災害や停電!太陽光発電や蓄電池でどれだけカバーできる?

災害や停電!太陽光発電や蓄電池でどれだけカバーできる?

みなさんこんにちは! 東京都世田谷区・中野区の雨漏り修理・外壁塗装専門店のホームテックワンです!

近年、地震や台風などが増加傾向にあり、災害時における自家発電の重要性が注目されています。これからの住まいにおいて、エネルギーの確保と安全な生活は非常に重要になっています。

今回は災害の影響による停電時に備え、頼りになる太陽光発電や蓄電池のメリットや、どれだけ災害や停電時にカバーできるのか探っていきたいと思います!

災害や停電時の備えとして重要な太陽光と蓄電池



2024年1月1日に能登半島を襲った地震では最大で約4万戸の住宅で停電が起き、震災から1ヶ月経った今、99%復旧したと言われていますが、その影響は今も続いています。

太陽光パネルで日中発電した電気を蓄電池に蓄えることにより、夜間や停電時にも電気を使用することが可能になります。

しかし、蓄電池の容量には限りがあるため、停電が長引くと電力を使い果たしてしまう可能性がありますが、太陽光発電で作った電力を蓄電池に蓄えれば、電気を補充でき使いたい時間を選ばず利用できます。

自立運転モードは災害時や停電時にどれくらいの電力をカバーできる?

蓄電池は容量によって供給できる電力の時間が変わってきます。

容量が大きいほど、より長時間にわたって電力供給が可能になり、通常の家庭用途であれば、数時間から十数時間の間にわたって電力供給が期待できますが、災害時に蓄電池を使用する場合、使用できる電化製品についても理解をしておくことが重要になります。

主な家電の消費電力(TEPCOHPより引用)

電化製品名消費電力
エアコン(10畳用)冷房時:580W/暖房時:660W
IH調理器2000W〜3000W
洗濯乾燥機(ドラム式)洗濯時:200W/乾燥時:1300W
電子レンジ500W〜1500W
電気ポット700〜900W
ドライヤー1200W
液晶テレビ(42型)210W
冷蔵庫250W
LED照明20〜40W

停電時における1日の消費電力は約4kWhと言われていますので、一般家庭で蓄電池を使用することを想定した場合、容量が4kWh以上の蓄電池で1日分の電力は賄えると言えそうです。

蓄電池で実際にカバーできる時間はどのくらい??

4kWhの蓄電池でも、使用する電化製品によって電力を使える時間は異なってきます。
今回は、停電時の生活に必要な最低限の機能を長時間に渡って維持することに長けた「特定負荷型」の蓄電池を使用した場合の時間をみていきましょう。

使用する電化製品名1時間あたりの消費電力1日の使用量(目安)1日の消費電力
冷蔵庫30W24時間720W
LED照明34W(1部屋)6時間206W
液晶テレビ150W3時間450W
携帯充電器20W3時間60W

1日の消費電力:720W+206W+450W+60W=1,436W
電力を使用できる日数:4000kW÷1436W=2.8日

最低限の生活をするとなると、1日の消費電力は約1,436Wになり、4kWhの特定負荷型の蓄電池を使用した場合は、約2.8日分カバーできることがわかります。

これに、太陽光発電を組み合わせることにより、電力供給を延ばすことが可能です。
晴れた日に十分な太陽光を得ることができれば、太陽光発電システムの非常用コンセントからは、最大1500Wの電力を使用することができます。

1500Wとなると、先ほど算出した約1日分の電力を賄うことができそうですね。

最低限必要な容量は、「使用する電化製品の総電力×使用時間」で計算が可能ですが、正確な数値を求めるには、太陽光発電システムによる発電量なども考慮する必要があるため、細かく計算したい場合は、メーカーや設置業者に相談するのがおすすめです。

太陽光発電・蓄電池でお困りならホームテックワンにお任せください!

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不安なことや、疑問に思われていることなどもお気軽にご相談ください!

