイント
塗料を選ぶ際には、以下の3つのポイントを考慮しましょう。
1. 耐久性とお手入れのしやすさ
塗料の耐久年数は、10年程度から25年以上までさまざまです。
長持ちする塗料を選べば、塗り替え回数を減らせるため、長期的なコストを抑えられます。
初期費用とのバランスも考えながら、無理のない範囲で選びましょう。
また、塗装後のお手入れがしやすいかどうかも重要です。
雨で汚れが落ちやすいフッ素塗料や無機塗料は、日常の手入れを軽減できます。
2. 仕上がりの美しさ(光沢や色持ち)
塗料によって、仕上がりのツヤや色持ちが異なります。
シリコン塗料は5~7年ほどでツヤが落ちてくることがありますが、フッ素塗料や無機塗料は10年以上美しい光沢を維持できるケースがほとんどです。
外観の美しさを長く保ちたい場合は、耐候性の高い塗料を選ぶと良いでしょう。
また、色あせしにくい無機塗料は、美観を長く維持したい方におすすめです。
3. 建物の立地や環境に合った選び方
建物の立地や周囲の環境によって、適した塗料は異なります。
・道路沿いや交通量の多い場所 → 汚れが付きにくいフッ素塗料や無機塗料が適している
・日当たりの良い場所 → 紫外線に強く、色あせしにくい無機塗料が最適
・湿気が多い場所 → カビやコケが生えにくい無機塗料が有効
それぞれの環境に適した塗料を選ぶことで、より長持ちさせることができます。
【シリコン塗料】コスパの良さで人気のスタンダード
シリコン塗料は、外壁塗装の中でも特に人気のある塗料です。
コストと性能のバランスが良く、多くの住宅で採用されているからです。
シリコン塗料が「スタンダード」といわれる理由
外壁塗装にはさまざまな種類の塗料がありますが、シリコン塗料は「標準的な選択肢」として広く使われています。
実際、戸建て住宅における塗装工事では、シリコン塗料が採用されるケースが多く、リフォーム会社でもおすすめされることが多いです。
その理由は、以下の3つです。
1.耐久性が比較的高い
シリコン塗料の耐用年数は10年程度とされており、適切な環境で施工すれば、10年を超えてもしばらくは美観を維持できます。
これは、塗料の成分に含まれるシリコンが紫外線や雨風の影響を受けにくい性質を持っているためです。
ただし、立地や環境によっては、もう少し短くなることもあります。
2.汚れに強く、防カビ・防藻性能も期待できる
シリコン塗料は、表面が比較的滑らかで、汚れが付きにくいという特徴があります。
防カビ・防藻剤が配合されているものも多く、湿気がこもりやすい北側の壁や日陰になりやすい場所でも、比較的清潔な状態を保ちやすいです。
ただし、完全に汚れがつかないわけではないため、定期的な点検や掃除が必要になります。
3.価格が手頃でコスパが良い
シリコン塗料は、耐久性に優れながらも、比較的リーズナブルな価格帯で提供されています。
たとえば、ウレタン塗料よりも耐久性が高いのに、フッ素塗料ほど高額ではないため、コストを抑えつつも長持ちする塗料を選びたい方にぴったりです。
一度の施工費用を抑えながら、次回の塗り替えまでの期間を長くできる点も、人気の理由となっています。
シリコン塗料を選ぶ際に知っておきたいこと
シリコン塗料を選ぶ際にいくつか知っておくべきポイントがあります。
塗料のグレードによって性能が異なる
「シリコン塗料」とひとくちに言っても、メーカーや商品によって成分や性能が異なります。
安価なものと高品質なものでは、耐久性や汚れにくさに差が出ることがあるため、価格だけで選ばず、性能を確認することが大切です。
ツヤあり・ツヤなしが選べる
シリコン塗料には、ツヤのあるタイプとツヤを抑えたタイプがあります。
ツヤありのものは、光沢があり新築のような仕上がりになりますが、ツヤなしのものは落ち着いた雰囲気で、和風の家にもよく合います。
好みによって選べるので、事前に仕上がりのイメージを考えておくと良いでしょう。
下地の状態によっては施工方法が変わる
シリコン塗料は、基本的にどんな外壁にも使えますが、ひび割れや汚れがひどい場合は、下地処理をしっかり行わないと密着が悪くなります。
特に、古い塗膜が残っている場合や、モルタル外壁のひび割れがある場合は、適切な下地処理が必要です。