FIT制度終了に伴う蓄電池の重要性とメリット

FIT(固定価格買取)制度が2019年に終了するなど、再生可能エネルギー政策の変化に伴い蓄電池の導入が改めて注目を集めています。

※FIT制度とは?
「固定価格買取制度」の略で、再生可能エネルギー発電事業者に対して発電した電力を国が一定の価格で買い取る制度。太陽光発電の余剰電力は、固定価格での買取期間が10年間と定められているため、2009年11月に開始した余剰電力買取制度の適用を受けた方から、2019年以降10年間の買取り期間を順次満了していくことになる。(経済産業省資源エネルギー省Q&Aより引用)



以下は蓄電池を設置することで生じるメリットの一部です。

災害時・停電時に非常電源として使える蓄電池は停電時に非常用電源として機能し、家庭などで電力供給を確保します。これにより、停電中でも必要な家電や機器を使用でき、生活の中断を最小限に抑えます。
自家消費の増加太陽光発電と組み合わせることで、昼間に発電した電力を蓄電池に蓄え、夜間や雨天時に使用することができます。
電力供給の安定性向上蓄電池を導入することで、電力供給の安定性が向上します。停電時や急激な電力需要の増加時に、蓄電池が補助的な電力供給源として機能し、電力のピークカットが期待できます。

なお、卒FIT後は売電継続も可能ですが、FIT制度が始まった2012年度が1kWhあたり42円での売電価格であるのに対し、2023年度は1kWhあたり16円と10年間で半分以下になっていますので、蓄電池を導入して電気の自家消費をした方が良いという流れになってきています。

そもそも蓄電池の自立運転モードとは?

蓄電池の自立運転モードとは、太陽光発電や蓄電池を電力会社の送電網から切り離した状態で家庭内のみに電力を供給する仕組みで、停電時でも蓄電池が自立的に運転を行うことにより、蓄電池内に貯めた電力を使用できる機能です。
この自立運転モードこそが、災害・停電時にとても活躍するのです。

太陽光発電との組み合わせることで生まれるメリット

緊急時の電力供給

太陽光発電と蓄電池の組み合わせは、発電と同時に電力を貯蔵することができるため、災害時や停電時に安定した電力供給が可能です。これにより、ライトや通信機器、必要な家電を稼働させることができます。

停電時の自家発電

通常の電力供給が途絶えた場合でも、太陽光発電と蓄電池は自家発電を可能にします。これにより、基本的な生活用電力を確保できるため、停電時の不便を軽減できます。

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太陽光パネル・蓄電池などに使える補助金も有効活用しよう!

現在、国や自治体による太陽光パネル・蓄電池などに使える補助金も増えてきています。
ただし、自治体ごとに募集期間や補助金額が異なるので注意しましょう。また、太陽光発電システムとの連携が条件など、それぞれに補助金を受けるための条件も異なります。

下記ページでは補助金について紹介をしていますが、現在と変更している可能性があるため、補助金についてのご不明点は当店にお気軽にお問い合わせください。

ちなみに、東京都では2025年4月以降に建設される住宅には、太陽光パネル設置を義務化されると言われているなかで、2023年には太陽光パネル+蓄電池設置への補助金が大幅にアップしています!

これらの補助金をうまく利用して、太陽光パネルや蓄電池の設置をすることをおすすめいたします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

太陽光パネルや蓄電池は自家消費のためだけではなく、昨今の日本においては災害時や停電時に活躍するものと言っても過言ではありません。

蓄電池の設置の初期費用こそかかりますが、2022年から続く電気料金の高騰問題により、2023年からは「売電をするよりも、蓄電池で自家消費するほうが経済メリットが高い」という状況になっており、売電単価よりも買電単価が大幅に高くなっているのです。

よって、蓄電池の導入により毎月の電気代を抑えられ、さらに災害時の備えにもなる存在なのです。条件はあれど、補助金をうまく活用することを念頭に入れて、検討してみてはいかがでしょうか。

太陽光パネルや蓄電池でのお悩みはホームテックワンにお問い合せください!

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太陽光パネルや蓄電池の設置にお悩みの方、設置に関する無料見積もりなど、お気軽にご相談ください!