シリコン塗料は、コスパの良さと使いやすさから、多くの住宅で選ばれています。
しかし、細かい性能の違いや塗装方法についても理解しておくと、より満足度の高い仕上がりになります。
塗り替えを検討する際は、施工業者とよく相談しながら、自分の家に合った塗料を選びましょう。
【フッ素塗料】長持ち&コスパ良好! 美観をキープ
フッ素塗料は、耐久性と美観を重視したい方におすすめの塗料です。
シリコン塗料よりもグレードが高く、価格は少し上がるものの、長期間メンテナンスを減らせるのが大きな魅力です。
フッ素塗料は性能とコストのバランスがいい
フッ素塗料には以下のような特徴がありコストパフォーマンスに優れています。
耐久年数が長く、美観を維持しやすい
フッ素塗料の耐用年数は約15年と、シリコン塗料よりもさらに長持ちします。
紫外線や雨風に強く、色あせしにくいため、新築のような美しさをできるだけ長く保ちたい方には最適です。
マンションや公共施設でも広く使用されています。
紫外線や汚れに強い
フッ素塗料は、耐候性が非常に高いことで知られています。
塗膜が硬く、紫外線による分解を受けにくい特性を持っているためです。
親水性も高く、雨水が汚れを浮かせて流してくれる「セルフクリーニング効果」も期待できます。
そのため、頻繁にメンテナンスをしなくても、比較的きれいな状態を維持しやすいのがメリットです。
メンテナンス頻度を減らせる
シリコン塗料なら10〜15年ごとに塗り替えが必要なところを、フッ素塗料なら15年以上持つため、トータルのメンテナンス回数が減ります。
一度の施工費用は高くても、将来的なコストパフォーマンスは優れているといえるでしょう。
フッ素塗料を選ぶ際に知っておきたいこと
価格はシリコン塗料より高め
フッ素塗料は高性能ですが、シリコン塗料よりは価格が上がります。
初期コストを抑えたい場合には、ややハードルが高く感じるかもしれません。
塗り替え頻度を減らせる点を考慮すると、長期的なコストバランスは決して悪くありません。
塗膜が硬いため、ひび割れには注意が必要
フッ素塗料は耐久性が高い反面、塗膜が硬めなので、モルタル外壁などのクラック(ひび割れ)が生じやすい建物では、下地処理をしっかり行う必要があります。
フッ素塗料は、優れた耐久性と美観維持のしやすさから、高品質な外壁塗装を求める方に選ばれています。
しかし、塗膜が硬いため下地の状態や施工方法にも注意が必要です。
施工業者とよく相談しながら塗装計画をたてましょう。
【無機塗料】驚きの耐久性!18年以上長持ち
今回ご紹介している3種類の塗料のうち最も耐久年数が長いのが無機塗料です。
無機塗装の耐久年数が長い理由
無機物は紫外線などにさらされても劣化が起こりにくい
無機塗料は、セラミックやガラス成分を含んだ塗料で、紫外線や雨風による劣化が非常に少ないのが特徴です。
劣化しづらいので耐久年数が長い
耐久年数は商品によって異なりますが約18~25年と長く、一度塗装すれば長期間メンテナンスの手間を減らせます。
優れた防汚性を発揮する
親水性が高いため、外壁についた汚れが雨とともに流れ落ちやすく、美観を維持しやすいのも魅力です。
そのため、汚れが気になる道路沿いや、塩害の影響を受けやすい沿岸部でも優れた効果を発揮します。
無機塗料を選ぶ際に知っておきたいこと
塗膜が硬いので施工時の下処理が肝心
無機塗料は非常に耐久性が高い一方で、塗膜が硬く、建物の動きに対して追従しにくいという特徴があります。
ひび割れしやすい外壁材の場合、施工前の下地処理をしっかり行うことが重要です。
建物の状態に合わせて選択する
初期費用は高めですが、塗り替え回数を減らせるため、長期的にはコストを抑えられる可能性があります。
施工業者と相談し、建物の状態に合った適切な下地処理や塗料の種類を選ぶことが、無機塗料のメリットを最大限に活かすポイントです。
無機塗料は、高い耐久性と優れた耐候性が特徴で、特に過酷な環境に強い塗料です。
その特性を最大限に引き出すためには、施工時の細かな配慮が重要です。
たとえば塗膜の定着に適した条件を整えることや、乾燥時間を守ることです。
無機塗料を選ぶ際は、施工業者としっかりと相談し、環境や塗装面に最適な方法で施工してもらうことが、長期的な満足度に繋がります。
どの塗料が我が家に合う?ライフスタイル別おすすめ塗料
主な3種類の塗料の特徴は以下のとおりです。
コストパフォーマンスに加えて、ライフスタイルに合わせて最適なものを選ぶことが大切です。
塗料の種類 |
耐久年数 | こんな人におすすめ |
シリコン塗料 | 10〜12年 | 10年後の塗り替えまでのメンテナンスができて、初期コストを抑えたい人 |
---|---|---|
フッ素塗料 | 15年程度 | 防汚効果とコストと耐久性のバランスを重視する人 |
無機塗料 | 18~25年 | 初期費用がかかっても、塗り替え回数を減らしたい人 |
【シリコン塗料】コストを抑えつつ、定期的にメンテナンスできる人向け
こんな人におすすめ
・初期費用を抑えたい
・定期的にメンテナンスができる
・10年程度で違う外壁を違う色にしたい
シリコン塗料は、初期費用を抑えつつ、定期的に塗り替えを行いたい方におすすめです。
シリコン塗料は、比較的リーズナブルな価格で、10〜15年程度の耐久性を提供します。
汚れが目立つ際には高圧洗浄を依頼するなど、定期的なメンテナンスをすることで、長期間にわたって安定した外観を維持できます。
他の塗料に比べて手頃な価格で施工できるため、一度に大きな出費となるのを避けたい方にぴったりです。
【フッ素塗料】耐久性とコストのバランスを重視する人向け
こんな人におすすめ
・長期間メンテナンスを減らしたい
・美観を長く保ちたい
・コストパフォーマンスを重視したい
フッ素塗料は、耐久性とコストのバランスを重視する方におすすめです。
フッ素塗料は耐用年数が約15年程度と、シリコン塗料よりも長持ちします。
コストパフォーマンスを考えると非常に優れた選択肢です。
【無機塗料】長期的なメンテナンスコストを抑えたい人向け
こんな人におすすめ
・長期間メンテナンスフリーで暮らしたい
・美観を長期間維持したい
・初期費用を高くしてでもトータルコストを削減したい
無機塗料は、長期間のメンテナンスコストを抑えたい方におすすめの高耐久性塗料です。
初期費用は高めですが、その耐久性を活かして、トータルでのコスト削減が可能です。
特に汚れの付きにくい美しい外観を重視し、長期的にメンテナンスを減らしたい方に最適です。
外壁塗装を成功させるならプロに相談するのがおすすめ!
外壁塗装を成功させるためには、プロのアドバイスを受けることが重要です。
専門知識を持った業者に相談することで、塗料選びや施工の質が格段に向上し、より長持ちする美しい外壁を実現できます。
自宅の外壁材や劣化状況に合う塗料をプロが提案
外壁塗装を行う際、最も重要なのは「自宅に合った塗料を選ぶこと」です。
外壁材や劣化状況によって最適な塗料は異なります。
プロは、実際に現地を見て、家の状態にぴったりの塗料を提案してくれます。
専門家ならではのアドバイスで、耐久性や仕上がりにもこだわった選択が可能です。
「ただ塗ればいい」ではなく、下地処理や施工の質も大切
外壁塗装は「ペンキを塗るだけ」ではありません。
下地処理や塗料の塗り方が仕上がりに大きな影響を与えます。
プロの職人は、塗装前に必要な下地処理をしっかりと行い、塗料が長持ちするような施工をします。
施工の質にこだわることで、見た目の美しさや耐久性が大きく向上します。
各工程の大切さを熟知したプロが、お住まいに合わせて塗料選びのアドバイスをすれば、美しく長持ちする外壁塗装が実現します。
ホームテックワンなら自社施工で安心の品質コストを抑えつつ、質の高い施工が可能
ホームテックワンでは、メーカーから直接塗料を仕入れ、自社施工を行っています。
余分な中間マージンを削減し、コストを抑えつつ高品質な施工が実現できます。
ホームテックワンには経験豊富な職人が揃っており、確かな技術力を提供しています。
塗装作業のすべてを熟練の職人が担当するため、施工品質に妥協はありません。
塗装後の仕上がりに満足していただけること間違いなしです。
ホームテックワンでは、お客様の予算や要望に応じて、最適な塗装プランを提案しています。
専門家のアドバイスを受けることで、納得のいく塗装計画を立てることができますよ。
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